満開の夏椿 沙羅双樹
チャーチル会と紳士達 2019年6月27日
6月25日の経済新聞文化面に掲載された「チャーチル会 絵筆の盟友」を読み、改めて活動の趣旨を知ることとなり、何度も読み返しています。
幼い頃から東京に住む両祖父に縁のある函館を行き来してきた私。
大抵、父方の父親、もしくは母方の父親の展覧会が目的で、その際に、尽力を尽くし、大変お世話になった故Sさんは、その当時、函館チャーチル会の会長をなさっており、小学生の頃から20代後半まで、私が函館を訪れるたびに、色々な場所を案内してくださいました。チャーチル会には、私の大叔父も入会しており、函館の公共施設に行くと大叔父の描いた絵が未だに飾られています。
Sさんは、いつも紳士的に私達をもてなしてくださり、子供心に「紳士とはこういう人の事を言うのだな」と、思ったものでした。
丁度25年前に、イギリスを車で一週間巡り、オックスフォードでチャーチルの学んだ校舎を見学し、チャーチルのような人に子供が育つことを願いながら記念写真を撮りました。今では、「なんと壮大な理想を持ったもんだ」と、苦笑いもしていますが、戦後の日本、特にエンペラーに対しての紳士的な態度と周囲への説得を知るに、私自身、「なんといってもチャーチル!」、と、未だに紳士の代名詞とさせていただいています。
薄々、日本のチャーチル会が、チャーチルに因み命名されたことは感じていましたが、半世紀以上、チャーチル会の意義を知らずにSさんを尊敬し続けてきたことを恥ずかしくも思いました。
何かとチャーチルを意識してきたのは、まさに幼い頃からのチャーチル会の理念だった、ということも在り得ることに気付かせていただき、腑に落ちた気分になっています。
函館・五島軒には祖父の絵が常設されており、函館に行くと、必ず祖父の絵の前に立ちます。私が20代の頃に大変お世話になった当時の会長五島徳次郎氏も、小説家の顔も持ちながら、事業をされており、これまたチャーチルの如く紳士的な方でした。五島軒の中に在る会長室?の重厚な机は、とても印象的で、その通絵の引き出しから、自筆の小説「あしび野」をくださいました。
チャーチルの随筆を是非とも近々に読みたいものです。
チャーチル会東京幹事長竹内さんの記事に感謝し、
戦後の函館で経済と文化を紳士的に発展していかれた方々にも感謝です。
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