ひとよ
もうきずつけあうでない
にくみあうでない
この世は
愛がすべてなのだ
愛とは何か
それは自己存在の根幹がかかわる
深い共鳴だ
そこでは自が他となり
他が自となる
自我の境界が解け
自他の融合が起きる時
あまりにも甘やかな美しい悦びが
発生する
あなたもわたしであったのか
わたしもわたしであったのだ
癒えることのない孤独が
愛に共鳴し合うとき
何もかもをやっていく自分の
熱い意志が発動する
わたしはわたしであるのだと
それは
わたしというものにしかけられた
永遠のなぞである
なぜそうなるかなどということは
考える必要はない
愛がすべてなのだ
それをただ信じなさい