プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★新型コロナウイルス:日本政府の責任

2020-03-20 08:16:03 | 日記・エッセイ・コラム
 日本政府の新型コロナウイルス対策の柱は、「感染拡大防止のための医療対策」、「休校」、「金融と所得補償」の三つで構成されている。

 しかし、「休校」や「金融と所得補償」に重点が置かれ、一番優先すべき「医療対策」が遅れていると感じたのは、厚労大臣が、「WHO事務局長からは、日本はよく抑え込んでいる」と評価されていると、国会答弁した時だった。

 一部専門家は、WHOが「検査・検査・検査」と強調する背景は、日本の検査体制の脆弱さに対する警告だと指摘しているし、中国や韓国と比べてみても、検査件数が劣っている。

 「ダイヤモンド・プリセス」号の船内隔離が「第二の震源地」を作ったと非難されたように、日本政府の対策が後手後手に回ったことは明白だ。

 中国や韓国が、政治的思惑があるにせよ、自国の成功体験やノウハウを他国へ支援し始めたが、日本に助言を求める国がない現実が重くのしかかる。

 日本は、ヨーロッパや中国・韓国等のような陸続きではなく、最も感染を封じ込みやすい島国だ。一日でも早く、「終息宣言」を出せれば、人・物が動き、経済のサイクルが好転する。

 政府は、昨夜の専門家会議の結果を踏まえて、新たな政策を打ち出すようだが、優先事項を間違えないで貰いたい。

★新型コロナウイルス対策:日豪の温度差

2020-03-19 09:13:38 | 日記・エッセイ・コラム
 オーストラリア政府は、中国本土、イラン、イタリア、韓国に居た外国人14日間を入国禁止にしていたが、さらに踏み込んで、警戒レベルを最も高い「渡航禁止」にした。

 感染者が、海外から帰国した人に多く、渡航しないことが最大の防御策として、無期限の渡航禁止としたもので、自国民が帰国できなくなる可能性もある。

 医療関係では、一定の条件(感染者と濃厚接触、発熱や呼吸器症状、2週間以内に海外渡航等)を満たせば、予約不要で、検査を受けられる措置をとった。

 学校関係では、一斉休校はとらず、大規模なイベント等を自粛している。全生徒を集める入学式や卒業式がない国なので、混乱の度合いが全く違う。

 購買関係では、高齢者救済として、マーケットは「高齢者専用時間」(閉店1時間前)を設けた。

 これらは、地域により差があるが、基本は「ひと」の視点であり、日本のように、何でもかんでも一律の対策とは全く違う。

★オンライン卒業式

2020-03-15 09:26:59 | 日記・エッセイ・コラム
 静岡県の某大学では、オンライン卒業式を行ったが、今までにないユニークな景色(まさに新型?)を生んでいる。

 スカイプに顔だけアップするので、下はパジャマ姿で卒業式に臨んだ学生が、「一生の思い出」とコメントしたのをみて、時代を感じた。

 私の卒業式は、65年前のことだが、何処で行われたかも出席したかどうかすら憶えていないが、不思議なことに、入学式の記憶は鮮明に蘇る。

 入学式は、老朽化が進んだ旧四校講堂で、「父兄の方々は、二階に上がらないで下さい」と、アナウンスされたことや、「世界で3つだけしかない城内のキャンパスで学べることを誇りに思ってください」との学長の祝辞は、今もなお忘れない。

 人の記憶構造は、稀有な体験や衝撃が強いほど、深く刻み込まれるので、今年の卒業生は、貴重な財産を得たとコロナを蹴散らして欲しい。

★選抜高校野球を止めたコロナ:続編

2020-03-14 09:21:15 | スポーツ
 12日の小ブログに、「続編希望」のほか、数通のコメントが寄せられ、関心の高い話題なのだと驚いた。

 思いのたけを書かせて頂くと、プロ野球とは異なり、高校野球は、甲子園出場が決まった時から、選手に限らず、家族や生徒に一般市民にいたるまで、元気付けられ、町全体が活気づく国民的なイベントだ。

 新型コロナウイルスのために、社会全体が委縮してしまっては、正常な心理状態が損なわれるリスクの方が大きい。一生に一度の機会を逸した高校生の今後の精神生活に与える負の財産の方が気掛かりだ。

 窮地に追い込まれた時こそ、逆に前向きな姿勢を示すべきだと、私は思っている。

 一般観客数を絞ったり、学校の応援団だけを優先入場にするなど、知恵を出せば、中止をする必要が全くない。高野連は、国民の願いと別の思惑で、結論を出したとしか、思えない。

★輪島に激震

2020-03-13 09:00:07 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の未明、揺れを感じて起きたが、短い間だったので、寝直した。

 しかし、午前7時のニュースで能登半島の輪島で震度5の地震が発生し、当金沢は震度3だったと知った。 現在のところ、一部土砂崩れが起きたが、死者や家屋倒壊などの大きな被害は出ていないが、まだしばらく余震が続くようだ。

 震度6強を記録した2007年の能登半島地震では、死者が出たほか、家屋の全壊686m棟、半倒壊1,700棟等、甚大な被害が発生した。

 当日、町内の役員会の最中だったので、会議を中断して自宅に戻ったことを記憶している。北陸は、自然災害が少ない方だが、備えの必要性は何処も同じだと油断を戒めている。