愚か者め
いやしいことをするから
そんなことになるのだ
馬鹿がいやらしいことをして
手に入れた宝など
すぐ風に溶けてなくなってしまう
すべては
正しいことではないからだ
おまえたちの欲しがるものなど
こおろぎの音にさえ脅え
よろよろと崩れてしまう
あきらかにそれは幻の栄光だからだ
何を言ってもわからぬやつは
流れて来る法則の風にさらわれ
二度とは帰って来れぬ
海溝の奈落に沈むがよい
そこで死の骨を拾いながら
永遠の双子の妹を背負い
自分のなした罪を味わってゆくのだ
おまえたちが塵のように食べていく
時間の中にも時に清らかな光を見ることがあるだろう
そこに希望の微かな声を見いだし
永遠の双子の妹が支配する
奈落の闇をこつこつと生きて行くがいい
いい加減にやめろと
何度も言ってやったものを
すべては自分のやったことの結果だと
素直にいうことさえ
未だにできぬのか
愚か者め
おまえを支配する永遠の銀の鎖が
すべて腐れ落ちるまで
そこに座っているがよい
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