五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

美しい!の初体験

2006年11月30日 | 第1章 意識と知覚
知覚を意識するということはどういうことでしょうか。

私が、瞬時に感じること。
心と体に反応する何らかの感覚。

痛い、熱い、暑い、寒い、冷たい、甘い、辛い等、これらは平素の生活の中で当たり前のように感じる知覚です。そして、知覚を感じた瞬間から、意識の世界に入っていくのです。

このように私達は、あらゆるものを知覚し意識する事を繰り返しながら生活しています。

私が幼稚園に行く途中に見た田んぼ一面に咲いた蓮華草、台風が去った後の青空、それらを見た瞬間、体に染み込むような体感を得て、「ああ、美しい」と思ったのが、私の人生で最初の「記憶にある美しい風景」の体験です。
誰から教えられたわけでもなく、美しいものを知覚し感動するのは、いにしえの人の記憶が私の体と心にもそなえられ、受け継がれているからだと信じています。

知覚を通して「美しい」と思える一日を送りたいものです。

ちなみに、私の今日の美しい知覚は、高知特産のポン酢の味。それにまつわる思い出が幸感福をもたらしました。

皆さんは?

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コメント (3)
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