ここあコテージ

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はじめてのおつかいを思い出して

2011-01-10 19:34:27 | 回想
日曜日の夜、日テレの「はじめてのおつかい」をひさしぶりに見ました

見終わって感じたのは、どれも、まるで絵本の材料になりそうなお話ばかりと
いうことです。
私の好きな絵本作家さんの一人、林明子さんの絵本のよう。


どの子の姿も林さんの絵本に出てくるような、まん丸顔のピンクのほっぺ
三等身のからだに大きなリュックなど。

子供たちは、いい意味で大人の期待を裏切って(いや、大人は鈍くなっているので
感じられなくなったのかも。)、あんなこと、こんなことを言ったり、したりして
くれます。意外性に富んでいます。

そういえば、娘にも「プチ はじめてのおつかい」をさせたことがありました。
北海道にいたとき、娘がだいたい3歳か4歳だったと思います。幼稚園入園より
前でした。

いつものスーパーへ行って、「板麩を買って来てちょうだい」というのが親の指令
親というか、正確には、父親の指令です。
私は不安があり、見守ることに。

それにしても、なんで「板麩」?私にもようわからんのです。
たぶんすき焼きの材料だったんですかね???忘れてしまいました。

あくまでも「プチおつかい」なので、娘をスーパーの近くまで車で送り、
スーパーの駐車場で私たちは待つという簡単なモノ。
でも、幼い子にはかなりの冒険です。
なんたって、お金を持って、自分で買い物をするのは初めてですから。

・・・・しばらく待っても娘は戻らず。おかしいなー?と思っていたら
ようやく戻りました。
買って来たのは確かに「麩」。「麩」は「麩」でも、「板麩」じゃなくて「車麩」。
娘によーく話を聞いてみたら、お店の人に、漠然と「麩」と告げたらしいので、
お店の人が困って、あれこれ麩をみせたんだけど、娘は把握できてないので、お店の
人の言われるままに「車麩」を買ってしまったらしいんです
まちがえて買った娘に、父は何も言わず、「よく買えたなあ。ありがとう。」と言いま
した。

おかげで、私たちは初めて車麩なるものを食べました。結構おいしかったです。
娘ははじめてのおつかいで勇気をもらったのでしょうか?
慎重な娘で、人のするのを確かめてから自分もする子でした。
ジャングルジムも、一日に一段ずつ制覇していく子でした。

それ以降は、一人で何かをすることは少し積極的になったのかなと感じます。
4歳の初めてのピアノの発表会では、にたにた、にたにたしながら最後まで笑って
ピアノを弾きこなして?いましたっけ・・・。
(このピアノの発表会のニタニタは、小学生のあいだ中続いてたけど。)

テレビの「はじめてのおつかい」を誰か絵本にしたらおもしろいのに・・・

絵の才能がないのが残念なここあでした~。