ここあコテージ

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認知症についての本

2017-02-16 07:01:58 | 読書・本

かつて、「認知症」について少し書きました。

高齢者の多い教会なので、
すでに4名ほど、認知症確定or
その傾向にある方が居ます。
施設や自宅で療養中の方も居ます。


認知症は、将来、私にも起こり得る病気であり、
若い人にも起こり得る病気です。


また、アルツハイマー型、脳血管性型とか
いろいろ種類もあねようですが、
実のところ、私もまだよくわかっていません。


それでも、現実的に、毎週そういう方々と
接しているわけなので、知識を得るのに、
そうのんびりとはしていられません。

まずは、認知症についての知識を得て、
それから、どうすればいいのか、
心構えなり、接し方なりを学びたいと
思っていたところ。。。



ラジオ伝道番組「FEBC」の土曜日の
「コーヒーブレイクインタビュー」というコーナーに
ゲスト出演された方のお話に共感しました。



それがその方の書いた本です。

「認知症になった私が伝えたいこと」
佐藤雅彦著



お聴きになった方もいるかもしれませんね。

佐藤さんは、ご自身が13年前に、
若年性のアルツハイマー型認知症になられましたが、
現在も、困難を抱えつつも、社会生活を営み、
「認知症ワーキンググループ」の共同代表を
されているとのことです。
彼はクリスチャンなんです。


佐藤さんのインタビューで、
とても心に残ったのは、

認知症は、「残っている機能が多い」という事です。
認知症というと、もう失望してしまい、
あとは何もできなくなってしまうという誤解が
ありますよね。


でも、残っている機能をよく発揮できるようにすると、
生活が普通にできるようになり、
進行を遅らせられるとのこと。


そして、接する側は、
協力は惜しみなくするけれども、
決定は本人にさせるようにしなさい、と
言っておられました。

この本は、読みやすく字も大きいです。


認知症発症した方の本は、
あまり無いので、貴重なんですよ。


彼に影響を与えたスコットランドの女性の本も、
今度は読んでみたいと思いました。





***



モチーフ編み、続いています。

すると、娘も編み物をしたくなったと言い、
セリアから毛を買ってきて、
ただ今、モチーフつなぎのブックカバーに挑戦中。

娘もモチーフつなぎは初めて。
うまくできるかな??






ここあでした。