最近(2022年3月30日ごろ)のニュースです。
1)5月7日に予定されるWBAライトヘビー級戦、王者ドミトリー ビボル(キルギスタン/露)対スーパーミドル級統一王者サウル アルバレス(メキシコ)の注目の一戦。ビボルがロシア国籍のため、この試合の開催が危惧されていました。WBAによると、現段階でこの試合をキャンセルする予定はないとの事です。
2)6月に3団体統一ライト級王者ジョージ カンボソス(豪)への挑戦を目論んでいたワシル ロマチェンコ(ウクライナ)。現在の母国の情勢を考慮し、今回の一戦は先送りするようです。
3)ロマチェンコの同胞で、ヘビー級の3つのベルトを保持しているオレクサンデル ウシク。彼は6月に、前王者アンソニー ジョシュア(英)との防衛戦に向け始動したとの情報があります。
4)ロマチェンコ、ウシク、そしてビタリとウラジミール クリチコ兄弟の名は頻繁に聞く現在のウクライナ情勢。しかし同国人でWBAフライ級王者アルテム ダラキャンの現状はまったく耳にしません。ダラキャン、元気ですかね?
5)今回のロマチェンコとの対戦は流れてしまったカンボソス。WBC王者デビン ヘイニー(米)と、6月5日に豪州のメルボルンで対戦するという交渉が最終段階に入っているようです。
6)WBOライトフライ級1位の加納 陸(大成)が、これまで保持していたWBOアジア太平洋ライトフライ級王座を返上。今後はフライ級に転向し、世界挑戦を目指していく方針のようです。