五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

アイデンティティの統合

2010年12月18日 | 第2章 五感と体感
エリクソンの8つの人格形成の発達についての表を辿りながら、今日は5番目の「忠誠心」ポジティブなもの「アイデンティティ」、ネガティブなもの「自己混乱感」について書いてみます。

13歳から22歳までに形成されるアイデンティティとは一体何でしょう。

アイデンティティとは自己統合性のことです。

自分が統合していく、というのはどういうことでしょうか?

逆に自己混乱感からフォーカスしていくと、私の場合は、「なるほど、ほんとうにそうだったなぁ」と思うことができます。
22歳どころか、自己混乱感は、心理療法の勉強を始める30代後半まで続いていました。

太い柱の両脇を振り子のように行ったり来たりしながらも、その柱にピタッと止まることのできないもどかしさをいつも感じていました。それは、昨日書いた「勤勉性」を育む時期に形成された「劣等感」が大きく影響し、思春期の感受性がそれを増長させていったようにも思います。

とはいっても、その苦しい時期は、嫌いであるとは思っていません。むしろ今の自分を統合させているプロセスであったように解釈しています。「もう少し割り切って生きていれば、、、」と、「もったいなかったなぁ~」という気持は湧きますが、過ぎてしまったことを悔やんでいても何も生まれません。

「アイデンティティの統合とは、自分にとってどういうものなのか?」
とても大切な自問自答だと思います。

テキスト生き甲斐の心理学P139参照

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