はるかなる時をめぐり
再び会える日は来るだろう
しかしその間おまえは
永遠の黎明の光に伏せこまれ
徒労と停滞の繰り返しの中に
魂をもみこまれねばならぬ
おまえは
自分の好きなようにするために
世界を荒し世界を破壊し
あらゆる人を苦しめたのだ
ゆえに世界を失わねばならぬ
おまえは
自分が負けるのが嫌なばかりに
愛ですべてを救おうとしていた人に
醜い嫉妬をし
永遠にいなくなれと言ったのだ
ゆえにここから永遠にいなくならねばならぬ
自分のことばかり考えて
いつまでもいやらしいことばかりしていたら
いずれそういうことになるのだと
おまえは見事な実例になったのだ
永い永い時をかけて
神が創った世界を
馬鹿にしたおまえは
永い永い時を
何もない世界にいなければならぬ
神と別れ
自分ひとりですべてをやらねばならぬ
はるかな時をめぐり
再び会える日は来るだろう
だがおまえはその間
永遠にも等しい年月を
まるで虚無のように
ぼんやりとすごすことしかできないのだ
