五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

香る

2009年04月03日 | 第2章 五感と体感
仕事先で通された部屋に入った瞬間、なんとも芳しい香りが私の嗅覚を刺激しました。

芳香剤でもなく明らかに自然界の花の香りです。

ぐるりとあたりを見渡し、目に入ったのが白い陶磁器に飾られた「みつまた」でした。沈丁花の花をもう少しカラフルにしたような花です。

青い甘さ。

ふつうに庭先に咲いている「みつまた」がこんなに香るとは知りませんでした。

密室に飾られたおかげで、ここぞと自己主張した「みつまたさん」は、私を喜ばせたのでした。

香りを聴くことは、自分の心を聴くこととなにか繋がりがありそうです。

春の香り、もう少し、聴き取っていきたいものです。


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コメント
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