五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

主語は「私」

2015年05月11日 | 第1章 意識と知覚
主語は「私」

「生き甲斐の心理学講座」某女子中高一貫校の保護者のための講座「2015年度」がいよいよ始まります。
今年で有り難いことに7回目となります。

自分以外の家族と向き合うにしても家族以外と向き合うにしても、まず、自分は「私である」ことを口に出さないと、いつしか子供が自分なのか、自分が子供なのか、はたまた自分は自分なのか曖昧になっている事すら気付かずに暮らしている人が大半であるように思います。それが人の傾向でもあるのかもしれません。他者の事を我がことのように心配する事は、人と人の繋がりを持ちながら生きている人類の大切な生き抜くための方法でもあるようです。

情報を取り入れる道具は日に日に進化しています。
つい、2,3年前の情報やコミュニケーションツールを思い出しても「古さ」を感じたりするのですから、これからどうなっていくのか、私の想像の域を超えていくことは確かなようです。

でも、どんなに情報ツールが発達しようが、社会の風潮が変わっていこうが、「私」という一つの「身体と心と魂を持ち備えた私」は、本当に私自身が操作していかない限りウンともスンとも動かないことが現実なのです。

少なくとも12年間子育てをされてきた保護者の皆様は、子育てのベテランでありましょう。子育てという枠からちょっと離れて、「私」というテーマを改めて思索してみる時期としては丁度良いタイミングであるかもしれません。
「私」という主体を一番大切にする時間をこの講座で愉しんで頂けると幸いです。

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