テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ドラゴンテレキャスを指弾きしてみた

2022年04月09日 | 楽器
新年度を迎え春らしい日が続いているのだ

読者のみなさんは如何お過ごしだろうか?

暑くも無く寒くも無くギターの練習には最適な季節だと思う

「なんかやる気が出ないんだよね~」

すぐに眠くなっちゃうしさ 困ったよ」

集中力が出ない、眠くなってしまうのは季節のせいではないと思う

何かを見直す必要があるかもしれない

ギターに集中できないという人は無理に練習するよりも根本原因を追及した方が良いと思う

ギターの練習が捗らない原因は何だろうか?

色々とあると思うが・・

”ギターを弾いてていても楽しくない・・”

これに尽きると思う

何をもって楽しいと感じるか?

これに関しては人それぞれだと思う

面倒臭い準備のわりには成果が少ない

そんな練習ではすぐに嫌になってしまうと思う

家でも外でもすぐにギターを弾ける環境作りは大事だと思う

簡単に始め、簡単に片付けられる必要がある

困ったことに年齢とともに色々なことが面倒に感じるようになってきた

ギターを弾くことは楽しいが準備やセットアップが面倒に感じる

以前は作曲の真似事のようなことを頻繁に行っていたが最近は皆無

作曲する意欲がまったく湧かないのだ

理由は不明なのだ

その辺りに関しては深掘りしないことにしている

自分の気持ちに素直であるべきだと考えているのだ

ギターの練習方法は本当に奥深い

楽しく練習を行うことは言うほど簡単でない

カラオケをばっくに気分を盛りあげる方法も有効だと思う

以前はそんな方法で練習していたこともある

今は面倒臭いのだ

そもそもリードプレイへの興味が薄れてきた

何だろう・・もっとギターをトータルで考えたいと思うようになってきた

リードプレイよりもむしろバッキングへの関心が高まってきた

実際の演奏でもバッキング9割、リード1割ということが多い

最近ではリードプレイそのもが無いという曲も多い

色々な考え方や曲へのアプローチがあっても良いと思う

私が考えるひとつの着地点は『ひとり演奏』なのだ

歌モノでもソロギターでもギター一本で完結するスタイルに惹かれる

アコギでは定番のプレイスタイルなのだ

一方のエレキはどうだろうか?

他の楽器ありきというスタイルが多い

それ故に他の楽器への依存度が高くなる

ベースやドラムがいなければ何を弾いているかが分からない

そんなことも多々起こる

世のギター弾きの多くはとにかく他の楽器に興味が薄い

ベースやドラムなどのことを知ろうとも思わない

カッティングが下手な人の多くはドラムの音を聴いていない

つまり、グルーブを理解できていないのだ

フレーズの引き出しが少ないギター弾きの多くはベースへの理解度が低い

特にバンドというスタイルで演奏する場合にはベースとの連携が重要になる

ベースが見えていれば、自分が弾くべき音も見えてくる

「俺には関係ね~な コピーしかしね~から」

という人も多いと思う

コピーバンドでも演奏の核になる部分は一緒だと思う

所謂、一流よ呼ばれるギタリストの多くはかなりの確立で他の楽器に精通している

「俺はエレキもアコギも弾くぜ~」

とは少し違うのだ

鍵盤などが弾けるギター弾きは色々な意味で強い

音に厚みを付けるとう場合にも鍵盤の発想が活きてくることも多い

とにかく、ギター上達の為には色々なことに興味をもつべきだと思う

身につけた知識で無駄になることは何もない

ご存じのように私はベースも弾くのだ

言葉は悪いがその辺のギター弾きのなんちゃってベースではない

かなり深い部分までベースを追求しているのだ

ベースを弾く際にはベース脳で弾いているのだ

指先が変形するほどスラップにハマった時期もあった

最近はもっぱら指弾きスタイルが多い

派手なフレーズというよりはラインに関心が出てきた

上手いバンドやカッコいい曲ではベーシストの貢献度が高い

良い例がレッドツェッペリンなのだ

イコライザーなどで補正してベースラインに耳を傾けていただきたい

もともとはペイジ氏のベーシストだったのだ

ジミヘンのレコーディングでは自分でベースを弾くことも多かった

共通点は楽曲のベースラインが凝っているのだ

コードのルート音を8ビートで刻むようなスタイルとは区別したい

ベースにハマる人と飽きる人の違いがそこにある

どんな楽器でも極めれば終わりがない

ギターも一緒なのだ

どれだけ練習しても満足することはない

いくつになってもまだまだ上手くなれる

伸び代は年齢ではない

発想なのだ

私の周囲にも練習が下手な人が多い

練習方法が下手だからすぐに飽きてしまうのだ

劇的に上手くなることなどあり得ない

第一段階として自分の音を好きになる

自分のファンは自分自身なのだ

私を含めた素人の演奏を褒めてくれる人などいない

自分自身を叱咤激励するのだ

自分に甘いタイプも厳しすぎるタイプもダメ

自身を客観視できる人が最後に勝つのだ

少し脱線したが・・・

ひとりで気楽に練習する最良の方法はブルースを学ぶこと

ブルースという音楽はエンドレスなのだ

一定の規則性を持っていることも特長なのだ

それ故にジャムなどで好んで演奏される

他の楽器にとっても共通の言語になっている

少し楽器が弾ける人たちが都度合えば自然にブルース的なジャムが始まる

YouTubeなどのプロ同士のセッション動画が参考になると思う

ジャムではリードプレイを求められることもある

バッキングを求められることも多い

仲良く順番に自分の順番を楽しむのだ

ブルースが弾ければ初心者でも認められる

逆に自称ベテランでもブルースがまったく弾けないよいでは馬鹿にされる

繰り返しになるが・・

ブルースはギター弾きの共通の言語なのだ

ジミヘンやクラプトンの源流にもブルースが流れている

亡きエディもブルースの重要性を説いていたことがある

ブルースのテンポを早くすれば、ブルースロックになる

音を歪ませればハードロックになるのだ

無理矢理な解釈に聞こえると思うがロックとはそういうものなのだ

ブルースが組み立てられるとロックっぽい曲が作れるようになる

ロックでは定番のペンタもブルースと重複する部分が多い

Keyが分かればどんな曲でもアドリブが弾けるようになる

少し脱線したが・・・

エレキでひとりブルースを弾くならばテレキャスで決まり!


理由はブリッジの構造なのだ

特に説明は不要だと思う

非常にアコギに近い匂いが感じられる


ブリッジは三連でも六連でも良いと思う


今回のようなスタイルをアコギでモノトニックベース奏法という

アコギで弾いても楽しいのだ

今回はエレキという特性を活かしつつ、フレーズを少し練っている

今回はKeyEだが他のKeyでも楽しめる

ベースとバッキングとリードを一人で弾くスタイルなのだ

少し工夫すれば、歌モノのバッキングでも使える

先にも述べたようにベースの気持ちが分かればベースラインの組み立ても楽になる

基本は同じ音を繰り返す

気分でオカズ的なフィルを挿入しても楽しい

困ったことに決まったポジションだけでは飽きてくる

ローポジからハイポジまで動き回るのだ

自然にスケールが見えてくるのだ

ギターは楽しむべきものなのだ

苦しみながらの練習では身に付かない

色々なことが見えてくればギターはもっと楽しくなる

手持ちのギターが楽しく、愛おしく思えてくる

ギターと弾き手は一心同体なのだ

そう感じられる日が必ず訪れると信じているのだ

こんな時代なのだ

他人に依存するスタイルから卒業すべきだと思う

ひとりで何でも出来るような人は他人とも演奏できる

”大は小を兼ねる・・”

ということなのだ

「何か買いたいんだよね~」

という方にはアコギをお勧めしたい

小型ボディの安いアコギで十分だと思う

「アコギって楽しくね?」

と感じた頃にはエレキも劇的に上手くなっている

練習を単体で考えるべきではない

必ず、どこかで繋がっているのだ

その辺りの理屈に気づいた人は強い

残念なことにそれに気づかぬままギター人生の幕を下ろす人も多い

読者の皆さんはギター弾きの分岐点に立っているのだ

「俺、なんかギターが好きになってきたかも?」

そんな気持ちになれば最高だと思う

ネットを検索するならば、色々な演奏や奏法を調べていただきたい

知らないことに出会えると思う

「何か良さげなギターとかなくねぇ?」

無駄な買い物から解放される日も近いと思う

まだ、ギターをお持ちではない方は早急にギターを購入していただきたい

押し入れにギターをしまっている方は早急に弦を交換し調整していただきたい

毎日弾いている方は少し手を休めてYouTubeで上手い人の動画をご覧いただきたい

”自分が何処にいるのか?”

それを知るだけでも成果だと思う

今回の演奏は巻き弦をあまりミュートしてない

アコギなどでボワつく場合にはしっかりミュートする

ミュートと開放をバランスさせることでニュアンスを付けることも出来る

エレキの場合には少し歪んだ音で弾いてみてもカッコいい

強く弾くと少し歪み、弱く弾くとクリーンになる

そんなクランチが理想の音なのだ

大人っぽいギターの音になる

音作りは完璧なのだ

あとはフレーズ探しなのだ

すでに年齢的に大人の方はフレーズを再考しても良い時期だと思う

「俺はロックだぜ~ぃ♪」

も良いが・・・

何かスパイスが欲しい

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