五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

暁の星

2013年08月05日 | 第2章 五感と体感
「空海が室戸半島の岩穴で瞑想していると、海の上に輝く暁の星が口に飛び込んできた。それによって開眼する。」
という、言伝えがあります。

その日が8月5日だそうです。

白々と夜が明けてきたころ、太平洋の荒波の向こうにぴかりと光る暁星。

何日も座り続け、一点を見つめていたら、そんなこともあるかもしれない、と、私は素直に信じています。

高知県安芸市の隣に奈半利という小さな町があります。父の勤める会社の社宅があり、私の人生はここから始まります。両親の実家が東京だったため、移動のために瀬戸内海の凪ぎの海を船で渡ったり、伊丹からYS-11に乗ったり、新幹線開通後はワンピースを着せられ白いタイツにエナメルの黒い靴を履き乗っていたことも覚えています。私の記憶では新幹線は福井に住んでいたころに米原から利用したことをよく覚えています。その頃の新幹線は多分オリエント急行に乗るくらいの気分だったかもしれません(笑)

黒部ダムが完成し、日本の高度成長期、真っただ中。
インフラの整備に邁進している日本に育った私達の両親世代は、とても働き者です。私達の同じくらいの年齢の友人達を見ていても、かなりの働き者が揃っています。親見て育てば、子もそうなるのは当然かもしれません。いや、類は類呼ぶか…?

暁の星が口に入ってきた記念日と自分の誕生日が同じれあることだけで幸福感を感じるのは、かなりオメデタイ解釈であるかと思いますが、物心ついた時から、天に向かってに手を合わせていたのは、そのせいかもしれないと、これまた勝手に解釈しています。

とにもかくにも、このクソ暑い夏に燦々と明るくドデカイ太平洋が目の前の場所で生まれた自分のセルフイメージは、決して暗いものではありません((笑)(笑))。であるがゆえ、実は明暗の振り子の幅は大きいかな、とも思います。

働き者の同世代の友人達、家族の健康も祈りつつ、そろそろ歳を重ねる毎に生きていることに感謝する時期がやってきたようです。

みんな、元気で、仲良く、、、^^//。


告知:8月13日(火曜日)14時から~18日(日曜日)16時まで:世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」作品展。私は金曜日16日はお休みしますが、それ以外は会場におります。裏打ちした裂で置物を作るコーナーもあります。

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