医師臨床研修マッチング協議会は、10月27日、2011年度研修医マッチング結果を発表し、全国の総定員10550人に対して、希望順位登録者8225人のマッチ率は96.7%でした。
長野県内のマッチング参加病院は26病院、総定員計157人に対し、マッチ者は115人となり、充足率は73.2%でした。
信州大学医学部附属病院は4プログラム合計の総定員54人に対してマッチ者は32人で、充足率は71.4%でした。県内関連病院の統一研修(定員36人)のマッチ者は27人、診療科自由選択研修(同14人)のマッチ者は3人、産婦人科研修(定員2人)のマッチ者は1人、小児科研修(定員2人)のマッチ者は1人でした。信州大学医学部附属病院のマッチ者に対する自学出身者の割合は81%でした。
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今年度の飯田市立病院のマッチ者は3人でした。3人とも顔馴染みの優秀な学生です。臨床実習で何度も当院に足を運んでくれて、すっかり顔馴染みとなった信大の学生が、マッチングでも当院を選んでくれました。おそらく、信大とのたすき掛けで、1年目または2年目を当院で研修する研修医がそれぞれ数名づついる筈です。当院の場合、在籍医師の多くが信大の医局出身者で、研修医マッチングで当院を希望してくれる学生のほとんどは信大生です。また、当院初期研修医の多くが研修終了後は信大のいずれかの医局に入局してます。今後も、信大と一心同体で頑張っていく以外に、この世の中に生き残っていく道はないと考えています。
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長野県内のマッチ者数(計115人)の内訳
定員充足率73.2%(115/157)
信州大学医学部附属病院 32人(定員54人)
県内関連病院の統一研修 27人(定員36人)
診療科自由選択研修 3人(定員14人)
産婦人科研修 1人(定員2人)
小児科研修 1人(定員2人)
県厚生連佐久総合病院 15人(定員15人)
長野赤十字病院 10人(定員10人)
相澤病院 10人(定員11人)
県厚生連長野松代総合病院 7人(定員7人)
諏訪赤十字病院 7人(定員7人)
諏訪中央病院 5人(定員5人)
長野市民病院 5人(定員5人)
長野中央病院 4人(定員4人)
県厚生連篠ノ井総合病院 4人(定員4人)
飯田市立病院 3人(定員5人)
安曇野赤十字病院 2人(定員2人)
県厚生連北信総合病院 2人(定員2人)
国立病院機構信州上田医療センター 2人(定員2人)
佐久市立国保浅間総合病院 2人(定員2人)
松本市立波田総合病院 2人(定員2人)
伊那中央病院 1人(定員2人)
県厚生連安曇総合病院 1人(定員2人)
県立木曽病院 1人(定員2人)
県厚生連小諸厚生総合病院 0人(定員3人)
県厚生連富士見高原病院 0人(定員2人)
県立須坂病院 0人(定員1人)
国立病院機構まつもと医療センター 0人(定員2人)
昭和伊南総合病院 0人(定員2人)
市立大町総合病院 0人(定員2人)
松本協立病院 0人(定員2人)