先週末11日、米国フロリダ州で行われた試合結果です。
WBAヘビー級戦(レギュラー王座):
挑戦者/前暫定王者ダニエル デュボア(英)KO4回1分58秒 王者トレバー ブライアン(米)
*2017年4月のデビュー時から、将来の世界王者候補生として注目を浴び続けてきたデュボア。2020年11月に行われたジョー ジョイスとの英国人対決に敗れ、初黒星を喫したデュボアでしたが、昨年6月には暫定ながらも世界王座を獲得。その直後にWBAが暫定王座制を廃止したため戦わずして無冠に。しかし8月には米国でのデビューを果たすなど、好調を維持してきました。
対するブライアンは、大した実力も実績も無いにも関わらず、順当にWBA暫定、WBAレギュラー王座を獲得してきた幸運時。今年の1月には、超がつく格下を相手に初防衛にも成功しています。世界王者としては力量不足の選手として認識されている選手です。
試合は大方の予想通りに英国人の一方的な展開に。最後は4回終盤、デュボアが左フック一発で米国人をKOしあっさりと勝利。デュボアが大楽勝劇を演じ、WBAの第2の王座を獲得すると同時に、戦績を18勝(17KO)1敗(1KO負け)の伸ばしています。
下記は2022年6月16日現在の、ヘビー級王者のタイトルホルダー達となります。
WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ダニエル デュボア(英/0)
WBC:タイソン フューリー(英/2)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:空位