今月21日、ドイツで行われた試合結果です。
WBOスーパーミドル級戦:
王者アーサー アブラハム(独)判定2対1(116-111、115-112、112-115)挑戦者マーティン マレー(英)
*これまでに3度、ミドル級で強豪相手に世界挑戦を果たしているマレー。いずれの試合も敵地、または第3国での挑戦。初挑戦は4年前の師走、当時WBAミドル級王者として安定政権を築いていたフェリックス シュトルム(独)と引き分け。2度目は2013年の4月、南米・アルゼンチンに渡りWBC王者セルジオ マルティネス(亜)からダウンを奪うも僅差の判定負け。3度目は今年の2月、中立国モナコであのゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)にしぶとく食い下がるも11回TKO負け。いずれの敗戦も、敗れたとはいえ評価は落としていません。驚くことにこのマレー、ゴロフキン戦から今回のスーパーミドル級での初挑戦試合までの間に3戦こなし、すべてKO/TKO勝利を収めています(8回戦が2度ありますが)。
英国人にとり2度目のドイツでの試合となったこの試合。前半戦は王座奪取の期待が持てる試合運びを展開しますが、そこは常勝将軍アブラハム。最終的には自分のペースに持っていき逆転勝利。僅差の判定ながらも2度目のWBOスーパーミドル級王座の5連続防衛に成功しています。
IBFミドル級王座時代よりも安定感を欠くアブラハムですが、勝ち所を心得ているようです。一方のマレー、常に強豪への挑戦を試みてはいるのですが、王座奪取に何かが足りないようです。
WBOスーパーミドル級戦:
王者アーサー アブラハム(独)判定2対1(116-111、115-112、112-115)挑戦者マーティン マレー(英)
*これまでに3度、ミドル級で強豪相手に世界挑戦を果たしているマレー。いずれの試合も敵地、または第3国での挑戦。初挑戦は4年前の師走、当時WBAミドル級王者として安定政権を築いていたフェリックス シュトルム(独)と引き分け。2度目は2013年の4月、南米・アルゼンチンに渡りWBC王者セルジオ マルティネス(亜)からダウンを奪うも僅差の判定負け。3度目は今年の2月、中立国モナコであのゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)にしぶとく食い下がるも11回TKO負け。いずれの敗戦も、敗れたとはいえ評価は落としていません。驚くことにこのマレー、ゴロフキン戦から今回のスーパーミドル級での初挑戦試合までの間に3戦こなし、すべてKO/TKO勝利を収めています(8回戦が2度ありますが)。
英国人にとり2度目のドイツでの試合となったこの試合。前半戦は王座奪取の期待が持てる試合運びを展開しますが、そこは常勝将軍アブラハム。最終的には自分のペースに持っていき逆転勝利。僅差の判定ながらも2度目のWBOスーパーミドル級王座の5連続防衛に成功しています。
IBFミドル級王座時代よりも安定感を欠くアブラハムですが、勝ち所を心得ているようです。一方のマレー、常に強豪への挑戦を試みてはいるのですが、王座奪取に何かが足りないようです。