五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

原初感情

2008年01月28日 | 第2章 五感と体感
昨晩のN響アワーにN響で活躍しているビオラ奏者が出演していました。
ヴァイオリンの修行の留学先NYで、突然先生にビオラの仕事を取ったからいってらっしゃいと言われ、初めてビオラを手に取ったそうです。一音弾いた瞬間「私が生涯弾き続ける楽器だ」と感じたそうです。
司会者が「瞬時に感じたことを選択したあなたは素晴らい感性の持ち主だ」というようなことを云いました。

それを云った司会者も素晴らしい音楽家。
これから活躍する若手のホープに向けた素晴らしい褒め言葉、だと思いました。

そうなのです。
瞬間にひらめいたこと。
瞬時にかんじたこと。

それを自分の選択肢の中に入れることは、長年の経験から得たその人の感性が判断するもです。
表現することに五感は必要ですが、人生の選択することにも五感は必要なのです。

そして、本日朝のラジオ番組で、ちょい悪オヤジのジローラモさんがこんなことを言っていました。
「イタリア人の男性にウィンクされたら、自分がその男性を気に入らなかったら、むやみに笑顔を返しちゃいけません。好き嫌いを瞬時に表現しないと、相手に失礼です」と。。。

なるほどなるほど、デートする相手も、瞬時の判断が要求されるわけです。

常日頃、「好きと嫌い」を瞬時で判断できるよう、修行を積みたいものです。

ちなみに、私は、一度もイタリアで声を掛けられたことはありません。
おばちゃんからは、声をかけられます。

私の場合、まずは女を磨く事が先決かも!
すでにおばちゃんになっている私でも、可能性はあるんですから。

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コメント (2)
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