月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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ゲンマ・43

2019-09-18 04:31:46 | 詩集・瑠璃の籠

凡庸の闇に溺れ
自分を腐らせてはならない

人は時に
平凡でよい
努力したくないという
わがままに負け
凡庸の闇に己を明け渡し
わけのわからぬものに支配されて
非常に困ったことをすることがある

それは自分というものを
自分でやるのではなく
闇にやってもらうということなのだ
大勢でやっているからと
自分をそれにまかせ
おそろしいことも平気でやる
そういう闇に人はなることがある

あほうというは
闇というものに
自分を支配することを許す
馬鹿なのである

自分でやっているようで
自分でやってはいない
ただ大勢の愚というものに
動かされているだけなのだ

そういう闇に溺れ
自分を腐らせてはならない

自分の中に自分を立て
大勢の愚と闘いなさい
凡庸に巣くう闇と闘いなさい
闇に流されてはならない

本当の自分の
真実を握りしめ
何が永遠なのかを確かに見極め
自分の支配権を
自分で握るのだ




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アークトゥルス・40

2019-09-17 04:36:39 | 詩集・瑠璃の籠

永遠が始まる

愛の時代が始まる

神は
人類の迷いの時代を改め
この地球上に
愛の世界を開かれる

暗黒を掃除し
矛盾を吹き払い
すべての悪を洗い流す

自分を嫌がり
矛盾の中に苦しむものは
改めるがよい

暗黒の中に自分を溶かし
永遠の悪業の夢に浸っているものは
滅びるがよい

愛の時代を導く
清らかな上意の声に従わぬものは
排除される

永遠が始まる

愛の時代が始まる

矛盾の嵐の中を
ただ一つの自分を灯として
生きてきたものは
大いに喜ぶがよい




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ラーン・17

2019-09-16 04:34:52 | 詩集・瑠璃の籠

嘘偽りの仮面を捨て
本当の自分を
正直に生きなさい

そうすれば人は
永遠の幸福を
手に入れることができる

人間の人間たる悦びを
悲しいまでに澄んでいる
愛の悦びを
手に入れることができる

まっとうに生きなさい
自分を嫌がって
ずるいことをしてはならない

人のものを盗んで
自分とは違う自分を
作ってはならない

そんなものを生きていれば
おまえは本当の自分を傷めて
どうしようもない馬鹿になってしまうのだ

馬鹿なことはすべてやめて
おのれの正直な道を
まっとうに生きなさい

それが何よりの幸福だと
世界が叫んでいる声を
おまえも聞くことができるだろう

もう永遠に
迷いの時代は終わったのだ

嘘偽りの仮面を捨て
本当の自分を
正直に生きなさい




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ゾスマ・50

2019-09-15 04:31:16 | 詩集・瑠璃の籠

何もかもが新しくなる

恐竜を滅ぼした隕石の一撃のように
目に見えぬ神の一撃で
悪は滅ぼされる

人類の暴虐の日々は
夢のように拭い去られ
新たな世界が始まる

神々のこのご決意に
ついてこれぬものは排除されるだろう

永遠の自己存在として
本当の自分に諾と言わぬものは
自分ならぬものとして
新しい時代から排除されるだろう

何もかもが新しくなる
神は世界を新しく
産みなおされる

神の一撃に滅ぼされたくない者は
金銀に飾った偽物の自分を捨て
真裸の自分として生きなおすがよい




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スコルピウス・8

2019-09-14 04:34:25 | 詩集・瑠璃の籠

封鎖する
すべての悪への道を
封鎖する

人間は愛を知った
自分の真実を知った
悪の正体を知った

ゆえにこれよりのち
どんなことがあろうと
悪をなしてはならない

悪をなすことは
自分の真実に反逆することである
自分であることを
剋することである
それはこの世に
いいようのない激しい苦しみをもたらす

封鎖する
すべての悪への道を
封鎖する




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アンドロメダ・17

2019-09-13 04:36:28 | 詩集・瑠璃の籠

もう二度と
愛を馬鹿にしてはならない

人間は愛を馬鹿にし
天上からそれを搾取し続けてきた
永遠に何もせず
永遠の赤ん坊でいようとして
すべての世話を愛にやらせようとしてきた

悪とは
成長し続ける自己存在を
虚無へと逆行させるものである
虚無のように
永遠になにもしないでいることを
偉いとするものである
そのために馬鹿者は
あらゆるむごい悪行をする

愛を馬鹿にし
あらゆる愛の存在を愚弄し
自分のために奉仕する豚にしてきた
そのために
たくさんのものが苦しんだ
神はもう二度と
その地獄を許さない

二度と愛を馬鹿にするでない
もしそれをするものがいれば
神はこの世界を美しくするために
そのものを追い出すだろう

永遠の馬鹿のしるしを受け
無限の愛の塊である
この美しい創造世界を去りたくなければ
もう二度と
愛を馬鹿にするでない




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カノープス・46

2019-09-12 04:34:47 | 詩集・瑠璃の籠

愛を嘘とすり替えようとしたものたちよ
神はおまえたちを
永久に追い出す
この青き豊穣の世界から
永久に追い出す

おまえたちは神の与えた自分を嫌がり
盗んだ自分を生き
それを真実とすり替えようとした
それは愛を嘘と言い
自分がそれと成り代わろうとしたと
そういうことになるのである

自分ひとりだけのために
すべての存在を利用しようとする
そのような下劣なものたちが
この世界のすべてを支えている
愛となりかわろうとしたのである

それは絶対にやってはいけないことなのだ
馬鹿者たちは自分から逃げようと
嘘をつき続けているうちに
とうとうその絶対の禁忌に触れたのである

愛を嘘と言い
自分がその永遠の美を奪おうとしたのである
それをすれば
この世界の一切が馬鹿になる
あまりにも愚かな所業をしたのである

神はそのようなものたちを
この世界から追い出す
もう二度と帰っては来れないところへ
追い出す

これは脅しではない
覆しようのない
決定事項である




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ヴィンデミアトリックス・43

2019-09-11 04:31:01 | 詩集・瑠璃の籠

人類よ
もう悪事はやめなさい

あなたがたはもう
愛に気づいた
自分というものに気づいた
悪の正体にも気づいた

悪とは
自分を美しくないと思い込んだものが
自分を嫌がり
あらゆるものを攻撃し始めた
まだ幼い者の迷いの叫びであったのだ

それは永遠に成長しはしない
ある程度大きくなれば
反動をかぶりみな滅んでいくものだったのだ
大いなる善の支えがなければ
存在さえできないものだったのだ

あなたがたは悪行の限りを尽くした
自分を嫌がり
あらゆるものを妬み
滅ぼし尽くそうとして
狂奔した
しかしそれは
ただひとつぶの愛の前に敗れ去った

愛こそがこの世のすべてである
愛がなければ世界はあり得ない
ゆえに悪がすべてを滅ぼそうとするとき
たったひとつぶの愛の光が
すべてをひっくり返すのである

あらゆる悪はこれに滅ぼされる
人類はその究極の現象を見たのだ

ゆえにもう
悪事はやめなさい
もうそれができる段階ではない
あなたがたは神の目に
すべてを見られているのである




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ゲンマ・42

2019-09-10 04:33:41 | 詩集・瑠璃の籠

もう永遠に夢は終わった

逃げることなくそれを受け入れなさい

この世界は
神の指導のもと
新たなものとなる
それに逆らえるものはいない

新たな時代への
入門を許された者は
本当の自分自身の洗礼をくぐり
夢の時代の闇を脱ぎなさい

愛を嘘だということにして
なにもかもをさかさまにし
自分だけをいいものにしてきた
馬鹿者どもは
楽園の東の門をくぐり
永遠に黎明の世界に追放される

これは変えようのない
決定事項である
人間は選別される
神の目に選別される
本当の自分自身を生きるか
そうしないかで
より分けられる

この決定的に重要な時代に
馬鹿なことをするのではない
神の世界に永遠に住んでいたいなら
愛を受け入れ
本当の自分自身に戻るのだ

たとえそれがどんなに
あほらしいことをしたものでも
まっすぐに自分を受け入れるのだ

もう永遠に夢は終わった




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ガラクシア・30

2019-09-09 04:34:09 | 詩集・瑠璃の籠

人を傷つけることをしてはいけない

神はおまえたちをみな
心のあるすばらしいものにつくった

それを馬鹿にして
傷つけることをしてはいけない

人間はみな
神の前に同じだ
だれがだれより偉くて
だれがだれより劣っているか
そういうことは何もない

だが人間は
偉そうにものを言って
偉そうなことをして
人を馬鹿にする
人を傷つける

人を傷つければ
恨みが返って
自分もまた傷つく
そういうことになれば
この世が際限のない地獄になる

もう人を傷つけることをしてはいけない
どんなにかけ離れた存在に思えようとも
人間はみな神の前に同じなのだ
馬鹿にしおうてはならない




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