DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2021年/海外編)

2022年01月19日 05時00分07秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2021年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。2020年は日本国内組が先だったため、今年はまず、日本国外の選手5名を紹介していきます。順番は、昨年が軽い階級からだったので、今回は重量級からとなります。

IBF/WBA/WBOヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)/ 2021年の年間成績 1勝(KO勝利ゼロ)

*9月に敵地英国に乗り込み、体格が一回り大きいアンソニー ジョシュア(英)に堂々の判定勝利。勝負度胸とその技術がヘビー級のトップ戦線でも通じる事を証明しました。4月ごろにジョシュアとの再戦が予定されていますが、両者の相性からするとウシクが再び勝利を収めるのではないでしょうか。 

 

IBF/WBA/WBC/WBOスーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)/ 3勝(3KO)

*2月にWBCの指名挑戦者アブニ イユリディン(トルコ)を一蹴し、5月にはビリー ジョー ソーンダース(英)を退けWBO王座を吸収。11月にはIBF王者だったカレブ プラント(米)を問題とせず易々と4団体王座統一に成功。2、3流の選手たちとの対戦でしたがその実績は大いに評価されるべきでしょう。

 

IBF/WBA/WBOライト級王者ジョージ カンボソス(豪)/ 1勝(0KO)

*強打のテオフィモ ロペス(米)に臆することなく立ち向かい、僅差の判定ながらも堂々の勝利。世界的にはまだまだ名前が知られていませんが、もっと評価されるべき選手でしょう。WBAレギュラー王者ジャルボンテ デービス(米)、WBC王者デビン ハニー(米)、元統一王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)等との対戦が待っています!

 

元統一ライト級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)/ 2勝(1KO)。

*中谷 正義(帝拳)、リチャード コミー(ガーナ)の世界王者レベルの実力者たちに圧勝。健在ぶりを猛烈にアピール。今年の注目は、いつ世界王者に返り咲くのかの一点のみ!

 

WBCバンタム級王者ノニト ドネア(比)/ 2勝(2KO)。

*ドネアには大変失礼なのですが、「どうやってそのキャリアを終えるのかな?」と関心を持っていましたが、ものの見事に裏切られました。実力者ノルディ ウーバーリ(仏)、レイマート カバリョ(比)に快勝し、改めてその強さを知らしめました。さあ、井上 尚弥(大橋)との再戦は実現するのでしょうか!?

 

今回挙げた5選手は、新王者カンボソスを含めすでにキャリアのピークを迎えた選手たちが揃いました。しかしまだまだトップ戦線を牽引していくであろうと思われる顔ぶれです。今年も活躍が期待できると断言できる面々です。

昨年、2020年編で選出した選手は、WBCミニマム級王者パンヤ プラダブスリ(タイ)、前WBAスーパーフライ級王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)、初防衛戦でその王座を失った前IBF/WBA/WBO王者テオフィモ ロペス(米)、WBCクルーザー級王者イルンガ マカブ(コンゴ)、そしてWBCヘビー級王者タイソン フューリー(英)でした。

2020年は世界各地でコロナウィルスの影響で、試合すら行えなかった選手も多くいましたが、昨年2021年お返しとばかりに、数多くの試合が行われました。新年2022年もその勢いを継続して貰いたいものです。

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