テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギター弦はセットがお得ってこと?

2022年12月18日 | 楽器
少し時間があるの連貼りさせていただきたい

相変わらずアコギを弾き倒しているのだ

シットリと指弾きというよりはピックで弾くことが多い

理由がいくつかあるのだ

冬場ということで手荒れが酷いのだ

加齢で脂が不足していることも原因だと思う

もう一つはピック弾きのアタック感の心地良さ

慣れてくれば、ピックで各弦を自在に弾き分けることが出来るのだ

ジミヘンの楽曲をエレキで練習していた成果がアコギにフィードバックされている

ダウン&アップの8ビートで秒で飽きる

他のアコギ弾きは知らないが私は耐えられない

私はギターをオケに歌いたいのではない

ギターを歌わせたいのだ

少々カッコいい言い方になってしまったが・・

アコギの醍醐味に表現のダイナミクスがある

強く弾いたり、弱く弾いたりした時の出音の変化が心地良い

フレーズによっては巻き弦を完全にミュートしてプレーン弦だけを鳴らす

特に意識しているつもりはないのだ

感情が高ぶってくると自然にそんな演奏になってくるのだ

盛り上がってくるとストロークする指にも力が入る

初心者の時期には力むことが諸悪だと教えられる

力が入るとリズムキープが難しくなる

ピックは軽く握り、手首はラフに肘は力を抜いて・・

そんな感じだろうか?

中級レベルに達したならば、あえて力むようなプレイも取り入れたい

弦が切れるほど強いアタックで弦をかき鳴らす

そんなプレイが最高に気持ち良いのだ

鉄弦に負けてピックの選択がガンガンに磨り減るようなイメージが良い

「俺ってピックが長持ちするんだぜ~」

これは自慢にはならない

タイヤが磨り減るほどに走る込み、靴底が磨り減るくらい走り歩く

極限を迎えた者にしか感じられない極みの世界がある

ギターにもそんな世界があるのだ

弦が切れることは恥ではない

むしろ誇りと感じた方が良い

全弦を優しい力でフルストロークしても弦は絶対に切れない

どんな状況で弦が切れるのだろうか?

単体の弦を強い力で狙い打ちした時に切れるのだ

弦が切れる場所に注意したい

プレイで弦が切れる場合にはブリッジに近い部分が切れる

逆にヘッド側が切れる場合には弦の劣化や弦の巻き方の不備が原因の場合が多い

何度もチューニングを変更(修正)することでも弦は劣化する

所謂、経年劣化なのだ

初心者でも上級者でも切れるものは切れる

しかしながら、ピッキングで弦を切ることは言うほど容易くない

先にも述べたようにブリッジの際が切れるというのは希なのだ

自分のピッキングが強くなったと意識すべきなのだ

気が付けばダイナミクスが自然に身に付いていることになる

抑揚が無いプレイは弾いていても聴いていても飽きる

ベターッとした演奏なのだ

ちなみにこいうタイプの人にはコンプは不要なのだ

コンプの使い方を勘違いしている人も多い

弱い音を大きく引き上げるというよりは大きな音の頭を揃えるという使い方が正しい

強いアタックを揃えることでコンプの真価が発揮される

エフェクターの使い方に正解はないのだ

特にアナログ系のエフェクターのアプローチは無限大

ディストーションをブースター的に使う人もいる

ディレイを音に厚みを付けるダブリング(私もこのタイプ)として使う人もいる

ディレイタイムで常時Onから飛び道具的な使い方までOKなのだ

誰かの真似というよりは自分発信で使い方を見出していきたい

何年経っても他力本願なギター弾きも少なくない

頑固で聞く耳を持たないギター弾きとどちらがマシなのだろうか?

どちらも微妙だと思う

エフェクターが決められない人も多い

買っては手放すを延々と繰り返す

私にもそんな時期があった

答えは自分自身の中にあった

ピッキングのダイナミクスが無ければ何を繋いでも一緒なのだ

特に歪みペダルの性能はプレイヤーのテク有りきだといえる

弱く弾いた時にクリーン寄り、強く弾くと歪む

クラプトン辺りの年代の英国系ギタリストが好んだ手法

ボリュームで調整するのもお約束なのだ

良いペダルの必須条件は抑揚への追従性に尽きる

値段やブランドイメージよりも大事なのだ

高価なペダルを買っただけで上手くなった気分に浸る

浸っているだけなのだ

やがて夢から覚めてしまうのだ

ギター弾きの抜け出せないスパイラル陥るのだ


ギターはテクとセンスで決まる

この二つがあればどうにでもなる

逆にこの二つが不足している人は何を買っても満足を得られない

ある意味でギター道は潔い世界なのだ

私が若い頃には高額なギターがもてはやされていた

そんなバブルな時代が懐かしい

現代はこんなご時世なのだ

ギターの値段は自慢の対象にはならない

余裕がある読者の方は実験してみると良いと思う

「このギターって超高け~んだぜ~ぃ♪」

目の前には冷めた目で見つめる知人の顔があるはず

脱線したが・・・

脱初心者の条件の一つがダイナミクスのコントロール

ピックでも指弾きでも自在に強弱をコントロールできるように準備しておきたい

「今日のギターって歌ってる?」

そんな勘違いも楽し

自分の演奏に厳しくあるべき

同時に自分の演奏の第一のファンであるべき

私はそんな感じでギターと向き合っているのだ

私は耳が肥えていると思う

特にギターに特化した音楽への聴き分けには自信がある

それ故にギターを含んだ音源には厳しい

自分の演奏にもかなり厳しいジャッジを下す

いくら弾いても満足できない

調子が悪い時には本当に自分が嫌になる

下手な自分にイライラすることも多い

その一方で調子が良い時には湯水のようにリックが溢れてくる

ギターは感情が左右する楽器だということを痛感させられる

気分が良い時にはピッキングにも力が入る

良い意味で力強く弾きたくなるのだ

「ギターが壊れるんじゃね?」

という勢いで弾き倒すことも多い

激しいストロークをしている時には妙なアドレナリンが噴出する

脳内麻薬のような感じだろうか?

日常の嫌なことやストレスから一時的に解放される

とにかく気持ちが良いのだ

特にそれを強く感じるのがアコギなのだ



弦の調子も自分自身の調子も如実に音に反映される

神経が研ぎ澄まされてくるとピックの先端が狙った弦を捉えていることを実感できる

さらに気分が盛り上がり弦を切ってしまうのだ


ここ最近は連続で3弦を二回切ってしまった

3弦が無いセットが2セットある計算になる


リックを組み立てる際に3弦を良く使うのだ

プレーン弦の弾き分けに心地良さを感じているのだ

巻き弦でブリブリと弾き倒すことにハマっていた時期もある

好きに理由はないような気がする

そこに理由を求める必要もないと思う

いずれにしても残り弦のバランスが悪い

楽器屋さんでバラ弦の値段をきいてビックリしたのだ

私の想像の三倍くらいの値段で売られていた

「バラ弦よりもセット弦の方がお得ですよ」

非常に当たり前のことに気づかされたのだ

良い感じで他の弦が切れれば幸いだが仮にまた3弦が切れた場合には潔く全弦を交換することに決めたのだ

少々勿体無い気もするが・・

弦はギターの生命線、大いなる消耗品なのだ

他の趣味と比較してもギターはお安いと思う

弦の出費は致し方がないところだと思う

弦が切れることを恐れてピッキングを弱める気はないのだ


人気のない場所でアコギを無心でかき鳴らしている私はアホだと思う

十分に自覚はあるのだ


フルストロークを録音してそれを聴いてみる

客観的に自分を演奏を聴き、気に入らない部分を修正

時間がある時にはそんな地味な作業を延々と繰り返しているのだ

自分が下手だということを自覚するところが上達への入り口

私はそう考えているのだ

恐縮だが・・・

私の知人達は私の演奏が上手いと褒めてくれる

悪い気はしないが有頂天になることはない

私はもっともっと高い極みを目指しているのだ

精神的に高い場所に向かっているのだ

ギターをかき鳴らしながら昇天したい

ギター弾きは少しアホなくらいが楽しいのだ😇 




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