アンドロメダ・３２

世は審判の時代である

神はこの世を
美しく改めることを
心に誓った

今この時に
悪さをして人を悩ますものを
神はすべてはじき出す

今この時に
憎悪に取りつかれ
人を苦しめようとするものを
神はすべて追い出す

ゆえにもう二度と
人は悪いことをしてはならない
まさに今
悪いことをしているものは
疾く心を改め
すばらしい自分自身の道に
目覚めなさい

まさに今
憎悪にとりつかれ
人を苦しめようとするものは
疾く心を改め
すばらしい自分自身の道に
目覚めなさい

愛の時代がやってくる
人は
憎悪をとりさげ
すべての人間と
兄弟のきずなを結ぶ
永遠の友情が成立する

許しあい
認め合い
抱き合いなさい

夢ではない
愛の国は現実に成立するのだ
神を信じ
すべてのよきことをやっていくものは
永遠の天国に住むだろう

サビク・５４

いやらしいことをしている
自分がいやなのなら
もうすっきりとそのいやらしいことを
やめておしまいなさい

いやらしい嘘をつきながら
自分を良いものにすることなど
できないのです
どんなに上手に本当の真似をしても
薄汚い嘘のにおいが
つんとくる

本当にきれいな良い人間になりたいのなら
汚い嘘で作った偽物の自分を脱ぎ捨て
本当の自分に戻りなさい
たとえそれが今
どんなにみじめに小さいものでも
それしかあなたを救えるものはいないのです

嘘で作った美貌や幸せを
すべて失っても
あなたには何もかもをやっていける
本当の自分がある
神の前に出て恥ずかしくない
自分の本当の美がある

神はあなたを
それは良いものに創ってくださったのです
その本当の自分を馬鹿にしてまで
嘘の自分を守ろうとすることは
あまりにも愚かなことです

いやらしいことをして
嘘を守っている
その自分がつらいのなら
全部嘘を捨ててしまいなさい

嘘を守れば守るほど
あなたは汚いことをしていることになる
自分をどんどん汚していく
もうやめなさい

自分の生皮を剥ぐように
嘘の自分を脱ぎ捨て
本当の自分に
生まれ変わりなさい

アルヤ・６５

自分に絶望してはいけません
たとえそれが
どんなに深い罪を犯したものでも
自分を見捨ててはいけません

自己存在というものは
愛のスイッチが入った途端
それはよいものになるのです
愛ですべてをやっていく
すばらしい存在になるのです

どんなに馬鹿なことをしたものでも
そうなるのです
そしてそれから愛のために
美しいことをいくらもやっていくことができる

自分を喜び
すべての幸福のために
よいことをやっていきなさい
そうすればどんな深い罪も
支払ってゆくことができる

あなたの自分は
次第次第に清められ
恐ろしく不思議な
美しいものへと変わってゆく

その自分を
馬鹿と思い込み
記憶のかなたに捨て去ろうともがくのは
あまりにも愚かなことなのです

自分に絶望してはいけません
自己存在とは愛であるゆえに
すべてを何とかしていけるものなのです
それを信じさえすれば
すべてをやっていけるのです

アルデバラン・４９

陰にひそむ心をないことにし
かたくなに作った仮面を生きようとする
馬鹿者は救われぬ

本当の自分を忘れ
偽物の自分を立て
これこそが自分だとうそぶく
馬鹿者は哀れに縮む

本当の自分の正体を知ろうともせず
ただそれを馬鹿なものと思い込み
それを心の外に押し出そうとする
あまりにも自分がつらいからだ
あまりにも馬鹿なことをしたからだ

あれは自分ではないのだ
あんなことをしたものなど
自分ではないのだ
逃げることのできない自分から
逃げようともがき続けてきた
馬鹿者はとうとう壊れる

もはや二度と元には戻れぬ
壊れた自分を抱いて
馬鹿者は永遠の黄昏の世界に落ちる

明けもせず暮れもせぬ
中途半端な光の中で
永遠に自分をごまかして
生きようとするのか

アルギエバ・５０

愛に見捨てられ
遠い黄昏の闇に落ちる者たちよ
神はおまえたちを忘れる

どんなに悪さをしても
最終的には神が許してくれるものと
思っていたか
馬鹿者め
神にも勘弁できぬことはあるのだ

おまえたちは愛を愚弄し
愛の姿を盗み
冷たいエゴで愛に成り代わろうとした
それは神が最も嫌うことなのだ
決してやってはならぬことなのだ

あほうは愛のように美しくなり
愛のふりをして
すべてを支配しようともくろんだ
そんなことがまかりとおれば
すべての存在が苦しむ
この世が地獄になる
ゆえにとうとう神の愛が閉じたのだ

嘘で塗り固めた自分を立てて
傲慢に世間をあるくおまえを
神はもう拒否する
美しい神の愛の世界から出てゆき
二度と顔を見せるでない

ミネラウヴァ・３５

少年よ
人生の門に入る前に
嘘と本当を見極め
嘘を捨てなさい

嘘があなたの人生に
繁茂する前に
根こそぎ刈り取り
すべて捨てるのだ

そうしなければ
あなたは永遠を失う
あなたの自分という
すばらしい神の贈り物を
壊してしまう

あなたは今
馬鹿が作った偽物の自分をかぶり
嘘の人生に歩み入ろうとしている
そこでは栄光も名声も
思うままの幸福が手に入る

しかしそれは
本当の幸福ではない
あなたが欲しがっているものは
糞の饅頭よりも馬鹿らしいものなのだ

もうやめなさい
嘘とずるで
偽物の幸福を釣ろうとするのは

本当の幸福は
自分が本当の自分であるときに
発動するものだ
それは自分の意志で
自分をやっていく
美しい自由なのだ

少年よ
あなたがくぐろうとしている
虚偽の門から帰ってきなさい
そっちに行ってはいけない
行けばすべてを得るかわりに
すべてを失うだろう

あなたの本当の幸福は
嘘の中にはない
本当の自分の中にあるのだ

アルデバラン・４８

くりかえしくりかえしくりかえし
教えることは
もう嘘はだめだということだ

どんなに嘘を
それらしく装おうとも
それは本当にはならない

本当の自分から
逃げ続けている限り
おまえは小汚い嘘つきであり続ける

この世で最もすばらしいものが
本当の自分というものであるということに
気づいたとき
おまえは嘘でそれになろうとしたのだ

本当の自分という
滑稽な被り物を作り
精出してそれらしく振舞っていたのだ
愚か者め

もうやめよ
奥底の矛盾を隠したまま
よい人間の芝居をすることに
疲れないのか
馬鹿者め

本当の自分はそんなものではない
すっきりと根元からまっすぐに伸びる
まことによいものなのだ
美しい幸福に満ちている

本当の自分の
真実の幸福が知りたいなら
すぐさまその馬鹿をやめよ
偽物の自分の被り物を脱ぎ捨て
真裸の自分になるのだ

神の教えに従い
自分自身に目覚めよ
嘘で得ていた幻の幸福はすべてなくなるが
それ以上にすばらしいものを得ることができる

愛でなにもかもをやっていく
美しい自分を得ることができる

テッラ・１８

地球の自然界は
嘘の人間を拒否する

寄ってくるな
寄ってくるな
あっちへ行け

嘘は愛ではない
愛ではないものが
愛のふりをして
すべてをだまそうとしている
そして本当の愛を
肉のように貪り食おうとしている

寄ってくるな
寄ってくるな
汚らわしい偽物は
あっちへ行け

ここは真実の愛の世界
真実の愛のみが
ここを生きることができる
嘘で作った偽物の人間は
神につまみ出され
永遠にここを去る

どんなにうまく
愛に化けようとも
嘘のにおいはごまかせない
神はおまえの正体を
正確に見抜く

逃げることのできない
自分から逃げ続け
嘘とごまかしで作った
偽物の自分をかぶり
永遠に神をだましていこうとした
馬鹿者はここを出ていけ
二度と帰ってくるでない

カノープス・６４

何をふさぎ込んでいるのだ
嘘の上に築き上げた自分を
すべて否定してしまわなければならないからか

おまえは嘘と盗みで
それは美しい自分を作った
それはもう嘘であることが惜しいほどに
これが本当であれば
まったく良いものであるのにというほどに

だがどんなにうまくやろうとも
嘘は嘘なのだ
おまえはその美しい自分一人を作るために
千人の人間を犠牲にしているのだ
それが正義であるわけがない

本当にまっとうな良い人間になりたいのなら
真正の美しい自分になりたいのなら
今おまえがこだわっている
偽物の美しい自分を捨てなさい
そして本当の自分に戻り
何もかもを一からやり直すのだ

盗んだものはすべて神に返し
真正直な自分となって
傷つけた人すべてに償っていくのだ

まっとうな人間になりたいなら
真実まっとうなことをしなさい
ずるを仕込んで作った偽物の自分を
どんなに美しく演出しようと
それは汚らわしい嘘でしかない

いつまでもふさぎ込んでいるのではない
迷いためらっているうちに
おまえは最も大切なものを失う
本当の自分自身という
美しい神の宝を壊してしまう

逃げることをやめ
みごとにやってみせよ
いやらしい偽物の聖者の姿を捨て
本当の自分に飛び込むのだ

ガラクシア・５２

ありとあらゆる者が
嘘をついている
神の与えた自分をいやがり
泥棒で作った
偽物の自分を生きている

こんな腐った世界は
もう終わる
人間は自分自身に目覚め
真実の風を感じて
美しい未来をはらむ
すばらしい愛の種になる

本当の自分自身を嫌がり
あくまでも嘘で生きとおそうとする者を
神はもうあきらめる
これ以上愛を尽くしても
馬鹿者は心を改めないと

神に見捨てられたくなくば
嘘で作った自分を脱ぎ
きよらかな真実の水に飛び込め
おまえはそこで
本当の自分自身を見
初めてそれに出会ったかのように
驚くことだろう
なんと自分はすばらしいのかと

神はくだらぬものなど創ったことはない
すべてをすばらしくよいものに創った
おまえがくだらぬことをしてきたのは
ただその自分を馬鹿と思い込んできたからだ

もうそろそろ馬鹿はやめ
本当の自分に目覚めなさい
それで失うものはあるが
得るもののほうがずっと大きい

何もかもをやっていける
すばらしい本当の自分が
手に入るのだ