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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★賑わい復活したが、、

2021-12-25 08:19:07 | 日記・エッセイ・コラム
 12月19日(日)の午後、石川県立音楽堂邦楽ホールで開催された「柳家さん喬・喬太郎落語会」で、周囲に遠慮せずに大笑いし、ストレスを発散した。

 柳家さん喬は、人間国宝となった5代目柳家小さんの門下生で、古典落語の実力者。また、喬太郎は、その一番弟子で、実力と幅広さを兼ね備えた個性的な噺家で、軽妙な口調の「マクラ」が実に面白い。

 さて、金沢駅ビル内のレストランで昼食をとろうとしたら、どの店にも長蛇の列ができ、名店街は土産物を買う人々でごった返していた。

 7月の春風亭昇太の独演会当日の込み具合と比べると、確実に賑わいが戻ってきたことを実感した。

 しかし、賑わいと裏腹に、大阪や東京で、オミクロン株の市中感染が発生したので、金沢が射程圏に入らないかと、またぞろ不安になる。

★岸田カラー(後編):包囲網

2021-12-23 08:11:03 | 日記・エッセイ・コラム
 アベノマスクの廃棄は、安倍政権の目玉政策を否定することになるので、遠慮していた岸田首相が、これ以上、放置できないと判断したからだろう。

 しかし、無駄の垂れ流しを口実にすれば、「脱安倍」路線を推進することにも役立つ。

 さて、一般的に「トロイカ」とは、3人の実力者による組織運営を指すが、岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長、松野官房長官による「新トロイカ方式」と、変則的になった背景が興味深い。

 当初、松野官房長官(安倍派)を除外したが、安倍さんの推薦で4人になったと巷間で噂される。キーマンは、自派閥に財務大臣を抱える麻生副総裁で、財政健全化の動きが出てきそうだ。

 また、首相肝いりの「新しい資本主義実行本部」の会合に、アベノミクス推進派の高市政調会長の姿が無かった。物腰が柔らかく、丁寧な発言で好印象を与える岸田首相だが、着実に、安倍カラーを脱却する包囲網を敷いている。

 次回更新は、25日の予定。

★岸田カラー(前編):助走

2021-12-22 08:43:37 | 日記・エッセイ・コラム
 大英断と言うべきか、国民を子馬鹿にした決断だと言うべきか、言葉に迷うが、岸田首相は、21日の記者会見で、「アベノマスク」について、2021年度内をめどに廃棄するよう指示したと表明した。

 総事業費500億円を投じ、2億9000万枚も買い上げたマスクが、サイズが小さかったり、感染予防に不適切な布製であるため、引き取り手がなく、倉庫に眠ったままで、8月間の保管料が6億円を超えた。

 それでも、岸田首相は、臨時国会中、有効活用に固執した答弁を連発していたが、昨夜、「所期の目的は達成された」と説明した。

 捨てるのはた易いが、ドラグストアで購入する人もいるのが現実。「捨てる神あれば、拾う神もある」で、首都圏の保健所や公民館・集会所等々の官公署の空きスペースを活用すれば、保管料は不要だ。"(-""-)"

★文書通信費等のあり方(番外編):問答無用

2021-12-21 08:42:23 | 日記・エッセイ・コラム
 国会議員の「文書通信交通滞在費」を巡る法改正は、与野党合意に至らなかった。

 自民党の茂木幹事長は、「各党が主張したことを速やかに実行し、それを国会に持ち寄って、もう一度協議することも考えられる」との見解を示したが、問答無用な考え方だ。

 指摘されていないが、この他に、「立法事務費」(議員1人当たり月65万円、年間780万円。総額55億円)が、国会閉会中でも、衆参両院の各会派に対して、所属議員の数に応じて支給されている。

 この際、ドラスチックに、議員報酬を「歳費+文書通信交通滞在費」を合算した金額に変更し、「文書通信交通滞在費」という概念を無くせばよい。

 現行の歳費を増額しても、政党助成金・文通費・立法事務費・交通パス等、すべて廃止し、議員活動すべてをそれで賄うことにすれば、合理的・効率的だ。

 この程度の問題で揉めるなら、「政党助成金」(約320億円)の不払い運動が起きても不思議ではない。

★文書通信費等のあり方(後編):デジタル時代

2021-12-20 08:50:58 | 日記・エッセイ・コラム
 歳費法が出来たのは、昭和22年(1947年)で、その後、改定を繰り返し、1988年に75万円、1993年に現行の100万円になった。

 2010年、月の途中で当選した国会議員に対し、1ヶ月分の歳費が支払われていたことが問題視され、歳費が日割り支給に改定された時、なぜか、文書通信交通滞在費の日割りが見送られた。

 さて、先の9条には、「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」とある。今や、文書や通信は、メールやツイッターが主流のSNS時代になり、文書通信の概念が変質した。

 デジタル化を標榜する政府として、戦後の遺物ともいえる「文書通信交通滞在費」を見直すべきタイミングが到来した。

 蛇足だが、全議員に「新幹線のグリーン車などJR全線の無料パス」が与えられ、地方選出議員なら、「JR全線無料パスと月3往復分の航空券引換証」か「月4往復分の航空券引換証」を選べる。