プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★コロナの呪い(3/3):日本郵便の社員にも

2020-04-15 08:04:35 | 日記・エッセイ・コラム
 4月12日の朝、日本郵便から、とっくに配達されている筈の荷物が送り返されてきた。

 お詫び文が添付されていたが、「4月2日以降、配達中止対象国を拡大する旨、4月1日付けのHPで周知している」とあったので、すぐに嘘だと分かった。

 しかも、「送料を返すので、返還請求書に必要事項を記入し、証拠資料と本人確認証明書を添えて窓口に持参するように」と書いてあったので、昔の高圧的な社風を感じ、一気に怒りのボルテージが上がった。

 まず、配達中止なら、窓口で受け付けないはずだ。再度、HPをチェックしたら、4月9日付けで「4月10日からオーストラリアを追加する」と更新されていた。

 EMSを送った4月1日から12日まで、荷物は宙に浮いていたことになる。郵便局に事実経過を訊くと「ここではわからない」と言うので、無駄を承知で、いきさつを調べるように抗議した。

 孫に喜んで貰いたい一心で送った大福やどら焼き、羊羹などをジジババが口にするのは酷な仕打ちだ。

 コロナの呪いは、一種の災害であきらめもつくが、人為ミスによる心の傷は、簡単には癒せない。

★コロナの呪い(2/3):国際郵便にも

2020-04-14 07:45:32 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナウイルスが世界規模で拡大し、娘からパースでは、日本食品が入手しにくくなって来たと聞き、必要な物を送ることにした。

 日本郵便のホームページで国際郵便物の受付・配達状況を確認すると、4月1日時点で、受付・配達停止国は124か国に達していたが、オーストラリアは対象外だったので安心した。

 しかし、状況が厳しくなると思われるので、急いで必要な物を買い込み、荷づくりをしてその日(4月1日)のうちに郵便局の窓口へ持ち込んだ。

 EMS便を使うと、通常、5~6日間で着くので、検疫が従来以上に厳しくなっても、10日間もあれば届く。

 12日のイースターの食卓に並べる賞味期限の短い物や、孫の大好きなどら焼き、豆大福等を送り終えると、嬉しそうに食べる孫の顔が浮かび、ささやかな満足感を味わった。

 ところが、コロナの災禍は免れたが、想定外の人災が待ち受けていた。

★コロナの呪い(1/3):防御不能

2020-04-13 08:43:02 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナウイルス問題の厄介なところは、「無症状保菌者」の存在で、どういった対策を講じても封じ込めない点に尽きる。

 この一週間、自分がどうすべきかを考えた結論は、「私はうつさないと思う。あなたはうつされると思う。」というパラドックスだった。

  韓国のように、個人情報を国家に提供し、感染者情報を公開すれば、有効な反面、使い方を誤ればプライバシーの侵害になる。

 そこで、私は、自分の行動記録を詳細に記録しておき、万が一、感染した場合、追跡調査出来るようにした。そう決めたら、今まで通りの生活パターンを守ることが出来るので、気が楽になった。

 ところが、「コロナの呪い」ともいうべき災難が襲い掛かって来た。

★「パンドラの箱」と「ノアの箱舟」

2020-04-06 08:28:26 | 日記・エッセイ・コラム
 すべての混乱は、安倍総理が、2月26日に大規模なイベント等の中止・延期要請した翌27日「全国の小中高校の一斉休校」を要請したところから始まった。

 2月27日から数えて、今日が40日目。私の頭の中で、旧約聖書の「ノアの箱舟」の40日間漂流がギリシャ神話の「パンドラの箱」と奇妙に同期をとり始めた。

 うろ覚えだが、ヨーロッパでは古来から、暗黙知として40日統治ルールがあったと学んだが、人間の抑圧されたストレスが極限に達するからだと理解した。

 政府が、「緊急事態宣言」と「緊急経済対策」をセットで出さないと、社会的な混乱が拍車をかける。

 ウイルス熱に侵されないように、しばらくブログを休止することにした。

 次回更新は、13日の予定。

★政府の経済対策(3/3):PC転換

2020-04-05 08:14:10 | 日記・エッセイ・コラム
 ピンチをチャンスにと言うが、コロナ危機を社会の構造改革に活かす好機と捉えたい。

 安倍政権の肝いり政策の「マイナンバー・カード」の取得率100%を基軸として、社会活動の基盤を固めるべきだと思う。

 2016年1月、「公平・公正な社会の実現」・「国民の利便性の向上」・「行政の効率化」を三本柱として、初期費用2,700億円を投じて発足した。しかし、2016年からの4年間で、維持費を加えると4,000億円以上を投入して、普及率はわずか14.1%に留まっている。

 「家庭への特別給付金」は、金額や「所得の多寡か、一律か?」ではなく、ナンバー・カード取得者限定の条件付きで、「一律支給」を提案したい。

 金額は、30万円でも50万円でも構わないが、取得率100%に近づけないと、税制改革や社会福祉制度への反映等々、制度導入の目的達成が遠のくばかりだ。

 一過性の消費喚起策では、災害のたびに、同じ議論を繰り返すばかりで、「のど元過ぎれば、、」になる。国の将来展望が拓ける使い方をお願いしたい。