テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

エピフォンレスポールの『品質』について考えてみた・・

2012年10月18日 | 日記
エピフォンのレスポールは良くも悪くも注目されていると思える

ネット検索などで『エピフォンレスポール』と入力するだけでもかなりの情報にヒットするのだ


以前にレスポールの購入を検討していた時には新品の情報ばかり調べていたのだが・・

レスポールの購入後には『カスタム』や『加工』という部分に興味を持ちつつ検索をかけているのだ


Q&Aなどでもエピフォンの購入を検討している人を多く見かける


「グレコとトーカイとエピフォンってどれがいいですか・・?」

非常にザックリとした大雑把な質問だと思う

おそらく初心者なのだと推測できる


こんな場合には往々にして回答者もテキトーな回答をしているのが笑えるのだ

何故だか回答者の多くは『アンチエピフォン派』なのだ

「エピフォンだけは止めた方がいいよ・・」

というような回答が多いのだ


エピフォンの何が気に入らないのだろうか?



ある質問においては少々マシで予算が明示されているのだ

「予算は5~6万円くらいで考えています・・・」


この価格帯においても回答者の人達にはエピフォンは嫌われているのだ

嫌われている理由を私なりに分析してみたのだ



某生産国による品質の低さ・・

独特のエピフォンヘッド・・・

この二つだと思うのだ


ちなみに購入予算が5~6万円台ではライバルメーカーの製品も某生産国だと断言できるのだ


アンチも多い一方で実はレスポール&レスポールタイプのカテゴリではエピフォンが一番売れているのも事実なのだ

初心者が購入し易い価格帯においてはフェンダージャパンのストラトタイプと人気を二分しているのだ


読者の皆さんもお近くに楽器店(大きい方がいいかも)があれば足を運んでいただきたい

おそらく入口付近にはフェンダージャパンとエピフォンが売り場を占拠していると思う


ネットでは何かと『品質』という言葉が飛び交っている

多くの人々が求める品質とは何だろうか?


”エピフォン≒品質が低い・・”

という印象を持っている人々はエピフォンの何処を基準に判断しているのだろうか?


常連読者の皆さんは私が以前にエピフォンのブラウンサンバーストのモデルを購入しているのをご存じだと思う

実際に楽器店で同価格帯のギターを数本ほど試弾きして選んだのだ


定価で8万円クラスのギターだったのだが・・

特に悪いというギターは無かったと記憶している

その中でも色と鳴り(音色)が気に入った一本を選んだという流れなのだ


結局は弾き難さに負けてしばらく使って売ってしまったのだが・・・

当時はアーム付きギターへの気持ちが傾倒していた時期でもあったのだ


吟味しただけに音は嫌いではなかった

以前に所有していたBC.Richもレスポールに似ている音色だったのだが
こちらも弾き難いという理由で友人に譲ってしまったのだ


先日、久々に再会したのだがピックアップが社外品に交換されていたが元気に鳴っていた・・

こちらも某生産国の製品なのだが塗装のムラやペグのガタ、フレットの段差etc・・


「何で楽器店での試奏で気付かないの?」

という人も多いと思う


楽器店には独特のムードがあるのだ

やはり、自宅で演奏するのとは環境が異なるのだ


一言で言ってしまえば、私の『経験不足』だと言わざる得ないと思う

高い授業料だったが現在はかなりの目利きになった自信があるのだ


今回のレスポールの購入もある意味ではハードルが高かったと思う

仮に初心者の人が私を真似たならばかなりの確率で失敗&後悔する結果になると思う


品質や価値観は人それぞれだといえる

パッと見だが試奏の際に触れた数本に特に不備や違和感は感じなかった


パーツの取り付け精度が低いと指摘する人もいるようだが・・

かなり、しっかりと取り付けられている印象を受けた

楽器店での所見故に自宅に帰ってじっくりと眺めれば粗が見えてくるかもしれないが・・・


個人的に求める品質は『音程』なのだ

磨いて眺めて楽しむという接し方もあるがギターは楽器なのだ


眺めて楽しむという価格でもない気がする

楽器として正確に機能するか?に尽きると思うのだ


当たり前のようだが・・

意外に忘れられている部分でもあるといえる

「日本製のエピフォンっていいですか?」

「日本製のレスポールタイプっていいですか?」

・・というように生産国やブランドに執着しているような人々は本質を忘れているのだ


ある回答者が良いことを言っていたのでご紹介したい

「ごちゃごちゃ言ってないでエピフォンに集中したほうがいいよ・・」

「エピフォンでいい音を出せたらカッコいいんじゃないかな・・・?」

私も同感なのだ


ギターの音色の多くの部分は弾き手のテクとニュアンスで決まると言っても過言ではない

初心者がUSAのカスタムショップ製のストラトを弾いても絶対に良い音は出せない

逆にプロが2万円のギターを弾いた場合、かなりイケた音を聴かせてくれると思うのだ


あくまでも想像だが・・・


ちなみに先にも述べたようにアンチ派の多くはエピフォンのヘッド形状を嫌っているようだ

たかがヘッド・・

されどヘッド・・・

ギターのルックスを決定づける上でかなり重要なアイテムであることは間違いない


ギブソン社のライセンス契約を結んでいるのだが・・

ギブソン側からの要請で同一形状のヘッドを取り付けることができないのだ


これには歴史があるようだ

数十年前にエピフォンが日本に工場の拠点を持っていた時期に遡る・・


読者の皆さんもご存じだと思うが日本人によって組み立てられていた時期があったのだ

この時期のエピフォンはいわゆる『ギブソンヘッド』だったのだ


素人の目には違いはヘッドのロゴだけだったのだ

もちろん、厳密にはボディの材やパーツなどもまったく異なるのだが・・

ルックス重視の初心者には手軽に買えるレスポールという事で爆発的に売れたのだ


資源も豊富にあった時代だけに材もけっして悪くはなかったのだ

ギブソンに手が届かない初心者はもちろん、ギブソンを使っていた人までも日本製に流れ始めたのだ


もうお分かりだと思う・・・

日本製のレスポールが『目の上のたんこぶ』になってしまったのだ


現在は生産国も変わってしまった

ヘッドの形状はこれらの流れからもともとのエピフォンヘッドに戻ったのだ


楽器店の店員さんの中にはエピフォンヘッドをカッコいいという人もいる

しかしながら少数派であることは確かなのだ


エピフォンには『カジノ』という名器があるのだが・・

このギターだけは別格の扱いなのだ


非常に珍重されている

カジノもエピフォンヘッドだがこれを貶す(けなす)人は少ない


とにかく低価格帯のレスポールだけが何故だか攻撃の的になっているのが現状なのだ


有難くないネーミングで呼ばれているのだ

「エピフォンのヘッドって・・あのチ○コヘッドのこと?」

「あれはダメでしょ? ダサいよね~ 」


言われてみれば、そんな風に見えなくもないのだ・・


個人的にそんな人々の言葉など気にもならないが・・

正直なところ、何かが気に入らないのも事実なのだ


ボディが美しいだけに少々惜しいと感じることも多々あるのだ

これはグレコのヘッドだが何となくエピフォンに似ているような・・



アンチ派の人々はこのヘッドの形状は悪くは言わないのだ


まったくもって不思議なのだ


ちなみにヘッド&ボディの大改造を行ったのだ

次回のブログで詳しくご紹介したいと考えているのだ


明日かな・・?(時間があれば)
















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギターのカスタムはパーツ交換から・・・

2012年10月16日 | 日記
とりあえず、中古レスポールのリフレッシュはすべて完了したのだ



あとは弾き込んでギターに慣れる事とレスポール特有の美味しいサウンドを追求するだけなのだ


ご存じの方も多いと思うが・・

ストラトとレスポールではネックのスケールが違うのだ

レスポールの方が数値的には僅かに短い


人間の感覚とは不思議なもので・・

この僅かな数値の差がかなりの違和感に感じるのだ



レスポールのメンテをかねて、長時間弾いていることが多かったのだが・・

レスポールからストラトに持ち替えた瞬間に弾き難さを感じてしまったのだ

ストラトのローポジションがかなり遠くに感じられるのだ


「あれ? ストラトってこんなに弾き難かったかな・・?」

しばらくストラトを弾き続けていると手や指の感覚がストラトに馴染んでくるのだ


ちなみに愛用のアリアはストラトよりも若干、スケールが長いのだ

スケールの異なるギターを順番に弾いていくのも練習になると思う


ギターごとの弦のテンションの違いを指先で感じるのも楽しいものなのだ


レスポールのメンテの為に久々にパーツ売り場を覗いてみたのだが・・

これが、結構楽しかったりするのだ


純正パーツと社外の規格品が入り混じっている状況なのだ


パーツ売り場でお気に入りのノブを見つけたのだ

愛用のアリアにも何かしら『化粧直し』をしてやりたくなってきたのだ



純正の状態はシルバーのノブが二つ付いているのだ


以前に所有していたアイバニーズもこのタイプだった

ルックス的にはメタル系のギターに多いような仕様だと感じる


・・ということでボリューム側のノブだけをレスポールに多く採用されているノブに交換してみたのだ



通称『スピードノブ』といわれている商品なのだ

おそらくボリューム奏法などの時にハット型のノブよりも素早く操作できるという意味だと思う




今回のノブ交換のお手本は憧れのポールリードスミスなのだ



ポールリードでは多くのモデルにスピードノブが採用されているのだ

ギターの性格上テクニカルな面をサポートする為ではないと推測できる


ルックス重視だと思う


ノブを付け替えた全体像はこんな感じなのだ




ノブの交換だけでもかなり『カスタムギター風』になったと思う

二個のノブを交換するのはダサいのだ


一個がカッコいいのだ



ノブとボディの隙間を再びご覧いただきたい

オーダーしたようにピッタリしているのがお分かりいただけるだろうか?


ギター弾きの人は気分転換の為にノブやその他のパーツを
演奏に支障が無い程度に交換してみることをお薦めしたい


ギターの音を作る時には耳を頼りに感覚でミックスしているのだが・・

やはり、ノブに数字が刻まれているのは何かと便利なのだ


ちなみにノブにはインチとミリがあるのだ

アリアはアメリカ製のポッドが採用されているのでインチのノブということになる


フェンダージャパンのジャズベはミリ規格のようだ

肉眼では確認できない差だが取り付けの場合にはシビアになってくるので注意が必要なのだ


ボディーの曲面の状態によっても取り付けられないノブがある

その辺りは楽器のプロである店員さんに相談してみるのも良いと思うのだ


数百円という『プチ改造』だが・・・

個人的にはかなり満足度が高いカスタム?なのだ




今後の企画として・・


ストラトの擬似的なハム

アリアのハム

レスポールのハム


という三本の異なるギター(ピックアップ)の音比べなども考えているのだ


「ギターって一本じゃ完結しないんですよね~」

楽器屋のお兄さんの口癖なのだ


私の場合は三本しか持っていないので偉そうな事も言えないが・・・

最近はお兄さんの言葉の意味が何となく理解できるようになってきたのだ


画像では分かり難と思うが・・

アリアもなかなかカッコいいでしょ?


音源は別の機会にご紹介したいと思っているのだ







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エピフォンレスポールとジャンクな日々・・・

2012年10月14日 | 日記
ジャンク品として手に入れたレスポールのお手入れも最終段階に入ったのだ

先日はトグルスイッチのプレートを購入したところまでお話したと思う


”音が鳴ればいいんじゃない・・?”

という大雑把な性格の人ならばすでに『完了』ということになると思う


とりあえず、現段階での出費はスイッチのノブが100円

プレートが200円なのだ

今回の作業に必要になった道具はすでに持っていたものを活用したのだ

非常に安上がりに作業を進めているのだ

余談だが・・

人によってはジャンク品に購入金額以上のお金をかける人がいるようだ


「1万円で買ったギターだけど・・ディマジオが二基で3万円を越えちゃいました~」


世界に一本のギターということでは理解できなくもないが・・

私流ではない・・




話を本題に戻そう・・

私の場合は自分が納得できる仕上がりを目指してしまう性格なのだ


トグルスイッチのプレートも機能面では不必要かもしれない

キズがあっても文字が薄くなっていても演奏には支障がないといえる


つまりは『ルックス』へのこだわりなのだ


購入から気になっていた部分の一つに各部のネジの錆があった

シルバーから黒く変色してしまっていたネジもあったのだ


中古だけに見過ごしてしまおうと思っていたのだが・・

やはり、演奏のたびに気になってしまうのだ


安い部品だけに交換という手段がもっともお手軽だと思う

前後のエスカッションに各4本、合計8本

ピックアップとエスカッションを固定しているネジが前後で4本ということになる



ちなみにエスカッションの固定ネジは前後で長さが異なるのだ

レスポールタイプを本格的に分解清掃したのは初めてなのだ


実は私もパーツを分解しながら色々と学んだのだ

おそらく前のオーナーが何かの理由で一度ネジを外しているのだ


一本だけネジの取り付け位置が前後で逆だったのだ

長いネジはエスカッションから飛び出し、短いネジはプレートをしっかりと固定できていなかった


ネジを外したということは・・・

ピックアップを交換している可能性があるのだ

他人が交換したピックアップの組み合わせはおそらく私の好みではないと思う

やはりスタートは『純正』が基本だと思う


その後に試行錯誤を重ねながらカスタムするのがお約束なのだ

「わーい、最初からディマジオが付いていたよ~」

という場合も多い

ましてや素人の中途半端なハンダ付けや配線も微妙だと思う

中古を考えている人は注意していただきたい




ちゃんとエピフォンの純正品が付いていたので安心したのだ



エピフォンの純正にもグレードがあるようで私のレスポールには比較的良いものが付いていた


ネジを交換するのは簡単なのだが・・

実はネジにもいろいろな規格があるようだ


素人考えでは簡単に入手できると思ったのだが何かと面倒なのだ

結局、自分で納得できるまで『研磨』することに決めたのだ


サビ落としではないので研磨なのだ

早速、パーツを取り外していったのだ



普通の人は弦を外してしまうと思う

私の場合にはちょっとした工夫で弦を張ったまま作業を進めるのだ



こんな感じでテールピースを外せば簡単なのだ



弦がバラバラにならないようにこんな工夫をしているのだ


ギター弾きの間では昔からこう呼ばれていた『アルトベンリー』なのだ



低価格の製品もあるが使用頻度が高いだけにここにはお金をかけた方が良いと思う




ネジ磨きのついでにエスカッションの微妙な歪みも調整することにしたのだ



プラスチック製のパーツはドライヤーなどで熱を加えることで曲げることができるのだ

失敗も多いので初心者の人は慎重に作業を進めてほしい


プラスチックパーツを磨くクリーナーで表面もピカピカに磨いたのだ




ネジ磨きに便利な道具があるのだ

名前は良く分からないが・・・・

ゴムのような研磨剤なのだ



以前にフレット擦り合わせの最終段階でも使用したのだ


消しゴムのカスのようなものがボロボロと落ちるのだ

これでネジの頭の部分がツルツルになったのだ


新品のような輝きを求めるのは無理なのだ

ネジの色が均一になっただけでもビジュアル的に美しいのだ



色がくすんでいたヘッドのプレートのネジも磨いた





最終的に元に戻して完了なのだ




ピックアップは低くめに設定しているのだ



私の場合はストラトも低いのだ


クリーンからクランチが好きな人は低い方がニュアンスが表現し易いと思う

ドンシャリの歪みが好きな人はもっと高く調整すれば良いと思う


やたらと社外のピックアップ交換をしたがる人が多いが・・・

交換の前に色々と調整してみることをお薦めしたいと思うのだ


パワーが足りないならばアンプの前に接続した歪み系エフェクトを調整すればよい

音の抜けが足りないと感じたならばアンプまたはマルチエフェクターのEQでいくらでも調整できる


別の機会にお話したいと考えているがマルチを使いこなせていない人があまりにも多いように感じる

演奏と共にマルチやアンプのセッティングもセンスが問われる作業なのだ



今回はとりあえず、調整、清掃が完了したということで軽くブルース的なフレーズを弾いてみたのだ

エピフォンも調整しだいでそれっぽい音が出せるのだ


ギブソンだか・・エピフォンだか分かんないでしょ?

ギターとはそんなものなのだ・・・










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

200円でレスポールが復活したよ・・・

2012年10月09日 | 日記
何ともチープなブログタイトルなのだ


購入の時点でトグルスイッチのプレートにキズがついていたのだ

ボディやその他のパーツを磨きあげただけに気になっていた部分だった


キズを消す為に得意?の研磨剤で磨いたのだが・・・

キズも消えたが文字も消えてしまったのだ


楽器屋のお兄さんに相談したところ、そのままでも良いという結論に達したのだが・・

やはり完璧主義の私としては気になって仕方がないのだ


レスポールを眺めるたびにトグルスイッチの部分をマジマジと見つめてしまうのだ



・・という事で

本日、仕事の帰りに楽器店に立ち寄ってプレートを購入したのだ

ちなみにいつもの楽器店では取り寄せになってしまうという事で途中下車して他の楽器店に立ち寄ったのだ

たまには他の楽器店を偵察してみるのも勉強になるのだ


楽器店はみんな同じだと思っている人も多いと思う

実はかなり店員さんの『趣味』が取り扱い商品の品揃えに表れるのだ

デジモノはどの店に入っても似たようなものだがギターはかなり偏っているように感じる


厳密には取引先との関係もあると思うが・・・


こんなプレートに付け替えたのだ

クリックで拡大画像をご覧いただきたい



ピックアップのエスカッションやピックガードの色と同じアイボリーなのだ




エピフォンの純正は黒色で文字が書かれている

このプレートは金色の太い字体なのだ




少し離れた場所から眺めてみるとあまり目立たないようだ



最近のモデルは比較的細い字体で書かれたプレートが採用されているように感じる


太い字体のプレートは1950~1960年までギブソンの純正品に採用されていた字体らしいのだ

プレートもヴィンテージを微妙に意識しているようだ


エピフォンの純正品よりも上品になった気がするのだ

購入費用は200円なのだ

プラスチックの小さなパーツにしては割高だと思うが・・・


ギター好きの私にとってはこんな出費も楽しかったりするのだ

パーツ交換もお手軽なチューンナップだと思う





余談だが・・・

読者の皆さんは

”私が幾らでこのレスポールを購入したのか?”

という部分に興味があると思う


詳しい価格はあえて公表しないが・・

ヒントとしてはエピフォンの最も安いモデルのネット価格最安値の約1/3くらいの爆安プライスなのだ

ジャンク品なので当たり前だと思うが・・・


掘り出し物だと思う


今日は少し時間があるのでGT-100の音作りに専念しようと考えているところなのだ

音源が完成したら皆さんにお聴きいただきたいと考えているのだ






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた『ギター的雑記』を書いてみた・・・

2012年10月07日 | 日記
昨日のツェッペリン風の試作曲は如何だっただろうか?

レスポールの音抜けの良さがお分かりいただけたと思う


実はGT-100には『デュアル』というモードがあるのだ

同時に異なるアンプ(同じアンプでも良い)を鳴らすことができるのだ


ギターの専門誌の記事で読んだのだがプロのレコーディングでも良く使うテクらしい

プロの場合には二台のアンプをマイクで録るのだがGT-100はそのシュミレーションということになる

レコーディングの手法としてアンプのライン録りとマイク録りをミックスする方法も一般的なのだ

GT-100にはマイクのシュミレーションモードとダイレクトモードがあるのでこちらも真似ることが可能なのだ


先に述べた二台のアンプを鳴らすメリットについて考えたい・・

基本的にレスポールのようなギターは歪み易いが音の抜けが悪いという特徴がある

これはボディやブリッジの形状も少なからず関係していると思う


レスポールをアンプで歪ませただけでは音の輪郭がぼやけてしまうのだ

何と言うか・・グシャグシャの音になってしまうのだ


そこで登場するのがもう一台のアンプの存在なのだ

こちらのアンプにはクリーンが得意なアンプを選択するのだ


歪み系アンプとクリーン系アンプをミックスすることで歪みと音抜けの良い部分を引き出すことができるのだ

しかも、擬似的に二台のアンプの発音のタイミングをズラすことが可能なのだ

ダブリングのような効果が生まれるのだ


これによって音が厚くなり左右に音の壁を作ることができるのだ

GT-100はかなり人気なようだ

発売直後からほとんど値崩れしていない状況なのだ



以前にブログで紹介したが画像のアップが遅れてしまった・・

実はペダル以外に切り替え用のフットスイッチを追加購入したのだ



中古品なのだがとてもキレイな美品だった

定価の半額以下で購入したのだ


何ができるのか?

本体のスイッチが増えたような感じなのだ

エフェクトを切り替えたり、任意の効果をON&OFFすることができるのだ

あっさりと書いてしまったがその機能は膨大なのだ

とにかく何でもできるようになるのだ


ギターケーブルで本体と接続できるのだ

実はこのスイッチはエフェクトボード派の人にも人気の商品なのだ

ボード内にセットしてBOSSのエフェクトをコントロールしているのだ


スイッチと後付けのペダルを同時に使用することはできないのだ



本体のペダルとスイッチを併用することは可能なのだ

アイディアしだいでかなりの機能的拡張が狙えると思っている



ちなみにペダルはzoomと併用することが可能だがスイッチは機能しない




次々にいろいろなマシンを買っているのでかなり遊べるのだ




話は変わるがストラトには付属のハードケースがついてきた

丈夫で軽いという理由でネットでもかなりの人気商品になっているようだ

ネットではフェンダーの純正品を購入することはできないと思う



ネットで販売されているケースには『Fender』のロゴが付かないのだ

仮に類似品を見つけたとしてもそれは微妙な品だと思っていただきたい

この辺りはメーカーも十分に配慮しているのだと思う



車で外に持ち出す機会が多いので愛用のアリアにも同様のメーカーのケースを購入したのだ



ストラトとほとんどサイズは一緒だが仕様が微妙にことなるのだ

ケースとしての使用感やクオリティは同等だと感じている


新旧タイプの異なるケースを並べてみた




オヤジ世代の私としては中古品についてきたケースの方がしっくりと落ちつくのだ

先日のブログで何の根拠のなく2万円超えのケースだとお伝えしてしまったが・・・

調べた結果、品薄状態だが現在も販売されているケースだったのだ

定価で1万5千円程度なのだ

ネットでの実売価格では9千円くらいだった

この場をかりて訂正しておきたいと思う


またまた少しだけレスポールに手を加えたのだ

ボディもお手入れは完了したのだが・・・


見た目で少々気に入らない部分がでてきたのだ

トルグスイッチのプレートなのだ


「トルグスイッチって何・・?」

レスポール弾きにはお馴染みだが・・フロントとリアを切り替えるスイッチなのだ



購入時に何故だかこの部分に深いキズがついていた

キズ消しもかねて文字の部分も薄くしてしまったのだ


実はギブソン純正のプレートの文字は非常に消えやすいらしい

普通に使っているだけでも数年で色褪せてくるようだ


これはいつもの楽器店のお兄さんに聞いた話なのだ

実際にネットでヴィンテージ系のレスポールの画像を検索してみたところ・・

たしかに文字が薄くなっているように感じた


一方、1万円台のレスポールコピーモデルのプレートの文字は絶対に消えないくらいに濃く深く文字が彫られている

・・ということでヴィンテージの雰囲気を感じる仕様にしてみたのだ



余談だが・・

ネットでは何でも購入できる

このプレートも下は150円からギブソン純正の2500円まで揃うのだ

気に入らなければ楽器店で類似品を注文することもできる



画像では分かり難いと思うが文字の彫り込みはしっかりと残っているのだ


ちなみにレスポールのコピーモデルでは新品時からこのプレートに文字がないモデルも多いようだ

代表格はグレコのレスポールモデルなのだ

これはこれでサッパリとした感じで悪くない


次に手を加えたのはピックガードなのだ

表面のキズはツルツルの処理済みなのだ

ガードの内側の部分にも面取りをしたのだ


演奏中に癖として右手の小指が1弦の下側に入り込んでしまうのだ

アリアやストラトではあり得ない・・

これもギターの不思議なところなのだ


鋭角な部分で小指が痛いのだ

我ながら神経質だと思う・・・

加工後はひじょうに快適になったのだ


さらにチクチクする部分が他にもあるのだ

これは多くのレスポール弾きが感じているストレスなのだ


ブリッジ上のサドル(弦を支える駒)の角が手に当たって痛いのだ

サドルを眺めてみるとかなり角ばっている


私のレスポールだけに限ったことではない

楽器店にもこの件に関する相談が多く寄せられるようだ

「手が痛いんだよね・・他のサドルってあるの?」


楽器店のお兄さんによると他のメーカーの製品もみな尖っているそうだ

「結局、気になる人はヤスリで角を落とすしかないんですよね~」

「僕もお客さんに言われるようになって気になっちゃって・・・」

「ヤスリで少しだけ削っているんですよ・・ 錆びたら交換ですね」



拡大画像はこんな感じなのだ



こんな簡単な事で演奏時の快適性がアップするのだ


人気のレスポールだが・・

さすがに基本設計は60年前から変わっていないのだ


ギターとしては色々と不具合もあるのだ

レスポールの改良版がストラトだといえるのだ

「形も音も違うだろ?」

そういう疑問を抱く人はギター弾きとしてはナンセンスだと思う


ギターの進化と快適性という話をしているのだ


楽器店にお兄さんにレスポール一筋の人がいる

「レスポールって不便だらけのギターだけどそこが可愛いんですよね」

「僕の場合はボディの形や重さには慣れちゃいましたけど・・・・」


・・ということなのだ



初心者の人には向かないギターだと思う


初心者や女性向けに過去には色々なモデルが登場したようだ

ボディにコンター加工を施したもの

ボディの内部をくりぬいて空洞化した軽量モデル

ハムとシングルをタップスイッチで切り替えられるモデル

アームを取り付けたモデル


どれもライバルであるストラトを大いに意識しているのが感じ取れる

しかしながら、販売面ではすべて失敗に終わったのだ


結局のところ、レスポール好きはあの形と不便な部分が好きなのだ

これだけの不便を抱えながらの相変わらずギター界のキングで君臨し続けるにはわけがあると思う


やはり、ルックスが最高にカッコいいと思う

どの部分がどうと説明することはできない


ギターとしてのハートを感じる形なのだ


楽器店のお兄さんが飾って楽しんでいるのも納得なのだ



ちなみに重いといわれるレスポールだが中には4kgを超える製品もある

年代や使用材によっても異なるが5kgに近いヘビー級も存在するようだ

さすがに初心者や女性には辛いといえる


ネックもストラトなどと比較すとかなり太い印象を受ける

万人向けに薄く細いネックも過去に開発されたようだがこちらも不人気に終わったのだ

私的にはストラトの方が弾きやすいと感じるがレスポール弾きの多くは慣れれば弾きやすいと口を揃えるのだ


アールがついているストラトに対してレスポールのフレットはフラットなのだ

これも互いの考えと個性の違いだと思う


多くのギター弾きはレスポール派、ストラト派というふうに偏ることが多いが・・

私は楽器店のお兄さんと同様にどちらも好きなのだ



実は以前に衝動買い的に購入したレスポールを手放してから何となく空虚な感じを抱いていたのだ

アリアもあるしハム機能の切り替えがあるストラトも持っているのに物足りないのだ


実際に宅録に使うという点においては二本のギターだけでも必要十分なのだ

何というか・・コレクション的な感覚とでもいったようが良いのだろうか?


やはり、レスポール(レスポールタイプ)はコレクションとしても鉄板だと思う

今もこのブログを書きながら傍らのレスポールを眺めているのだが何となくホッとするのだ


「やっぱりカッコいいなぁ・・ 色も良い感じだなぁ・・・」

手間暇をかけて復元?したこともある種の愛着につながっているのだと思う


これから、どのくらいレコーディングに使うかは分からない

おそらく落ち着けば以前のようにストラトがメインの音楽制作になると思える


ハードケースを開ける時にちょっとだけ楽しい気分に浸れれば良いと思っているのだ

今回はあえてレスポール用に仰々しいスタンドは揃えなかった


それでもレコーディングとなるとギターにシールドが刺さっているのでケースというわけにもいかない

そこでヘッドを固定する棒がない簡易的な立てかけ式のスタンドを購入したのだ

使わない時にはひじょうにコンパクトに収納できるのだ


スタジオなどに持参する時にも便利だと思うのだ

クラシックギターの木製スタンドをイメージしてほしい

あれの金属バージョンなのだ


レスポールを購入しようと思い立った時点でかなり研究したのだ

何も考えずにギブソンが買えれば良いが・・・

さすがに庶民にはストラトに続く連続の購入資金の調達はちと厳しく感じられたのだ


以前にもお話したがレスポールが私のギターライフのメインギターになることもないと考えていたのだ

しかしながら買うとなれば、そこそこ納得できるギターが欲しいと思うのも人情なのだ


以前にエピフォンのレスポールで軽い失敗をしたのでメーカーや機種を広げて考えていたのだ

購入を考える上でもっとも重要なのはやはり予算だと思う


楽器屋さんに相談するにしてもネットで検索するにしても予算が決まらなければお話にならない

予算は15万円をマックスに考えていたのだ

できれば、10万円前後で良いギターが手に入れば良いと考えていた


いろいろな情報から浮上してきたのだが『フジゲン』と『トーカイ』なのだ

面白いことにフジゲンは製品の価格に大きな開きがないのが特徴なのだ


3万円未満のフジゲンは存在しないと考えて良いと思う

一方のトーカイは下は1万円台、上は40万円台まで存在するのだ

もちろん、もっと上の価格帯も存在するがそれは特殊なギターだと考えてよいと思う


コレクターもでない普通のギター弾きが購入するギターではない気がするのだ

実際のところ、USA製のギターが買えるお金がを出せる人ならばかなり色々なメーカーの製品が選択できる


色々と調べていくうちに一つのキーワードに突き当たったのだ

それはMade in Japanなのだ


ギターの世界ではUSA製が相変わらずの頂点であることに変わりがないのだが・・・

品質という面においては日本製の製品に絶大なる信頼が寄せられている現状を知ったのだ


私は購入の時に生産国にこだわったことはない

音と雰囲気が気に入ればどこの国で作られたギターでも気にならない


本当はUSA製が買いたいけど予算が・・・

仕方がないので品質が良い日本製を・・・・

それでももう少し予算が足りないのでそれ以外のギターから選ぶ


という流れで考えると10万円未満の予算しか用意できないならば
アジア圏で生産されたギターという選択になる


初心者から中級者に見られる傾向だが・・

仕方がないから買ったというネガな印象を受けるのだ



レスポールというキーワードにおいてはエピフォンは外せないようだ

「中途半端な日本製ならばエピフォンの方がレスらしい音がするよ」

「音の太さが違うんだよな・・ ちょっと重いけどね 俺は好きだよ」

Q&Aなどの回答でも否定派も多いがエピフォンの信者?が多いことにも驚かされるのだ


私が気になったのは日本製のレスポールモデルを使っている人の意見なのだ

「品質は良いと思うけど・・音が軽いんですよね~」

「レスポールを期待しちゃうと後悔するかも・・?」

「でもバンドでは音抜けが抜群に良いので満足してます」


同様の意見を持つユーザーが多いのだ

形はそっくりなのに何で音が違うのか?

不思議に思っていたのだ


ある人の意見で納得したのだ

「日本製ってすべてをきっちりと作り過ぎているんですよね」

「弦の振動とかも計算され尽くされているという感じですね」

「USAも持っているんですけど・・レスってもっと雑な感じなんです」

「それが味っていうか・・けっこうアバウトな感じなんですよね」


その辺りを考慮するとエピフォンのギター作りもギブソンに似ていると感じられるのだ

傘下の企業だけに当然といえば当然だが・・・・


レスポールの歴史について軽く勉強してみたのだが・・

エピフォンもギブソンの傘下に入る前は立派な自立企業だったのだ

一時はギブソンのライバルだったのだ


結局は企業力というか・・競争で負けてしまったのだ

エピフォンを世界的に有名にしたのはビートルズのジョンレノンなのだ

私も写真などで何度も見かけたことがあるが『カジノ』というモデルで数々の名曲を生み出したのだ


ファンを中心に一気にエピフォンがブレイクしたのだ

やがてビートルズもリッケンバッカーなど他のメーカーに乗り換えていくのだ


いまだにカジノだけはエピフォンでも別格なのだ

興味ある人はネットで検索してみていただきたい


のちにエピフォンは生産拠点を日本に移すことになる

この時に生産されたモデルが現在でも一部のマニアに絶大なる人気があるのだ


驚いたことに非常にコンディションが悪くても価格設定が高くても即完売になってしまう

もちろん買い求めているのは日本人なのだ


日本人はギターに限らず『限定』『希少』という言葉に弱いようだ

外国の人が不思議に感じる文化の一つなのだ


私も海外の得意先で似たような質問を受けた経験が何度もあるのだ

まぁ、日本人から見れば外国にも独特の文化は多いが・・・


「日本製のエピフォンは品質が違うよね~」


『品質』とは何だろう?

楽器店のお兄さんたちと会話していても何度も品質という言葉が飛び出してくるのだ


先日、ネットで日本製のエピフォンを見かけた

すでに売り切れという表示になっていた


ピックアップを支えているエスカッション(ピックアップを囲むプラスチックの枠)
が割れている

フレットの残りが5割

トラスロッドは僅かに残りがある

ボディには無数の打痕

ネック裏にも無数の塗装剥がれ

※外観はかなり傷んでます。


という状態でプライスは6万円近いのだ

状態が良いエピフォンならば10万円近い場合も多々ある


購入者は『希少』『生産終了』という言葉だけに惹きつけられている感が否めない

実際に購入後にどの程度の実用性があるのだろうか?

それとも磨いて眺めて気が済んでしまうのだろうか?


不思議な世界観が広がっているのだ


実はUSA製のヴィンテージ気分になっているのだと思う

当時のエピフォンはUSA製に手が届かないユーザー向けに開発されたモデルだということなのだ

当然ながらボディ材やパーツに高価なものは使えない


つまりは入門者向けに作られたギターだということなのだ

「音が違うよね~ やっぱり日本製に限るよね」

と言いつつもUSA製購入の為に資金を貯めているのだ


ギブソンヘッドの画像をゲットできたのでご紹介したい

たしかにギブソンにそっくりなのだ



レスポールマニアではないので詳しくは分からないが・・




当時の後期モデルにはエピフォンヘッドの日本製もあったと聞いたことがある


最悪なのはこの情報に便乗した悪徳な商法なのだ

アジア圏で生産されたエピフォンに無断でMade in Japanの文字を刻印しているギターが少なからず存在するのだ


お兄さんなどは買い取りのプロなのでお客さんが工作した痕は簡単に見抜いてしまうのだ

余談だがクラシックギターの場合はもっと重大なのだ

基本的にヘッドにメーカーの刻印がない


どこでメーカーや年代を判別するのか?

ボディの内部に張り付けられたシールだけなのだ

もちろん卓越したプロになればボディ材やパーツなどからも判断できると思うが・・・


不慣れなお店などはこの詐欺行為に騙されてしまうのだ

ちなみに私の行きつけの楽器店ではお兄さんがロック系なので
クラシックギターの買い取りには応じていないのだ

ロックギターは小細工が難しいのだ



ギターの品質に話を戻そう・・

私が考えるギターの品質は『音程』なのだ


音程を司る要素は多い

ネックの状態とフレットの打ち込み具合が大きいように感じる


以前にもお話したがフレットの打ち込み精度が低いギターは弦高が下げられないのだ

微妙な範囲で凸凹になっているのだ

仮に限界まで弦高を下げたと仮定しよう


さらにチョーキングをしてみるのだ

フレットとネックの精度が高いギターは音詰まりがないはずなのだ


ネックの不具合はオクターブ調整で判別する

何度調整してもローポジとハイポジで音程が合わないギターがあるとする

これは対処の方法がないのだ

ギターとしては重症なのだ


厳密にはブリッジやサドルも大いに関係しているが・・・


生鳴りが良い・・

音の伸びが良い・・・

というのはまた別の話なのだ



良いギターの指標に『生鳴り』が挙げられることが多い

「アコギじゃないのに生鳴りなんて関係あるの?」

という人もいると思う


アコギほど重要ではないがエレキも立派な弦楽器なのだ

弦の振動はボディに共振する

それをピックアップが拾って音にしているのだ


これは音程の次に重要なのだ

レスポールはボディの重量が重いだけに生鳴りも大きいと考えている人も多いと思う



実は一般的にボディが軽いストラトの方が生鳴りでは優れているのだ

これには弦の固定方法が関係してくるのだ


ストラトはボディの裏側から弦を通しブリッジで支えているのだ

一方のレスポールはテールピースという金具とブリッジで弦を支えているのだ


ブリッジの構造も関係は大なのだ

ストラトはボディに直付けという構造なのだ


一方のレスポールはブリッジを支えている二本の支柱でボディに共振させているのだ


これらを考慮すればストラトタイプの構造の方が生鳴りが良いということになる


同じくフェンダーでもベースはボディの裏側に弦を通していない

しかし、ブリッジはボディに直接固定されている


ストラトとレスポールの中間的仕様だといえる

ベースでも弦をボディ裏に通して生鳴りを強調しているモデルも多数存在している


以前に使っていたアイバニーズのベースがこのタイプだったのだ


”生鳴りが大きければ良いギターなのか?”

という点がポイントになってくる


これは一概に何ともいえないのだ

この構造がボディの材質の特性と共にギター音の特徴になっているのだ


ギターの形状は異なるが私のアリアもレスポールと同じマホガニー材を使っている

弦通しの構造はストラトと同様なのだ


今回は音のサンプルはないが全く異なる音がする

もちろんピックアップの特性も違うと思うが個人的には弦通しの構造が大きいと考えているのだ


私のストラトの特徴の一つにシングルをハムに切り替えられるシステムがある

メーカーも知ったものでレスポールのような音とは表現していないのだ


”力強いハムバッカーサウンドが得られます!”

というようなお茶を濁したような表現に終始している


そもそもレスポールマホガニー



ストラトはアルダーなのだ



互いにかなり個性を主張する音だと思う

プロが楽曲に応じて異なるギターを持ち換える意味がわかってきた気がする


ちなみに卓越したセンスがある人はどんなギターでもかなり自由にトーンコントロールできるのだ

逆にいえば、テク&センスがない人にはストラトもレスポールも満足に鳴らせないということが言えるのだ


特に演奏よりも品質ばかりに目が向く人にこの傾向が強く見られるように感じる

ギターはキーボードのような鍵盤楽器ではないのだ


かなり指先のフィーリングが音にフィードバックされる楽器だといえる

もっとも身近な楽器でありながら、もっとも難しい楽器だと思う

何かの雑誌のインタビューでラリー師匠が語っていた

私も同感だと思いながら感心しながら読んだ覚えがある



今回、私が偶然にも手に入れたエピフォンは大当たりだと思う


「何でそんな良いギターを前のオーナーが手放したの?」


そうなのだ

問題はそこにある


要するに音に関する感性の違いに尽きると思う

ちなみに前のオーナーが悩みに感じていた部分がチューニングの不安定らしい


これはレスポールのオーナーに多い悩みらしい

「アームがないのに何でなの?」


ストラトとレスポールではスケールが異なる

レスポールが数センチほど短いのだ

同じ弦を張った場合、レスポールの方が張りが弱いことになる


実はこのテンションが曲者なのだ

先にも述べたブリッジの構造にも問題があるように感じる

とにかく、パッと見でもストラトよりも弦に対する抵抗が大きいのだ


ストラトの場合にはとにかく滑るようにパーツが作られている

一方のレスポールはその辺りは曖昧なのだ

過去には滑るように開発されたパーツを組み込んだレスポールが存在した


不評につき一瞬で消えてしまったのだ

とにかく、レスポールのファンは変わった仕様が大っ嫌いなのだ


60年前の構造がお気に入りなのだ

それはレスポール独特の音を求めているからなのだ


ブリッジにボールベアリングなどを採用すれば解決策になるが音のエッジが消えてしまうのだ

さらにモヤモヤの音になってしまう


私の想像だがストラトはパーツを滑るようにした結果としてモヤモヤになった音を
硬い材とシングルピックアップで解決しようと考えたのではないか?と想像しているのだ


もちろん、ライバルであるレスポールとの差別化も考えていたと推測できるが・・・



今回はこの辺で終わりにしよう・・

まだまだギターに関して書きたい事が山ほどあるのだ

「これだけ書いてもまだあるの~?」

という人も多いと思う


あるのだ


自分で言うのも妙だが・・・

私が他の素人ギタリストさん達と大きく異なるのは


”常に考えながらギターに触れ、弾いている点・・”なのだ

これはDAWでの楽曲製作にも通じる部分だと思う




ネクタイを締めた昼の姿は仮の姿なのだ

それを知っているのは楽器店のお兄さんと常連読者の皆さんだけなのだ


頭の中には音源付きでご説明したい事が山積している

とにかく時間が足りないのだ

まぁ、ご飯を食べる本業が他にあるので・・・・


次回もお楽しみに!







































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする