松本清張の火の路を再読しながら、40年前に目覚めたシルクロードと歴史と宗教の興味の自分の原点を思い出しています。
丁度、その頃にNHKのシルクロードが大ブレークしました。喜多郎さんのシンセサイザーの音楽と共に毎週ワクワクし、その当時は自由に行き来出来たイランに行きたい夢がふつふつと湧いていた時、私は中学生でした。
結局、美術の道を選んだことで、ライフワークで勉強していたチベット仏教や比較宗教及び比較文化をなぞりながら、決して没入することなく生きてきたように思います。
本当に掴みたかったものを掴まず、衛星のように廻っていた時間が長すぎて、今になって没入できているのは私の自己実現の一つであり、とても幸せなことだと思っています。
歴史的な諸々の解釈が新しく科学的に立証されてくる時期に勉強できているのは、幸せといえば幸せかもしれませんが、小説「火の路」のように、東西の歴史に見えないもののほうが多く含まれている当時の仮説のほうが夢が広がり面白かったかもしれません。
20代にお世話になったアジアに携わる仕事をされていた多くの先輩方から定期的に学習させて頂いた経験が、大きな糧になっているようにも思います。
ある出版社でアジア美術から政治までの出版物を手掛けていた編集者のOさんがいつも口にしていたことが、12年前から奈良に足繁く通い、ここ数年持統天皇の足跡を辿る学びをしている私に蘇っています。
「朝鮮半島から滴のようにぽたりぽたりと落ちてきたものが、僕は気になるんだよ」
この言葉が、何かお守りの様な気がして、私の学びのenergyとなっているのです。
カウンセリングの理論を学ぶために勉強を始めたら、その導きの師匠の専門がオックスフォード大学の宗教心理学であったことも、必然の出会いだと解釈しています。
私が歩くところにいつも偶然の出会いがあるのですが、それは成りたい自分が導く無意識の選択であるように思っています。
昨日のブログ同様、棚から落とす牡丹餅は、結局は自分の目的性がそうさせているようにも思うのです。
フィールドに立ち、又は自分が帰属する環境から、どう比較考察していくかという学びは、面白くて仕方がありません。
シルクロードの滴落つる国の滴を拾う作業をし、自分の魂と心がどんどんと腑に落ちていく体感を重ねる事は、「私自身」の存在の裏打ちであることであること間違いなしです。
クリック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
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丁度、その頃にNHKのシルクロードが大ブレークしました。喜多郎さんのシンセサイザーの音楽と共に毎週ワクワクし、その当時は自由に行き来出来たイランに行きたい夢がふつふつと湧いていた時、私は中学生でした。
結局、美術の道を選んだことで、ライフワークで勉強していたチベット仏教や比較宗教及び比較文化をなぞりながら、決して没入することなく生きてきたように思います。
本当に掴みたかったものを掴まず、衛星のように廻っていた時間が長すぎて、今になって没入できているのは私の自己実現の一つであり、とても幸せなことだと思っています。
歴史的な諸々の解釈が新しく科学的に立証されてくる時期に勉強できているのは、幸せといえば幸せかもしれませんが、小説「火の路」のように、東西の歴史に見えないもののほうが多く含まれている当時の仮説のほうが夢が広がり面白かったかもしれません。
20代にお世話になったアジアに携わる仕事をされていた多くの先輩方から定期的に学習させて頂いた経験が、大きな糧になっているようにも思います。
ある出版社でアジア美術から政治までの出版物を手掛けていた編集者のOさんがいつも口にしていたことが、12年前から奈良に足繁く通い、ここ数年持統天皇の足跡を辿る学びをしている私に蘇っています。
「朝鮮半島から滴のようにぽたりぽたりと落ちてきたものが、僕は気になるんだよ」
この言葉が、何かお守りの様な気がして、私の学びのenergyとなっているのです。
カウンセリングの理論を学ぶために勉強を始めたら、その導きの師匠の専門がオックスフォード大学の宗教心理学であったことも、必然の出会いだと解釈しています。
私が歩くところにいつも偶然の出会いがあるのですが、それは成りたい自分が導く無意識の選択であるように思っています。
昨日のブログ同様、棚から落とす牡丹餅は、結局は自分の目的性がそうさせているようにも思うのです。
フィールドに立ち、又は自分が帰属する環境から、どう比較考察していくかという学びは、面白くて仕方がありません。
シルクロードの滴落つる国の滴を拾う作業をし、自分の魂と心がどんどんと腑に落ちていく体感を重ねる事は、「私自身」の存在の裏打ちであることであること間違いなしです。
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