昨日、入手したcubase10のインストールが無事に完了したのだ
興醒めするほど簡素なパッケージなのだ
箱は立派なのだ
高級時計のそれに似ているように感じた
中身は紙類だけなのだ
紙類といっても実質的にはコードが記された紙が一枚
インストールの方法などはサイトで確認という流れになる
数年前までは多くの有償ソフトは『円盤』で販売されていた
”ダウンロードでの購入とアップロードも可能です・・”
というオマケ的な立ち位置だったように記憶している
現在は完全に逆転しているのだ
セキリュティーソフトなどもダウンロード形式で提供されるようになってきた
結局、不調になってしまった旧cubaseはコピー防止の為に『ドングル』という鍵が付属していた
要するにUSBメモリなのだ
別途購入で約4,000円の代物なのだ
今回はそんな付属パーツも無い
とにかく『物体』は何もない
二段階の認証作業で不正をブロックするシステムになっているのだ
当たり前だが・・
別のパソコンにコピーすることは不可なのだ
「このソフトはすでに別のパソコンで使用されています」
というようなメッセージが表示されるような気がする
以前にBFDというドラムソフトで同じような流れになったのだ
そんなこんなで想像よりも手間と時間がかかったのだ
開封からソフトの起動まで約2時間を要した
無事にソフトが起動した時に安堵感と達成感は久しぶりなのだ
かなりの高揚感を感じた
マルチエフェクターやオーディオインターフェイスなどに付属しているバンドルソフトも多い
機能の制限はあるが・・
入門用には十分だといえる
「まったくインストールできないんですけど・・」
「どなたかご存じないですか?本当に困ってます」
という趣旨の質問や嘆きの声をQ&Aなどで見かけた事がある
無償だけにインストールの方法などの解説が少ない
つまりは不親切なのだ
結局、『認証作業』で行き詰まってしまうのだと思う
「音楽ソフトって難しいですか?」
「音楽ソフトって何が出来るんですか?」
という前の段階で挫折してしまう人も少なくないという
行きつけの楽器店でも悩んでいるのだ
楽器店に『出張サポート』というシステムはない
その都度、店頭で答え、アドバイスするしかできない
実際のところ、販売側の店員さんの多くはDAW未経験者であることも多い
ソフトを使ったことがない人が製品を売っているという現実もある
要するにレジを売っているだけなのだ
音楽ソフトが拡散&拡販できない理由の一つなのだ
『一人演奏』が多い昨今・・
ギターが売れない理由にもなっているように感じる
新規cubaseを立ち上げて感じた
「使いこなすには本が必要かも・・」
インターフェイスや操作が激変しているのだ
ヘルプを参照するくらいなら本を読んだ方が早い
という事で解説書も追って購入することに決めたのだ
使いこなしに必要ならば高い買い物ではない気がする
先に控えている大型連休のお楽しみが増えたのだ
旧ソフトもそのまま残しているのだ
すでに読み込んでいるプロジェクト(作曲の工程)がいくつも記録されている
音源なども多く収録されているのだ
新規ソフトでそれが活用できるか?も追って検証してみたい
昨日は就寝時間が迫っていたので簡易的な動作確認で終えたのだ
ギターを録音してみたのだ
3本のギターを多重録音してみた
ここ最近不調な旧cubaseではフリーズコースなのだ
当たり前の事が出来ない・・
というストレスは相当に蓄積される
フリーズ後はパソコンも不調になる
フォルダの反応が悪くなったり、ネットの接続速度が落ちたりするのだ
「あれ? ソフトを停止したのに調子悪いなぁ・・」
最終的に動かなくなり強制終了することになる
新規ソフトでもフリーズが起こらないと断言はできないが・・
まぁ、そのパフォーマンスに期待したい
とにかく、一曲作ってみたい
新しい機能も多いようなので楽しみなのだ
少々お時間をいただきたいと思う