photo:京都御所 kyotogosho 仙洞御所 sentougosho kyoto
仙洞御所の丸い石は、小田原の海岸から運ばれた石だそうです。
一つづつ真綿に包まれて献上されたとか。
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14の防衛機制
投影
生き甲斐の心理学のテキスト86ページ
第8章 心をのびやかにする方法
大テーマ 14の防衛機制(フロイト)
このテーマの冒頭には、
「いうまでもなく人は生涯、幸福に
生きるべき存在です。」
人はできれば、誕生から昨日までの
過去の自分に囚われることなく、
将来の不安におびえることなく生きるために、
個の14の防衛機制を学習しましょう。」
と、書かれてあります。
「防衛する」ための自分の心と身体の動きは、
自分をよりよい方向に生き延びるための
知恵と行動に繋がります。
ここで、14の防衛機制を一つ一つ
考えていきたいと思います。
『抑圧・抑制・昇華・合理化・感情転移・
置き換え・知性化・退行・逃避・同一化・
摂取・投影・反動形成・補償』
今日は、投影をテーマにします。
防衛機制「投影」
テキスト97ページ引用
投影:
「自分の欠点を制止するのに耐えられないので
自分以外のものに責任転嫁する事」
テキストの例には、
「ボールを打ち損じた人がラケットを叩く心理。
ケチな自分を認めたくない人が
他人を見て、彼はケチだ、と非難する。」と
書かれてあります。
自分の嫌な部分を、相手に見出した時、
執拗に相手を攻撃する人が居ます。
自分自身が理屈っぽいのに、
理屈をこねる人を「面倒な人だ。」と
非難する人に出くわすと、
「この人も、同じなのになぁ~」
と、思うことも時々経験します。
特に長年付き合っている
家族にそのような事例に出くわすと、
「似た者家族。。」と、
今や苦笑いで済んでしまいますが、
成長期の子供と親の関係で投影が出だすと、
親子の関係が悪くなったりするわけです。
投影という現象に、
関係性を持つ一人が気付くと
対応のしようがあるのでしょうが、
いつまでも、投影し合っていると、
辛い家庭環境となってしまうでしょう。。。
自分の嫌なところを受容していると、
他者への投影も軽減するように思いますが、
受容する余裕が出てくるまで、
長い時間がかかる人も多いように思います。
他者への怒りを感じた時に、
自分は、どうなんだろう。。。
と振り返ることができたら、
平和構築の一歩を踏むことができる、かも。。。
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「生き甲斐の心理学」
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2019年 9月3日 鎌倉腰越勉強会
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ユースフルライフ研究所主宰者植村高雄先生が
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各方面の皆様に、ご心配をおかけしておりますが、
当面は、私が窓口となりますので、宜しくお願い致します。
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