プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★案愚のコロナ旅行①寛恕

2020-04-20 08:00:46 | 旅行記
 4月17日の衆院厚生労働委員会で、昭恵夫人が数十人の集団で、大分県に旅行していたことを追及された安倍総理大臣が、答弁した中身を知って、愕然とした。

 旅行の事実を認め、「小池東京都知事が、週末の不要不急の外出自粛を要請した時点より前だった」ので、「問題はない」との認識を表明したというから、開いた口が塞がらない。

 ついては、安倍総理が、「3月2日から全国の小中高校の一斉休校」を要請したのは、2月27日で、夫人の旅行は、その2週間後。感染が深刻の度を増しており、国民に「不要不急」の外出を自粛するよう要請が出されていた時期だ。

 「神社参拝以外に観光はしていない」そうだが、そんな身勝手が許されるなら、「世界一幸せなカップル」だと羨ましく、真似ようと思っている。

★今さらながら、、、

2020-04-19 09:09:38 | 日記・エッセイ・コラム
 国民一人当たり10万円の給付金を支給すると決まって、人々の関心が「いつ、どんな方法で」に移ったかのようだが、特殊詐欺の増加に注意すべきだ。

 支給方法を巡って、意見調整をして、結論が出るまでの時間は、詐欺グループにとってチャンスなので、確実に被害者が出る。

 私は、4月5日のブログ「政府の経済対策:PC転換」で、マイナンバー・カード取得者限定で、一律支給」を提案したが、総務大臣にはそんな考えはなかった。

 しかし、今朝のテレビ番組で、経済対策大臣が、「ナンバーカードの取得率が低いので、払い込み方法が難しい」と発言したので、「行政の怠慢を言い訳に使うな!」と言いたくなった。

 「苦しい時の行政頼み」ではなく、常日頃から政治の動向に目を向けておかないと、政府のご都合主義に振り回される気がしてならない。

 

★アホノマスクとお詫び代

2020-04-19 08:36:05 | 日記・エッセイ・コラム
 一世帯あたり2枚のマスク配布と、一人10万円の給付金を歓迎する人の割合は、どれ位だろうか。

 マスクに関する世論調査では、約8割の人が評価しないと出ているにも拘わらず、安倍総理が「理にかなった方策」だと強弁する奇怪さで、466億円を医療関係従事者への配布や作業環境改善にを転用する思いやりすら微塵も感じられない。

 一方、10万円の給付金は、自民・公明の連立問題や岸田・二階の確執問題が取り沙汰されている。公明党の山口代表は、「大半の国民から支持される」と胸を張ったが、プレミアム商品券等と同じ札びらで頬を打つ方策だ。

 やるという現金を断る人はいないが、「ぜひとも頂きたい」と頭を下げたくない人も多いと思う。第一、外出自粛では、使おうにも使えない。

 消費喚起の経済対策でもなく、政策変更の「お詫び代」として当てにせず、貰うつもりでいる。

★「コロナの呪い」(番外編2):失政のつけ

2020-04-17 08:43:18 | 日記・エッセイ・コラム
 政府の無策や失政のつけは、かならず国民に回って来ることを痛感している。

 安倍総理のリーダーシップの欠如は、昨日、発表された「緊急事態宣言」の全国拡大であり、生活支援臨時給付金の「全国民一律10万円」に表れている。

 国のトップのスタンスがぶれて、後追いや朝令暮改の政策しか出来なければ、社会が混乱するのは当然の帰結だ。

 議員の歳費1年間・20%カットの問題ですら、すぐに実行できない。コロナ災禍を政争の具にする政治家に期待しないで、自分の生活を脅かされない工夫をする方が賢明だ。

★「コロナの呪い」(番外編1):都市別危険度

2020-04-16 08:45:30 | 日記・エッセイ・コラム
 4月13日、石川県と金沢市が、同時に「緊急事態宣言」を出し、にわかに身辺に緊張感が走った。

 マスメディアは、国が「緊急事態宣言」を出した7都府県の数字や取組み状況を大々的に伝えるが、人口比に置きかえないと危険度を比較出来ない。

 ちなみに、感染者数を「人口10万人あたり」でみると、4月15日時点で、1位東京都16.8人、2位福井県12.9人、3位石川県12.2人で、両県の状況は深刻だ。

 これをさらに都市別にみると、金沢市が20.6人で、東京都を大きく上回る不名誉なワースト・ワンだ。
原因は明白で、初期段階の感染者は、海外旅行と東京への出張者だった。

 次いで、京産大の学生によるクラスターを契機に、一挙に行動範囲の広い若年層に拡散し、感染ルート不明者が多くなり、防御不能に陥った。

 医療体制を加味すると、大都市よりも地方都市の方が危険な状況になって来たと思う。