インターネット販売業者が医薬品のネット販売全面解禁を求めている
ようです。
後藤氏(ケンコーコム)や三木谷氏は、医薬品販売の販路から障害物
(信号や制限速度)を減らそうと、必死で頑張っていらっしゃいます。
気持ちはよく解ります。
しかし、彼らの努力で道路が掃き清められた後、猛スピードで
突っ走ってくるのは誰か? 今は医薬品を直販していない、
A to Zのような予感がします。
(A to Z=何から何まで、すべて)
薬ネット販売、結論先送り 「事実上の解禁」続く 2013/5/31 22:41(日本経済新聞)
一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売を巡るルールづくりの結論が
先送りになった。厚生労働省は31日、検討会の最終回を開いたが、推進派と
慎重派の対立は解けなかった。新しいルールが決まらず、当面は「事実上の
販売解禁状態」が続くことになる。
(中略)
対面原則を重視し、強い規制を設ければ、ネット事業者のケンコーコムは国に
対して「訴訟も辞さない」(後藤玄利社長)構えを見せる。ルール整備を先送り
しても、課題は積み残したままだ。