五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

花火の音

2013年08月02日 | 第2章 五感と体感
我が家に居ると横浜の花火大会の時は、かなりの音量で聴こえてきます。我が家の山を(横浜は小山が多い)上り切った住宅地の道沿いまで行くと花火を見る事が出来ます。

例年、近所からひっそりと小ぶりに見える花火を楽しむのですが、今年は丁度その時間に稽古があり、昨日はその音が聴こえる中で謡いの稽古という事になりました。

腹の底から聴こえてくるような花火の音と腹の底から出したい謡いの声が交じったせいか、師匠の声に少しばかり心地良く習えたような。。。そんな稽古でした。

亡くなった人の御霊を弔う打ち上げ花火の由縁を知る人も知らぬ人も、目で観るのみではなく、身体の底から体感できる花火の音は、自分の身体と心を浄化してくれる媒体であるようにも思うのです。

あの世とこの世が繋がったような花火大会の日に、三山を謡い、大和の国の畝傍山、耳成山、天の香久山に宿る魂が呼び起こされたのかもしれない…、と思うと、尊い時間を過ごしたなぁ~~、、、と、感ずる夜でした。

花火の音が止むのとほぼ同時に謡いの稽古も終わり、電車が混む前にさっさと帰りましょう~♪と、稽古場を後にしました。

案の定、横浜駅は浴衣を着た男女が電車めがけて混雑し出した頃。超混雑をぎりぎりで回避し、帰路に着きました。

☆☆☆

告知:8月13日~18日:世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」作品展。13日は14時~。18日は16時まで。私は金曜日16日はお休みしますが、それ以外は会場におります。

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