コロ子行きつけの理容店はQBハウスです。
10分で終わるし、お値段も安く、1,000円ぽっきりです。
昔は普通の美容院に行っていましたが、ブローの時間が
長く閉口していました。特にコロ子は髪の毛が多いので、
業務用の大きなドライヤーを2台使って乾かされたことも
あります。正直言ってこれをやられると、熱くて困るん
です。郷ひろみさんじゃありませんが、「あちち、あちち」
って唄いたくなる時もありました。
こんなコロ子にQBハウスはピッタリでした。
苦行のようなブローはありません。カットは速い!
一人おおむね10分なので、待ち時間の見当もつきます。
雑誌は置いてないけれど、鏡の下にあるモニターで時事
通信が配信するニュースやお天気がわかるから平気です。
飼い主からは、「メス犬なんだから、ちゃんと美容院に
行くように」って仰せつかったけれど、内緒で通い続け
ていました。
ところが、このQBハウスに暗雲がたれこめていることを
ネットで知りました。
県理容組合「洗髪設備、義務づけを」
大手チェーン反発「カット専門店封じだ」
(毎日新聞 2008年2月23日)
県理容生活衛生同業組合(吉野信一理事長)などが22日までに、
理容店と美容院に洗髪設備の設置を義務付ける条例改正を求め、
県議会に請願を提出した。採択されれば、県は適否について検討に
入る。義務化を求める動きに設備がないチェーン店などは「カット
専門店封じ」と反発する。全国では義務化した県もある一方、
見送った県もある。
利用者の意識や料金も絡み、成り行きが注目される。
請願は「(カット専門店が洗髪の代わりに行う)吸引などでは
異物が完全に除去されず、不衛生」と指摘。県議会の健康福祉常任
委員会で審議される。
吉野理事長は「理容店を介して感染症がまん延したら利用者に
迷惑をかける上、業界の命取りになる」と、洗髪設備の必要性を
訴える。これに対し「10分1000円」を売り文句に全国でカット
専門店「QBハウス」を展開するキュービーネット(東京都中央区)
は「くしを使い捨てにしたり、通常、店に1台の滅菌器を理容台
ごとに設置するなど衛生面には十分配慮している」と反論している。
(引用終わり)
世の中難しいです。コロ子はQBハウスを喜んで受け入れていました
が、死活問題と感じる人もいます。
コロ子も理容店を経営していれば同じ行動をとったかも知れません。
QBハウスの壁には、同社が受賞した「ニュービジネス大賞」の
賞状が飾られてあり、当時の通商産業大臣、与謝野馨氏の名前が
記されています。与謝野さんは、群馬県の動きをどう考えて
おられるのか、伺ってみたいような気がしました。