かつて、「認知症」について少し書きました。
高齢者の多い教会なので、
すでに4名ほど、認知症確定or
その傾向にある方が居ます。
施設や自宅で療養中の方も居ます。
認知症は、将来、私にも起こり得る病気であり、
若い人にも起こり得る病気です。
また、アルツハイマー型、脳血管性型とか
いろいろ種類もあねようですが、
実のところ、私もまだよくわかっていません。
それでも、現実的に、毎週そういう方々と
接しているわけなので、知識を得るのに、
そうのんびりとはしていられません。
まずは、認知症についての知識を得て、
それから、どうすればいいのか、
心構えなり、接し方なりを学びたいと
思っていたところ。。。
ラジオ伝道番組「FEBC」の土曜日の
「コーヒーブレイクインタビュー」というコーナーに
ゲスト出演された方のお話に共感しました。
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それがその方の書いた本です。
「認知症になった私が伝えたいこと」
佐藤雅彦著
お聴きになった方もいるかもしれませんね。
佐藤さんは、ご自身が13年前に、
若年性のアルツハイマー型認知症になられましたが、
現在も、困難を抱えつつも、社会生活を営み、
「認知症ワーキンググループ」の共同代表を
されているとのことです。
彼はクリスチャンなんです。
佐藤さんのインタビューで、
とても心に残ったのは、
認知症は、「残っている機能が多い」という事です。
認知症というと、もう失望してしまい、
あとは何もできなくなってしまうという誤解が
ありますよね。
でも、残っている機能をよく発揮できるようにすると、
生活が普通にできるようになり、
進行を遅らせられるとのこと。
そして、接する側は、
協力は惜しみなくするけれども、
決定は本人にさせるようにしなさい、と
言っておられました。
この本は、読みやすく字も大きいです。
認知症発症した方の本は、
あまり無いので、貴重なんですよ。
彼に影響を与えたスコットランドの女性の本も、
今度は読んでみたいと思いました。
***
モチーフ編み、続いています。
すると、娘も編み物をしたくなったと言い、
セリアから毛を買ってきて、
ただ今、モチーフつなぎのブックカバーに挑戦中。
娘もモチーフつなぎは初めて。
うまくできるかな??
ここあでした。