五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

この漫画で笑う

2009年04月17日 | 第2章 五感と体感
対象との違いがわかると「笑い」が生まれます。
自分が当たり前だと思っていたことを異文化で生活した人が疑問に思った時に、その違いの違和感に「笑い」が生まれることもしばしばあります。

最近、友達に教えてもらったマンガにハマっています。

「聖(セイント)☆お兄さん」

有給休暇をもらったブッダとキリストが、立川のアパートで共同生活する、という内容です。

まじめな言いまわしで表現すると、「比較文化的、比較宗教学的、文化人類学的見地による差異から生ずる解釈の相違」または「現象による比較考察」

聖なる人が、今現在、日本の限定された地域に住み出したら、どんなことが起こりうるか。。。
ひとりひとりの個性もそれぞれですが、世界中その地域によってさまざまな考え方、概念で人々は生活しています。

八百万の神様を大切にしてきた日本であるからこそ、この漫画が「笑える」ものとしてベストセラーになっているのかもしれません。

日本人の感性は、素晴らしいと思います。

大陸からの文化をそのまま写す努力を経験をすることで、長い時間をかけ、繊細で格調高い独自の文化が定着しました。

違いを受け容れること、違いを比べ検証する習慣が、現代を生きる私たちにしっかりと根付いていることをしみじみ感じます。

さて、この漫画、これから先、どのようなネタが登場するか、、、大いに楽しみです。

笑いのハードルが、かなり高度であることを密かに自負し合う傾向も、日本人の特徴であるかも・・・

クリック応援お願いします★
人気blogランキング ☆ありがとうございます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする