五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

言われることへの拒絶

2013年08月30日 | 第2章 五感と体感
他者から意見を言われたり、自分に対する思いを伝えられたりした時に自分自身が瞬時に感じる感情には、何らかのパターンがありそうです。

自分では気付きにくくても、第三者の様子を眺めていると、何故こんなことにいちいち過剰反応するのか?何故こんな解釈になるのか?という思いが湧きあがることがしばしばあります。

そうです。しばしばあるのです。

何故しばしばあるかといえば、それは私以外は皆他者であるからです。

「なぜ、私が語ったことにこのような反応をするのか?」
「なぜ、私は他者から言われたことにこのような反応をするのか?」

上記の問いかけが、生き甲斐の心理学の学びの始まりとも云えそうです。

自分が反射的に感ずる事。解釈することには、自分自身の生育史の経験が深く影響しているはずです。
その生育史の経験は、嫌なことであろうが、好きなことであろうが、そんなことに関わらず自分の傾向として個性化しているのです。

「自然体であれ。」

と、よく言われますが、ある部分は自然体でも、ある部分はコチコチの防衛機制の塊である自分を受容出来てくると、付き合う相手もも自然体になれない自分を知っている人のほうが親しみやすいかもしれません。

言われることへの拒絶があるとすれば、一体、どんな防衛機制ゆえなのでしょう。

自分の何を認めたくないのでしょう。

認めたくないものを見たくないから益々拒絶が深くなっていくのかもしれませんが、それが、自分の無意識の傾向になる前に、意識化できると人生は倍楽しくなるかもしれません。

自分が拒絶していることで、相手を哀しませているとしたら、こんな哀しい事はありませんし。。。


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