コロナウィルスの影響で、ボクシングの試合が激減してしまった今日この頃。昨年2020年に行われたタイトルの数と、一昨年2019年のそれを比べてみました。
ミニマム級
2021年:WBA(5)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(東洋太平洋)(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
ライトフライ級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
フライ級
2021年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
スーパーフライ級
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)
バンタム級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)
スーパーバンタム級
2021年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(4)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)
フェザー級
2021年:WBA(2)、WBC(0)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)
スーパーフェザー級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)
ライト級
2021年:WBA(3)、WBC(4)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
スーパーライト級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
ウェルター級
2021年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
スーパーウェルター級
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
ミドル級
2021年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
スーパーミドル級
2021年:WBA(5)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)
ライトヘビー級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)
クルーザー級
2021年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)
2020年:WBA(0)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
ヘビー級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
*WBAはスーパー、レギュラー、暫定の3つのタイトルを合わせたもの。WBC、IBF、WBOは正規王座と暫定王座の合計。OPBF、WBOアジア太平洋、そして日本王座も正規王座と暫定王座戦の合わせたものとなります。WBCやOPBFのシルバー王座戦は含まれていません。また、日本王座はスーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級の3階級には設置されていません。
王座統一戦の場合、その試合で争われた王座のすべてをそれぞれ(1)とします。例として3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)の試合は、WBA、IBF、WBOの3つのタイトルがそれぞれ(1)となります。
こうして比較してみると、2021年に行われたタイトル戦は、全階級、全王座が比較的平等に行われた様子です。そしてWBAミニマム級など、同じ王座に複数の王者が君臨していた場合、その数が多かったようです。2021年夏にWBAが一挙に暫定王座戦を停止したため、今年は同団体のタイトル戦が若干減るのではないでしょうか。
今回調べてみて再認識させられた事は、この老舗団体以外で暫定戦はほとんど行われなかったという事です。