先月27日、スペインで行われた試合結果です。
ミドル級10回戦:
セルジオ マルティネス(亜)判定3対0(99-98x2、98-90)マコーレー マクガワン(英)
*2020年8月に、実に6年2ヵ月ぶりにリングに復帰したマルティネス。対戦相手を上手く選びながら3連勝(2KO)を飾ってきました。今回元世界2階級制覇王が対戦したマクガワンは2連敗中で一階級下のスーパーウェルター級を主戦場としている選手。格下との対戦が続きますが、それでも2度のダウンを奪い大差の判定勝利を収めるところは流石と言えば流石。無事白星を加えると同時に、また一歩、世界への階段を登った事になります。
来月47歳の誕生日を迎えるマルティネス。これまではWBA王者村田 諒太(帝拳)への挑戦を望んでいましたが、ここにきてIBF王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)の名前も挙げています。その年齢は気になりますが、全盛期に近いコンディションに戻す事さえできれば、まだまだ面白い存在と言っていいでしょう。
マルティネスが王座返り咲きを目論むミドル級戦線。2022年2月2日現在の同級王者は下記のようになります。
WBA(スーパー):村田 諒太(帝拳/防衛回数1)
WBA(レギュラー):エリスランディ ララ(キューバ/0)
WBC:ジャモール チャーロ(米/4)
IBF:ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン/1)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/5)
OPBF(東洋太平洋):竹迫 司登(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:野中 悠樹(渥美/2)
日本:空位