DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2021年/日本国内編)

2022年01月21日 05時16分26秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2021年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。今回は日本国内の選手5名を重い階級から順に紹介していきます。

OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級王者豊嶋 亮太(帝拳)/ 2021年の年間成績 3勝(1KO)。

*2021年が始まる前、タイトル戦はおろか10回戦にも出場した経験が無かった豊嶋。1月にOPBF王座を獲得すると、5月にはWBOアジア太平洋王座も吸収。師走には統一王座の防衛にも成功しました。決して質が高いとは言えない日本国内ウェルター級戦線ですが、そんな中で国内レベルの強豪たちと拳を交えながら、経験値、実力を大いに増した一年でした。

今年は世界ランカーとして通じるレベルを持つ日本王者小原 佳太(三迫)との一戦や、可能なら国外の選手との対戦が見てみたいですね。

 

IBFスーパーフェザー級王者尾川 堅一(帝拳)/ 1勝(0KO)。

*世界常連ランカーを、ボクシングの聖地マジソン スクエア ガーデンでボコボコにし、4年ぶり2度目の正直で念願の世界王座奪取に成功。今年はまず、順調に防衛ロードを歩んで行けるかどうかの第一歩になるでしょう。

 

2020年/2021年東京五輪女子フェザー級金メダリスト入江 聖奈(日本体育大学)。

*日本女子ボクシングだけでなく、地元鳥取県初の全競技を通じての金メダリストとなりました。まさに大偉業。秋に行われた全日本選手権でも堂々の優勝を果たしました。プロへの転向の意思はないようですが、次のパリ五輪での2大会連続金は目指してほしいです!

 

WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者井上 拓真(大橋)/ 2勝(0KO)。

*1月にOPBFバンタム級王座を、そして11月にWBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座を強豪相手に実力差を見せつけ連続奪取。残すは「暫定」の2文字がない世界王座のみになりました。

 

WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(志成)/ 2勝(0KO)。

*コロナ禍の中、日本国内で2度の防衛に成功。希望していた王座統一戦は流れてしまいましたが、安定王者としての貫禄は十分に知らしめることが出来ました。海外で活躍するのは大変に素晴らしい事です。しかしそれと同時に、日本国内のリングを盛り上げる事も重要ではないでしょうか。今年も日本で防衛戦、願わくば王座統一戦を行っていって貰いたいです。

 

*選出した選手たちの順番は、昨年は軽いクラスからの順だったので、今年は重いクラスからの順となります。昨年選出した選手は、WBCライトフライ級王者矢吹 正道(緑)、WBOフライ級王者中谷 潤人(M.T)、 WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(志成)、IBF/WBAバンタム級王者井上 尚弥(大橋)、OPBF/WBOアジア太平洋ライト級王者吉野 修一郎(三迫)。今年も2020年、2021年組が活躍していきそうです。

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