今月6日、比国で行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦:
王者レネ マーク クアルト(比)負傷判定7回(2対0:66-64、66-65、65-65)挑戦者ペドロ タドゥラン(比)
*昨年の2月の終わりに対戦している両選手。その時は挑戦者だったクアルトが僅差の判定勝利(115-113x3)を収め、王座交代劇の主役の座を射止めました。それから1年、両者一戦も挟むことなく迎えた直再戦ですが、試合内容は少々荒れ気味で、結果は消化不良のものとなってしまいました。
王者クアルトが2回にダウンを奪いリードするも、次の3回には故意のバッティングで減点2を科せられます。クアルトは6回に再びダウンを奪いますが、同じ回、今度は偶然のバッティングが起き挑戦者が負傷。結局はその傷が原因で試合は負傷判定に持ち込まれる事に。マイナス2点があった王者ですが、2度ダウンを奪っていたため勝利をゲット。ライバル戦に連勝すると共に、1年前に獲得した王座の初防衛に成功しています。
昨年末から定期的にタイトル戦が行われているミニマム級。下記は2022年2月21日現在の最軽量級王者たちとなります。
WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数14)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:パヤン プラダブスリ(タイ/1)
IBF:レイ クアルト(比/1)
WBO:谷口 将隆(ワタナベ/0)
OPBF(東洋太平洋):メルビン ジェルサレム(比/0)
WBOアジア太平洋:重岡 優大(ワタナベ/0)
日本:石澤 開(MT/0)