最近(2022年2月22日ごろ)のニュースです。
1)ちょうど一ヶ月後の3月19日に再戦を予定していた3団体(IBF/WBA/WBC)スーパーウェルター級王者ジャーメル チャーロ(米)とWBO王者ブライアン カスターニョ(亜)による4団体王座統一戦。両者による昨年7月以来のリマッチは、カスターニョの怪我により一ヵ月ほど延期になる可能性があるようです。今回の試合中止に関する正式な発表はまだ行われていません。
2)上記の王座統一戦の前座に出場を予定していたWBO1位のティム チュー(豪)。テレル ガウシャ(米)と対戦する予定でしたが、カスターニョに代わってチャーロと対戦する事を希望しているようです。現時点ではチュー2世の豪州圏外での商品価値はほぼゼロなだけに、その希望は叶わないでしょうな。
3)WBOスーパーウェルター級王座への挑戦権を保持しているチュー。他団体の最上位ランカーを見てみると、WBA1位は8戦全勝(6KO)で、WBAインターコンチネンタル王者のイズライル マドリモフ(ウズベキスタン)、WBC1位は2017年の秋にチャーロの秒殺されているエリクソン ルビン(米)、19戦全勝(14KO)のバカラン ムルタザリエフ(露)となっています。
4)そろそろ発表が期待されるサウル アルバレス(メキシコ)の次戦。5月にWBAライトヘビー級王者ドミトリー ビボル(キルギスタン)、9月にIBFミドル級王者ゲナディー ゴロフキン(カザフスタン)と戦う方向で話がまとまりつつあるようです。ビボルと対戦する場合、スーパーミドル級とライトヘビー級のどちらで行われるのでしょうかね?
5)一時、カネロ(アルバレスのニックネーム)の対戦相手候補の筆頭に挙げられていたジャーメルの双生兄弟で、WBCミドル級タイトル保持者のジャモール。警察沙汰が続いているため、現時点でのビックマッチ出場の可能性は限りなく低いようです。
6)ゴロフキンは4月にも予定されているWBAミドル級王者村田 諒太(帝拳)との対戦に向け本格的に始動。もし村田がゴロフキンを破れば、秋にカネロとの対戦があるのでしょうか?