「太陽と緑に親しむ健民祭り」と銘打った第25回健民トリムマラソン大会は、9月23日、金沢市内を流れる犀川の河川敷コースで開催された。秋分の日にふさわしい快晴だったが、ランナーにとっては暑すぎで、河川敷特有の強風も相まって好条件とは言えなかった。
10月1日の「弘前・白神アップルマラソン大会」の最終調整を兼ね、夫婦揃って10キロの部に出場。私の頭には、先週の金沢城下町ハーフの途中関門不通過の嫌な記憶が残っていたが、コースはフラットで制限時間が無いので変なストレスを感じなくてすんだ。
3・5・10・20キロの4部門同時スタートのため、隊列がばらけるまで、川べりの鴨や白鷺の姿やススキの穂が風になびくのを見やりながら縦列になって走る。往路は追い風、折り返し後は強い向かい風を真正面から受けた。視界が良く、白山の遠景を望むことができ、周辺の景色にも秋色が漂い始め、すがすがしい気分にひたった。
タイムにこだわらずに、最後まで二人並走するつもりだったが、1キロ過ぎではぐれてしまい、別々のレースになった。快走とは言えなかったが、私は54分50秒で納得。女房は62分14秒で目標タイム(60分未満)に及ばず不満顔。何よりも、先週の中盤以降失速した悪夢が吹っ切れたのが収穫だった。
毎回、世話役を務める、”金沢中央走ろう会”のメンバーに感謝!