プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★コロナ自衛策ア・ラ・カルト

2020-03-26 08:28:03 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナウイルスに感染しやすく、重症化する人は、「高齢かつ持病」に加えて「高血圧と喫煙」の4要素だと専門家は指摘する。

 原因は、毛細血管がもろく、血流不良につながるからだそうで、私の場合、「喫煙」以外は、すべて該当するので、重症化する可能性が高いことになる。

 しかし、東京では、新たな感染者は、高齢者よりも若年~中年層に多い。高齢者が自宅待機し、行動範囲の広い若年層が、クラスターやオーバー・シュートのリスクを高めていると思う。

 自衛措置として「3M」(密閉・密集・密接)を避ける以外は、どんな病気にも共通なので、ことさらコロナを特別視して騒がず、普段通りのリズムを崩さないように心掛けている。

 やがて、北国でも桜の季節を迎える。私には、冷え込んでいる消費喚起に協力すること位しかないので、「3M」に適した土地に出かけたいと思っている。

★東京五輪延期に思う

2020-03-25 09:12:06 | スポーツ
  東京オリンピックの1年延期が決まり、これからは、諸課題をどう調整するかのステージに移る。

 中止もあり得ると思っていたので、出口が見えた以上、一刻も早く、コロナの感染を終息させることが政府の責任になる。

 東京は、人口密度が高く、国内外の人の往来が激しいうえ、交通機関やイベントの規模が大きく、パンデミックの条件が揃っている。昨日時点で、感染者数が北海道を抜いてトップになったが、今後、さらに増加する気配が濃厚だ。

 さて、2011年の東日本大震災の際、当時の東京都知事の「天罰」発言が物議をかもしたが、安倍総理は、五輪招致演説で「福島原発はアンダー・コントロール」と嘘をつき、エンブレムの盗用を始め、建設費用の膨張や競技施設の変更等々、ケチが付きまとい、マラソン会場の変更にまで発展した。

 東日本大震災とコロナウイルス以外は、すべて人災だ。関係者が、知恵を振り絞り、真摯に協力しあえばこの難局を乗り切れる。「世論が、権力を切り崩すことが出来る」ことを新型ウイルスが教えてくれた気さえする。

 

★自然界のいとなみ

2020-03-23 09:30:06 | 日記・エッセイ・コラム
 上方落語「貧乏花見」は、江戸では「長屋の花見」と呼ぶが、庶民の暮らし向きを題材にしたもので、二人の人間国宝(米朝・小さん)の得意噺の一つ。

 満ち足りた生活を当たり前に思っていると、すぐ不足を口にするのが、悲しいことに人間の性。

 ウイルスが、人間界をあざ笑っているかのような錯覚を覚えるが、自然界の営みは普遍で、今年の上野公園では、静かに花見を楽しむことが出来るようだ。

 分相応の生活の中に、背伸びせず、工夫して楽しみを見つけ出すのが、知恵。

 我が身を顧みつつ、「世の中に絶えてウイルスなかりせば 人の心はのどけからまし」。(^_-)-☆(?)

★コロナが止めた足羽川マラソン

2020-03-22 08:53:26 | スポーツ
 きょう開催される予定だった足羽川マラソンが中止になり、「醤油かつ丼と蕎麦」を食べ損ねた。にっくきコロナだ"(-""-)"。

 福井と言えば、「ソースかつ丼」だが、いささか食傷気味になり「醤油かつ丼」に替えたら、私の好みにあい、一年に一度の楽しみになった。

 今まで、武生・敦賀・大野・池田・南条・鯖江・丸岡等々、福井県内のロードレースに多く出場した理由の一つは、レース後に食べる蕎麦の楽しみだった。

 同じ蕎麦でも所違えば味も違い、店によっても特徴があり、蕎麦党なりの拘りがあった。

 私が望むものは、一時金や貸付金ではなく、行きたい時に行きたい所へ行き、マラソンで汗をかき、レース後にその土地の旬の食材を楽しむことだ。

 政府は、経済の悪化を嘆くが、誰もが持っているささやかな願望を叶えてくれるなら、抑圧された反動で、消費が大爆発し、景気回復はあっという間だ。

★コロナ・ショック≠リーマン・ショック

2020-03-21 08:22:53 | 日記・エッセイ・コラム
 政府は、新型コロナウイルスによる経済ショックは、リーマン・ショックを上回るとして、企業融資や個人への貸付、或いは、所得補償や一時金の支給等のメニューを並べた。

 しかし、リーマン・ショックは、投資銀行の経営破たんに端を発したので、資金投入で正常化できたが、コロナ・ショックは正体不明のウイルスで、全く異質のショックだとの認識が大切だ。

 感染終息を最優先しないと、人の移動制限が続く限り、どれだけお金を投入しても、落ちこんだ消費は回復しない。GDPの約60%を占める個人消費額が滞るのだから、経済全体に与える影響度が大きくなるのは、自明の理だ。

 経済・財政政策で解決できる事案ではないことを百も承知の麻生副総理には、「呪われたオリンピック」ではなく、「病原体をつき止めたら100億円」とか「有効なワクチンを開発したら1,000億円」の懸賞金を出すと言って、物議をかもしてもらいたいものだ。