五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

押し寄せる不安な感情

2011年11月25日 | 第2章 五感と体感
自分の大切な人を失うことは、想像以上のストレスです。

時間が経過しても、自分に突然襲われる喪失感は、経験した人でないとなかなか理解できないかもしれません。

底無しの悲しみ、

自分が消えてしまいそうなくらいの罪悪感など…

私の場合、
夕食の準備をする時間帯に底の無い暗闇に落ちていくような喪失感で急にどうしようもない悲しさを感じることが数年続きました。
不安感は、いつも突然起こります。予告無しに起こる感情と体感です。

ただし、何故、自分がこの状態になるのかは、意識できていました。

押し寄せるどうしようもない不安感の原因が何であるか解っていたから錯乱はしなかったのだと解釈しています。
瞬間的に襲われる底なしの不安感が治まるまで、じっと待つことしか術はありませんでしたが、その数分間は本当に辛いものでした。

我を忘れるくらいの突然起こるとてつもない不安感が、何故起こるか解らないのであるなら、なんらかの防衛機制が自分の中で咀嚼、吟味できていないからだと教えられました。

確かに自分のケースは、抑制をし続けた結果の抑圧だったと解釈しています。(意識的に抑える感情は抑制・意識されていない抑えた感情は抑圧)

自分の湧き出しているはずの感情を、そのまま受容することは、口で言うのは簡単ですが、実際自己事例を頭で巡らしてみると、そうそう簡単なことではないことに気付きます。

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