テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ダンカンピックアップの高さ調整後の音はどうかな?

2019年05月18日 | 日記
早速だが・・
調整後のダンカンピックアップの音を録ってみた
最近はギターを改造する人も減ったらしいが・・
皆無ではない



それなりに需要があるのも事実
実際のところ、ピックアップ交換は意味がある行動だといえる

何でもかんでも交換したがる人も多いようだが・・
やはり、目的を明確にしておくべきだと思う

購入予算が決まっている状態であえて安いギターを買う人がいる
購入後に各パーツを交換する前提でギターを決めているのだ
まぁ、自由だが・・
経験上、あまりお勧めできない方法だといえる
飽きるのだ
楽器自体に飽きてしまうのだ
楽器はバランスが大事なのだ

読者の皆さんはピックアップ交換にどのようなイメージをお持ちだろうか?
すでに交換済みという方も多いと思う
私から質問だが・・
元々のギターの音を覚えているだろうか?

往々にして元の音に物足りなさ(非力さ)を感じる場合にピックアップを交換したくなる
つまり、モアパワーを求めるということ

これは分かり易い流れなのだ
パワーが必要な音楽とはどんなジャンルだろうか?
メタルに飽きた人がブルースに足を踏み込んだ瞬間に
ハイパワーなピックアップが邪魔になる
私にもハイパワーなギターを幼稚に感じた経験がある

ギターの経験、好み、テクニックetc・・
人間は常に変化(進歩?)するものなのだ

社外のピックアップにもあえて非力にチューニングされた製品がある
ダンカンにもそいうピックアップがあるのだ
所謂、ヴィンテージを意識したピックアップという事になる

この手のピックアップはギターやベースを選ぶ
こんなピックアップが合う個体は元々良い製品なのだ
良い製品に良いピックアップが搭載されている(ことが多い)

最も良いギターやベースの選び方はすべてを気に入って購入すること
それなりに予算や目利きも必要になると思うが・・
後悔しない買い方なのだ

改造体で購入する方法は避けた方が良い
核になる部分にお金をかけた方が結果的に幸せになれる

低価格のギターやベースも確実に進化しているが・・
やはり、価格なりというのが実情
悪くはないが良くもない
決して、メインになる楽器ではない
ピックアップ同様に購入目的を明確にする事で購入が生きてくる

私のベースはハムとシングルの混合モデルなのだ
現場のプロにはこのタイプを使う人も多い
素人とには中途半端という人もいるが・・
プロは求められた仕事を消化する必要がある
それに応えられないプロは次の仕事がない
これはどの業界にもいえること

とくに音という曖昧な世界観で生きる『音人』には苦労も多い
天才ベーシスト『ヴィクターウッテン』の愛機もPJベースなのだ

今回、生粋のジャズベを購入した事で二本のベースの棲み分けをより明確にしたくなった
同じような音なら二本は不要

行きつけの楽器店にレスポールカスタムの黒と白を持っている常連さんがいる
「微妙に音が違うんじゃねぇ!?」
本人が名言しているようにその差は微妙なのだ

自動車の色違いよりは個体差はあるが・・
素人にその差を感じることはできない
仮に同時期に生産された個体で明確な差が感じられるならば
どちらか一方が不良という事になる
実は木部が多いギターにこういう事が多い
結局、そのおじさんは片側をノーマルで使い、
もう一方にハイパワーな社外ピックアップを積んで使っているのだ

無理くりに差を生み出しているという矛盾なのだ
ギター好きなおじさん層に良くある『迷い』なのだ

ジミーペイジも同じような色合いのレスポールを二本使っている
明確な理由があるのだ
メイン機の59を保護する理由がある
氏の特殊奏法に『弓弾き』がある
この奏法では二号機を使う
一号機はリアを色々と替えている
二号機はノーマル状態で使っているのだ
一号機においては隠しスイッチで色々な音作りが
出来る事もマニアには有名な話
明確な棲み分けがあるのだ

プロの場合、種類が異なるギターを使い分けることは少ない
特にカリスマと呼ばれる存在の場合にはイメージを優先させる

元エアロスミスのジョーペリーのようなタイプは少ない
亡きゲイリームーアは年代でレスポールとストラトを使い分けていた
同時期に双方を使うことはなかったように思う

私が一本目のフェンダーベースを購入した時にはデフォルトの音を知らなかった
バンドのメンバーが弾いているベースの音は知っていたが・・
興味もなかった
実際に自分でベースを弾き、指と耳でその音を感じたことがなかった

その後に作曲やレコーディングで色々と物足りなさを感じるようになった
これがベースのピックアップ交換の流れなのだ
元の音をエフェクターでプッシュする方法もあるが・・
やはり、弾き手には嘘臭さが感じられる
ピックアップ自体が鳴っている感じとは異なる
「もっと、パワーがある音が欲しいんだよね・・」
という提案に楽器店が強力してくれたのだ
「ブリッジも重い物に交換した方が良いですよ」
という事でバダスブリッジに交換したのだ

ロックな音を求める場合には最高の組み合わせなのだ
一方でスラップのような軽く突き抜ける音には向かない

知人のジャズベを借りた時にショックを受けた
「こんなに音が違うんだね~」
二本目のベースが必要だと感じた瞬間なのだ

購入動機が明確な買い物はお金が出しやすい
楽器選びにも迷いがない
今回のベース購入は決断が早かった
過去には後悔の買い物も多々あったが・・

今回は幸せな気持ちしかない
久しぶりに興奮しているのだ
狙った音を手中に収めたような感じなのだ
大袈裟な表現だが・・
本音なのだ

それ故に古参ベースに求める音もより明確な物になった
ベースが一本の時には『万能』を求めてしまう
結果、それが中途半端を生むのだ

スラップ用はパキパキに・・
ピック弾き用はブリブリに・・・



今回は色々と試してみた
ピックアップを高くした事で繊細さが失われていないか?
パワーのピークや音に芯があるか?
トーンの効きは良いか?
ブレンドの具合はどうか?
チェックポイントも多い

今回、新規にベースを購入したことでフェンダーのデフォルトセッティングを知った
1弦から4弦のブリッジの並び(高さのバランス)を再確認した
とにかく弾き易いのだ
エレキにもいえるが・・
やはり指板のカーブを意識すべき

それを踏まえた上でプレーンと巻き弦のバランスを考える
自分の演奏スタイルによるところも大きい

ベースの場合ではピック、指弾き、スラップ奏法で弦高などが異なる
すべての奏法を行うプロは高次元でバランスさせているのだ
場合によるとベースを持ち替える

レスポールにストラトの代用は出来ない
その逆も然り
結果、レスポールとストラト
音傾向が異なるベースが二本
私のエレキ環境なのだ
断捨離が効いている

絞り込んだことでやるべき事が見えてきた
出来ない事も見えてきた

レスポールもストラトもノーマルピックアップ
今回、購入のジャズベも交換の予定はない
まぁ、途中で気が変わることも多いに有り得るが・・
現状ではかなり気に入っているのだ
足りない部分はエフェクトで補正できるような気がしている
繰り返しになるが・・
古参のベースは棲み分けと立ち位置の違いという意味でダンカンで良かった

短い期間だが・・
TOKAIのレスカスにダンカンを積んでいた事がある
非常にロックな音に変化したことを鮮明に覚えている
売却後に知ったのだが・・

あえて非力なピックアップを積んでいたようだ
『フレットレスワンダー』なレスカスの音を再現していたのだ
今ならば、非力なピックアップの意味と魅力が理解できる

残念ながら、年齢と共に理解が深まる人ばかりではない
中年や初老になっても高校生当時とあまり変化がないおじさんも多い
「やっぱしロックじゃねぇ!?」
「レスポにはダンカンじゃねぇ!?」
元気なおじさんは悪くないが・・
このまま、ギター人生の幕を下ろすのは寂しい
余計なお世話だが・・
そう思える人もチラホラなのだ

楽器店は人間観察の宝庫なのだ
ブログのネタになる話やお客さんも多い
もちろん、気になる製品も多い
ギター弾きにとってはパラダイスなのだ
そう思わせてくれる楽器店に感謝!
「1円でも安く買うんだぜ~」
という事に虚しさを感じた方はリアル楽器店の門戸を叩いてほしい

そんなお客さんを冷遇する楽器店には二度と行かない方が良い
ギター同様に第一印象が大事
ギターも楽器店もピックアップも第一印象が大事
何とも無理矢理だが・・
私はそう思っているのだ

ピックアップのネタは尽きない
私自身の経験に加えて、知り合いの失敗談なども参考になる
趣味のギターの失敗は悪くない
改善点があることはむしろ幸せなのだ
何を目標(目的)に設定するかは自由なのだ
そんな事をイメージするだけでも楽しい

ピックアップを交換しただけで安心してはダメなのだ
弦交換をしただけで逝ききってはダメなのだ
その先にある『何か』をイメージするのだ

脱線しまくりだが・・
今回の音はギター用のGT-001の音なのだ
「意外にギター用の歪みを使う人も多いんですよ」
ということらしい



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5本のギターがベースに化けた?

2019年05月18日 | 楽器
先程、楽器屋さんから帰宅したのだ

ギター的

”わらしべ長者・・”

なのだ

5本の不要ギターが欲しかったベースに化けたのだ

フェンダー製のジャズベなのだ
ボディはアッシュ材
指板はメイプル材
指板のインレイはレスポール風のブロックインレイ
ボディとネック裏はグロス処理なのだ
私にとっては初めてのスペックなのだ

使えるベースが二本に増えたのだ
タイプが異なるフェンダー製なのだ
ストラトも加えるとフェンダーは三本

手前の古参ベースもこれを機に色々と調整してみた
以前からフロントピックアップの低さが気になっていた
ネジを回してもピックアップが上がってこない


ギターにもいえるが・・

調整の基本は

”構造を知ること・・・”

ベースのピックアップはエレキとは少し異なる
ピックアップ下のクッションがピックアップを押し上げる構造なのだ
経年劣化でクッションがへたっていた事が原因だと判明した丁度良いスポンジがあったので工作してみた
ここまで高さが稼げるようになった
あとはネジを好みの高さに締め込むだけ
ベースを指弾きする方法はいくつかある
ピックアップに指をのせるのも一つの方法
弦に指をのせるプロもいる
4弦を弾く時にだけ瞬間的に弦から指を外す
フロントとリアの高さが揃ったのだ

ピックアップの高さは音量やパワー感にも関係してくる
これはエレキと同じなのだ
弦に近づき過ぎると磁力で悪影響が出る
この辺りは好みと個体差なのだ
エレキでもピックアップの高さを調整するだけで劇的に音が変わる
弾き易さを優先させる為にストラトのセンターを下げている人がいるが・・
ギター的には間違った調整だといえる

ピックアップをブレンドした美味しい帯域がスポイルされる
基本は各ピックアップの音量差を少なくすること

これはレスポールなども同じなのだ
アンプやエフェクター、弾き手の好みで徹底的に追い込んでみる

やはりプレシジョンタイプのハムピックアップは音が太い
ロック系のバッキングでは必須なのだ

今回、購入したジャズベはシングル二基
スラップ用として購入したのだ
新品にも関わらず、抜けが良く色気があるピックアップに感じる
ボディやネックを含め、育てるのが楽しみなベースなのだ

良いギターやベースは第一印象が良い
これに尽きる!
「これは良いね~」
と言う場合は買いだと思う

今回、僅かな追金で欲しかったベースを手に入れることが出来た
しかも、杢目も含めて『当たり』な個体
行きつけの楽器店と仲良しの店員さんに感謝!

ネット購入にはない楽しみなのだ
「久しぶりに良いベースが入ってきましたよ」
「バランスも良いですね 調整しいて感じます」
プロの太鼓判は心地良い

調整後の古参ベースも音が劇的に良くなった
太さと芯が加わったように感じる

ここ最近はピックアップのブレンドやトーンも積極的に使うようになってきた
「ベースって何でも一緒じゃねぇ!?」
という声を耳にするが・・

実は深い
エレキギターに負けないくらいに深い

楽しくなりそうな予感がプンプンなのだ😋 

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ギターおじさんの断捨離part2

2019年05月18日 | 楽器
本日、不要なギターを売りに行ってくるのだ

都合、5本ほど売却することに決めたのだ

「持ってれば、何かに使えるんじゃねぇ!?」

はあり得ない気がしてきたのだ

遊び用として買ったギターもある

ブログのネタとして試し買いした個体もある

キーワードは『飽きる』なのだ

安い楽器を評価する際の常套句がある

”値段の割りに使える・・・”

この言葉の奥底には我慢が見え隠れする

良い楽器は完結している

改造の必要性を感じないのだ

USA製のこの二本を手にして実感できたのだ
ストラトはピックアップの組み合わせを考慮してパワー調整されている
トーンポットなどもそれに適した物が採用されているように感じる

レスポールは良い意味で非力なのだ
メタル系などを演奏するには弱い
それで良いのだと思う
万能なギターは飽きるのだ


自分が欲しい音に特化しているギターやベースの方が長い付き合いになる


この二本を今後の音楽活動の核にしていきたい

”ギターは弾いた時間だけ成長する・・”

これは私の持論なのだ

どんなに良いギターも押し入れで眠っていたのではダメ

宝の持ち腐れなのだ

弾けばフレットも磨り減り、ギターも痛む

同時にそれはギターにとっての誇りでもあるような気がしてきた

ヴィンテージを現場で使うプロはカッコいい
あるプロは最近まで59レスポールを現場で使っていた
何度もフレット交換を重ねてきたという

使う楽器、使われてきた楽器はカッコいい
音というか・・

その事実がカッコいい

ただ、時間だけを闇雲に過ごしてきた古びたギターとは区別したい

「このギターって高校生の頃から使っているんだぜ~」

と自慢するおじさんをチラホラ見かけるが・・

その大半を湿った押し入れで過ごしてきたのだ

そんなギターは臭いが酸っぱい

何故だか酸っぱい臭いを放っているのだ

過去にお試しで酸っぱい臭いのギターを買ったことがある

ボブレンのケースが付属していたのだ

ケースが欲しかったのだ

消臭剤を吹きかけ、数週間ほど陰干ししたが
最終的に臭いが消えることはなかった

やはり、そんなギターはいくら入力(弾き込み)をしても音が良くなることはなかった
飽きてしまうのだ

ピックアップを改造しコンデンサーを交換しブログのネタにしてその生涯を終えた
行きつけの楽器屋さんの教室で使われていたようだ

現在の行方は知らない・・

脱線したがそんなこんなで私にとって必要な楽器だけ残す事に決めたのだ
年齢や環境を考慮すれば、良い判断だと思える

二束三文で買い叩かれるのも承知している

私のところで眠っているよりも何処かで誰かに弾かれる方が幸せだと思う

私の知り合いにほとんどギターを弾かないおじさんがいる

若い頃にバイトをして頑張って買ったレスポールを2本持っている

「ここ最近、まったく弾いてね~んだよ」

おじさんと共に30年以上の時を一緒に過ごしてきた戦友?らしいが・・

まったく鳴らないレスポールなのだ

おじさんにはその事実を伝えられない

「カッコいいレスポールだよね~」

とルックスを褒めるしかないのだ

行きつけの楽器店にはそんなお客さんが集うのだ

気がつけば、自分と共に無駄に時間だけを過ごしたギターが多いことを知る

弦とフレットが触れただけで色気がある音を発するギターは希

願わくば、自分のギター達をそんなギターに仕上げていきたい

本日、オーダーしておいたベースが届いている予定なのだ😋 





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プレイテックジャズベースは使えるよっ!

2019年05月18日 | 楽器
プレイテックのジャズベースの音源が完成したのだ



録音機材はzoom

プレイテックのベースは使えると思う

しかしながら、デフォルトの状態では物足りない
自分の好みや演奏スタイルに合わせて調整する必要がある

今回の調整ポイントは弦高とオクターブ調整なのだ
ネックの状態はやや順反り・・
という感じなのだ


ピックアップの高さも自分の好みに調整したのだ

弦はストック弦に交換したのだ
デフォルトで張ってある弦はショボい


これは他のギターにもいえること
コストダウンで安い弦を張っているギターもある

店頭でかなりの期間売れ残っているギターもある
とりあえず、購入後にすべき事は『弦交換』なのだ

これを基準に調整を始めるべきだと思う

プレイテックの製品は評判が良い
私も以前から気になっていたのだ

今回、ブログのネタという意味も込めて購入してみたのだ
音源を作ったことで逝き果てた・・

飽きてしまったのだ
今回の断捨離で手放す事に決めたのだ
「早くねぇ!?」
という声も聞こえてきそうだが・・
ギター道などそんなものなのだ

『経験』という産物が残った
買った物を一生手放さない人がいるようだが・・
使わない物を持っている事に何の意味があるのだろうか?

上のPJベースはピック弾きでブリブリ言わせたい
やはり、ハムはパワーがある

今回、オーダーしているベースはジャズベなのだ
完全に『スラップ仕様』としてセレクトしたのだ

弦高や弦の太さも含めて差別化していきたいと考えているのだ
ボディ材やネック材もあえて異なる種類を選んだのだ

どんな音を聴かせてくれるか?
楽しみなのだ

話をプレイテックベースに戻そう・・

パーツの精度は完璧だった

ポットの動きも悪くない

やはり、価格的にパーツが安価なのだ
特に金属系のパーツは安っぽい

初心者には十分だが・・
そこそこ良い物を知っている中級以上は満足できない

本体価格を考慮すれば、パーツ交換はナンセンス
上記のフェンダーベースに取り付けているブリッジと同じ価格なのだ
ダンカンのピックアップ二個の方が本体よりも値段が高い

そのまま使うのが吉!
改造は無駄だと思う

デフォルトが気に入った人はそのまま長く使えば良い
数日でも劇的に音が良くなっている
数年使えばさらに良くなる可能性もあると思う

他メーカーの3万円台のギターやベースと競える

今回、縁があって購入に至ったが・・
本当に良い経験をしたと思う

ありがとうプレイテック!

安価なギターやベースも調整しだいでそこそこの音が出せる
というサンプル的な音源なのだ


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