五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

フィールドで体感する

2014年01月08日 | 第2章 五感と体感
どんなにインターネットから情報を得られても、その場に実際に立って触れなくては、経験とは言えません。

現場に立つことで見えてくるものは自分自身の五感で読み取っていることであり、他者ではなく自分自身のリアリティとして認識させていくようです。

その場に立つということは、その場に立つために色々な準備が必要です。
まず、その場に行くためのスケジュールから始まり、電車や飛行機に乗るためにチケットを買い、旅支度を整えます。
そこからフィールドワークの始まっているのです。

駅や空港からどのような手段で辿り着くのか。
街の様子、人々の様子はどうか。

それらを含めた環境を経験しながら現場に立つことに意味があります。

その場での印象がどうであれ、自分が経験し体感した場所から帰ってくるとフィールドで体験した感覚や経験が普段の生活とのギャップで益々浮き上がってくるのです。

フィールドワークを充実にするためには、先を考えず、その場に居ることに集中することです。何を感じたか、ということは、帰ってから考えればいいのです。
フィールドを体験しているあいだに、違和感ばかりを意識に上げていたら、たぶん、その場にいたたまれなくなります。

「一旦、自分が経験しているフィールドを否定も肯定もせず受け容れる」ことがフィールドワークのポイントかもしれません。

例えば、マニアックな映画を複数の人と観に行くのが苦手な私は、何が嫌かと云うと、感想を求められるのが嫌なのです。
観た後直ぐに感想を語り合っても、それは私の真実ではなさそうだからです。多分、誰しもそうだと思います。
「一人で映画を見てどこかのCaféでボーっとし、家に帰る」ことが一番言葉を紡ぎやすい環境です。
フィールドワークも同じです。

自分が五感の何を感じ、何を意識化したか?
という問い掛けも、難しい事を聴いているわけではありません。
幼い頃見た風景と重なったり、兄弟げんかを思い出したり等、自分がたわいも無いことだと思っている事こそ、自分の個性の美であるのですから。。。

今日は、某所での初講座です。フィールドワークが何故大切かを語るにあたり、補足として書かせて頂きました。

学校も今日が始業式のところが多そうですね。風邪に気をつけて寒さを乗り切りたいものです。

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