普天間基地問題で「日米関係が危機」とさかんに報道されているので、
コロ子も不安になり、いくつか記事を読んでみました。
それで解ったのは、「危機、危機」と大騒ぎしているのは、どうも外務省
らしいということです。
毎日新聞の記事から
鳩山政権は緩やかな崩落過程に 統治能力が疑われる普天間問題
古賀攻(こが・こう=毎日新聞政治部編集委員)
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20091212org00m020005000c.html
(引用開始)首相の執務室には、毎日のように寺島実郎・日本総合
研究所会長からファクスが届くそうだ。首相官邸では「寺島メモ」と
呼ばれている。寺島氏は、首相 と同じ1947年生まれで、かつ
首相の選挙区のある北海道出身。リベラルの立場から「対等な日米同盟」
を唱えてきた。このメモを仲介しているのは寺島氏の 紹介で住友銀行
(現三井住友銀行)のシカゴ支店長代理から民主党職員に転身した
須川清司氏。外交が専門の須川氏は現在、内閣官房専門調査員として
官邸で勤 務している。
外務省や防衛省は「寺島-須川ライン」が首相の外交判断に大きな
影響を及ぼしていると見ている。官僚機構が「日米関係が危ない」と
どんなにアラームを発しても、聞く耳を持とうとせず、懸案を先送り
するのが「政治主導」の実態である。(引用終り)
外務省と防衛省は、首相の判断に大きな影響力を与えている人物を
寺島実郎氏と見て、同氏に警戒心を募らせているようです。
鳩山首相は外務省と防衛省が発する大音響のアラームにもめげず、
今のところは、何とか踏ん張ってますね~。岡田外相は外務省に
取り込まれてしまったようですけど。
さてこのアラーム、アメリカでも鳴り響いているのかと思いきや、そう
ではないみたいです。
ワシントンポストのフレッド・ハイアット氏は Does Japan still
matter? と題するコラムで次のように書いていました。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/10/AR2009121003162.html
U.S.-Japan relations are in "crisis," Japan's foreign minister told me
Thursday -- but I would guess that few Americans have noticed, let
alone felt alarm.
「米日関係は"危機"にある」と日本の外務大臣は木曜日、私に言った
けれど、ほどんどのアメリカ人が、アラームを感じるどころか
気づいてさえいないだろうと思う。
必死でアラームを鳴らしているのは外務省で、それを増幅させているのが、
日本のマスメディアのような気がしてきました。
コロ子も不安になり、いくつか記事を読んでみました。
それで解ったのは、「危機、危機」と大騒ぎしているのは、どうも外務省
らしいということです。
毎日新聞の記事から
鳩山政権は緩やかな崩落過程に 統治能力が疑われる普天間問題
古賀攻(こが・こう=毎日新聞政治部編集委員)
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/tohonseiso/news/20091212org00m020005000c.html
(引用開始)首相の執務室には、毎日のように寺島実郎・日本総合
研究所会長からファクスが届くそうだ。首相官邸では「寺島メモ」と
呼ばれている。寺島氏は、首相 と同じ1947年生まれで、かつ
首相の選挙区のある北海道出身。リベラルの立場から「対等な日米同盟」
を唱えてきた。このメモを仲介しているのは寺島氏の 紹介で住友銀行
(現三井住友銀行)のシカゴ支店長代理から民主党職員に転身した
須川清司氏。外交が専門の須川氏は現在、内閣官房専門調査員として
官邸で勤 務している。
外務省や防衛省は「寺島-須川ライン」が首相の外交判断に大きな
影響を及ぼしていると見ている。官僚機構が「日米関係が危ない」と
どんなにアラームを発しても、聞く耳を持とうとせず、懸案を先送り
するのが「政治主導」の実態である。(引用終り)
外務省と防衛省は、首相の判断に大きな影響力を与えている人物を
寺島実郎氏と見て、同氏に警戒心を募らせているようです。
鳩山首相は外務省と防衛省が発する大音響のアラームにもめげず、
今のところは、何とか踏ん張ってますね~。岡田外相は外務省に
取り込まれてしまったようですけど。
さてこのアラーム、アメリカでも鳴り響いているのかと思いきや、そう
ではないみたいです。
ワシントンポストのフレッド・ハイアット氏は Does Japan still
matter? と題するコラムで次のように書いていました。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/10/AR2009121003162.html
U.S.-Japan relations are in "crisis," Japan's foreign minister told me
Thursday -- but I would guess that few Americans have noticed, let
alone felt alarm.
「米日関係は"危機"にある」と日本の外務大臣は木曜日、私に言った
けれど、ほどんどのアメリカ人が、アラームを感じるどころか
気づいてさえいないだろうと思う。
必死でアラームを鳴らしているのは外務省で、それを増幅させているのが、
日本のマスメディアのような気がしてきました。