盗んだ美貌をかぶり
それを自分と思い込んで
傲慢の鼻をとがらせている
馬鹿者よ
愛がおまえを
冷たく見ている
夢にまで見た
天使のような美人になって
何でも思い通りの
甘い人生が送れると思っている
おまえの馬鹿さ加減に
愛が呆れている
陰で
嫌なことをしておきながら
平気で愛のふりをする
おまえの汚さに
愛が
拒絶反応を起こす
もうこんなものを
愛したくはない
あほうは嫌だ
もう二度と見たくはない
汚い馬鹿者よ
おまえはもう
愛の子供ではない
何も愛を
学んでこなかった
自分のことばかり
考えてきた
冷たい自分の
心を抱いて
もうこの愛の世界から
出ていくがよい