五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自ら選んで行う事

2018年03月28日 | 第2章 五感と体感



自ら選んで行う事   2018年3月28日

どんなに取り繕っても、取り繕っている自分の心の動きを誰かが解ってくれたとしても、取り繕った結果は自分にしか返ってきません。

忖度と云う言葉は、殿様が「よきに計らえ」と云うのと同じで、誰にも指示されているわけでもないのですから、取り計らった人の忖度で行った行為は、結局本人の思い図った自己責任にしかならないのです。
言葉で会話をしない分、空気を読んで行為を行えば、ほんとうに証拠なんぞは見つかるはずもありません。それゆえに、追い詰められて命を絶つ人が後を絶たないのは、最後に自己責任という責任に追いやられてしまうからでありましょう。
そこが、日本人の心の流れの特徴の一つでもあるやもしれません。

人間関係において、特に身近な人や家族や友人であれば、そのような計らいは、とても大事な事ではありますが、法律的に善を考えながら仕事をする場合、何が何にとって善であるのかを自問自答したうえで、忖度しながらも、具体的な確認をしあったりして、仕事を進めてゆかないと、後々自己責任として追い詰められてしまったら、元も子もありません。

自分が自分の責任で選んで行う事は、ある程度の覚悟と先に起こる予測をイメージする必要があります。でも、経験が少なければ少ないほど、予測をイメージする事なんてできません。だからこそ、何が何にとって善であり、悪であるとしたら、何が悪なのかを自分なりに答えを出しておかないと、後の祭りになったときに、追い込まれるのは結局自分一人だったりするのです。
自分が選んで行う事には、自分の責任感が問われることを常に忘れないでいたいものです。
何が善で何が悪であるかは、法律で裁かれる前に、自分の問題として答えを出しておく必要があるくらい、社会は厳しいものなのだ、ということを、改めて某中継を見ながら思うのでした。
自分の出している答えが他者に理解されなくても、自分の身を守るために自分の善を貫き通すことの痛々しさを同時に感じるのでありました。

悪を善にひっくり返しながら生きる覚悟は、私には無いので、忖度で身を亡ぼすことは無いと信じて生きてゆきます。



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表装作品展のお知らせ:

江戸表具を愛する会               
銀座プロムナードギャラリー
地下鉄銀座駅(銀座三越下)~東銀座方面までの地下通路ショーウィンドー
2018年3月18日日曜日~3月31日土曜日13時まで

歩きながら観るギャラリーですので、在廊はしません。
銀座に行かれるついでに寄っていただけると幸いです。

今回は、孫の手、孫の足シリーズです。
友人へのお祝いの品として、記念の御軸を仕立てました。
お渡しする前に、銀座でお披露目です。







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公開講座のご案内

ユースフルライフ研究所 講座

2018年4月2日 鎌倉腰越講座
2018年4月17日 つつじが丘勉強会

4月6日~8日 琵琶湖 唐崎講座


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2018年4月20日13:30~15:30雪谷校
   4月27日10:30~12:30たまプラーザ校








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