先月末29日、米国オハイオ州で行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦(レギュラー王座):
王者トレバー ブライアン(米)判定2対1(118-109、116-111、112-115) 挑戦者ジョナサン ギドリー(米)
*これまで行ってきた18戦で、17勝(10KO)1敗という好戦績を残してきたギドリー。しかしこれまでに世界戦はおろか、地域王座やインター王座戦の出場もなく、また一度も10回戦すらも経験した事のない選手です。試合直前に代役選手を探していたブライアンですが、よくもまあWBAはこんな選手が出場する選手を世界戦として認めたものです。しかもブライアンはこのギドリーを相手に、12回のフルラウンドをとは...。
兎にも角にも一年前に獲得した王座の初防衛に成功したブライアン。WBAからは7月末までに前暫定王者で、現在1位にランキングされているダニエル デュボア(英)と防衛戦を行うよう指令が出されています。是非その試合が実現し、王座交代劇が行われる事を願っております。
2022年2月7日現在のヘビー級王者たちの顔ぶれは下記のようになります。
WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):トレーバー ブライアン(米/1)
WBC:タイソン フューリー(英/1)
WBC(暫定):ディリアン ホワイト(英/0)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)