ずいぶん時間が経ってしまったけれど… 今年3月31日に千葉県方面へ〝乗りに〟出かけたときの画像を貼っておきます。
↑今回乗ってきた線区は、外房線・内房線・東金線・久留里線、の4本。
外房線から内房線へ連続して辿るので、房総半島をぐるっと一周してくる形になりました。
例によって、京都から「日帰り」で出掛けてきました
平成26年3月31日、月曜日。晴れ。
朝6時前に自宅を出発して、近鉄で京都駅へ出て、京都6時38分発「のぞみ100号」に乗りました。
「のぞみ」には、終点東京まで乗らずに、品川(8時46分着)で下車。
前回の『両毛線・日光線・烏山線』のときと同様に、品川駅で一旦改札口を出て、乗車券をチェンジして、すぐに在来線改札から入場しました。
今回も品川駅からは「青春18きっぷ」で乗り歩いていきます。
品川から横須賀線(総武快速線)に乗って、東京駅まで行きました。
↑東京駅の地下ホーム(総武ホーム)に着きました。午前9時を回ったところです。
品川から乗った列車が津田沼ゆきだったので、東京で一旦降りて、あとの千葉ゆき(9:11東京始発)に乗り換えました。
画像は、千葉方面からの、東京止まりの列車がすべりこんできたシーンです。 この列車が、折り返し千葉ゆきになりました。
外房線・東金線
東京9時11分発の総武快速線 千葉ゆきは、2分ほど遅れて東京駅を発車しました。
当駅折り返しによる〝東京始発〟なので、車内はガラガラで、ゆっくり座れました
なお、当日は、京浜東北線だか…どこだったかで運行支障があった影響で、この時間帯、各線とも数分程度、遅れ気味の運行でした。
この千葉ゆきも、結局、最後まで2分遅れを抱えたまま、終点の千葉に着きました。(回復運転は難しいのデス…)
千葉では、5分ちょっとの接続で、成東ゆき(大網回り)に乗り継ぎました。車両は209系でした。(6両編成だったと記憶)
4ドア・ロングシート、こてこての通勤型仕様の車内は、千葉発車時点で結構な混雑ぶりでした。
『ありゃ…、やっぱり、込んでいるな。この車内では、写真撮影はムリやな~』
列車は、千葉から外房線を走って大網(おおあみ)まで行き、大網から東金線(とうがねせん)に直通して、成東(なるとう)まで行きます。
各駅停車なので、全部の駅に止まるんだけど、意外にも途中駅での〝乗客の動き〟は小さく、なかなか車内は空きませんでした。
混雑したままの車内を見るにつけて、『この乗客たちは、いったい、どこまで乗るつもりなんだろう』と気になってきました。
外房線から東金線への分岐駅である大網に着いても、車内はさほど動かず…
多くの乗客を乗せたまま、列車は東金線へ進みました。
東金線(とうがねせん)は、大網~成東 間を結ぶ13.8kmの短い線です。
「地方交通線」に分類される線区であり、列車運行は、朝夕が概ね30分間隔、昼間は60分間隔、っていう感じです。
それだけを聞くと〝ローカル線〟の印象を受けるけれど、実際には、209系電車が乗客をたくさん乗せて走っているんだものなぁ
『もうちょっと、運転本数を増やしてみたらどうか…』と、意見したくなりますけど。
終点成東のひとつ手前の、求名(ぐみょう)駅で、どどどーっと降車があって、車内が一瞬にしてガラガラになりました。
ここでの降車客は、大半が〝若い人たち(ヤング)〟でした。
求名駅のすぐ近くに大学があって、この電車にも、そこへ通う学生さんたちが大勢に乗っていた、というわけですな。
↑東金線にて。
求名で学生さんたち(ヤング)が大勢下車して、車内はいっぺんにガラガラに…。次の駅が、終点の成東です。
↑東金線の車窓には、ひろ~い畑(田んぼ?)が随所に広がりました。
駅の周辺とかは街並みが広がっていたけれど、ひとたび電車が走り出すと、街並みは途切れ、結構広大な農地が展開していました。
↑終点の成東に着きました。 成東では、総武本線と接続します。
左に見えているのが、いま乗ってきた209系電車。
右の列車は、総武本線の特急「しおさい3号」銚子ゆき。
↑成東にて、いま乗ってきた209系電車。
しばし停留したのち、折り返し運用で、成東10時47分発の千葉ゆきになります。
私も、引き続き、この列車に乗り込んで、大網まで戻ることにします。
↑成東にて。
向こうに見えている電車は、総武本線の普通列車(…だと思う)。 これも209系電車やね。
↑折り返し発車して、東金線を逆戻りしていきます。
成東を発車してまもなく、総武本線の線路にわかれを告げます。
↑いい天気と、広々とした風景です。
↑東金にて。
↑大網へ11時05分に到着。 東金線を〝往復した〟ことになりますが、まずは1線区走破!の収穫です。
この駅で外房線に乗り換えて、これから房総半島をぐる~っと回ることにします。
外房線 (続き)
↑大網駅の前。 外房線への乗り換え(待ち合わせ)に半時間ほど余裕があったので、途中下車してみました。
左手に見えているのが外房線の大網駅で、右手に見えているのが東金線の大網駅。
ホームの配置が、独特やね。(双方のホームは連絡通路でつながっています)
↑大網にて。
外房線の上り、千葉ゆきです。
↑大網にて。
外房線の下り、普通 勝浦ゆきがやって来ました。私もこの列車に乗りました。
大網11時35分発、209系の8両編成でした。(結構長い編成やねー)
↑茂原に停車中。
この209系には、ボックス席の車両が連結されていました。
私は最初、戸袋部のミニ・ロングシートに座ったのだけれど、茂原で下車したお客さんがいて、偶然にも、私のそばでボックスが1つ〝空き〟になりました。
『おおっ、ボックス席が空いた チャ~ンス』と思って、すぐに引っ越し!
ロングシートとボックス席じゃ、車窓写真の撮りやすさが全然違うものな。 ボックス席に座れて、ラッキーでした。
↑自動車教習所が見えました。
敷地の周囲には、さくらがいっぱい咲いている様子も見えます。
↑駅のホーム越しに、車内から花見。
↑上総一ノ宮に着きました。
↑上総一ノ宮。
ホームの向かい側に、後から追い上げてきた特急「わかしお7号」が滑り込んできました。
わが普通列車は、ここで「わかしお7号」に道を譲ります。(お先にどうぞー)
あちらは特急列車なので、本日〝18きっぷ使用〟の私は乗り換えるわけにいきません。
ただし、実は…。 のちほど、私は、この特急車両に乗る予定なんです。(乞うご期待 ガハハハハ)
↑上総一ノ宮を出ると、車窓のはるか彼方に、海が見えてきました。(この画像では分かりづらい…)
帰宅後に改めて地図を見ると、この付近の海岸線は「九十九里浜」の南の端っこ辺りに該当するようです。
九十九里浜って、有名だものな。 車窓からは、その海岸線まで見ることはできません。
↑それにしても、いい天気です。
一部の田んぼには、もう、水が引き込まれているように見えました。田植えが近いのかな? 京都南部に比べると、めっちゃ早いですね。
↑進むにつれて、車内もだいぶん空いてきました。(長い、8両編成だったからな…。)
もともとは全部ロングシートだったはずの209系ですが、この車両は、改装によってボックス席も配置。
↑向こうのほうに、海が見えます。
↑だんだん、海がはっきりと見えるようになってきました。
↑12時37分、終点の勝浦に着きました。
途中下車をしているヒマは無く、引き続いて、先へ向かう列車に乗り継ぎます。
ホームの向かい側に、普通 安房鴨川ゆきが待っていたので、さっさと乗り換えます。
で…、今から乗り移るこの列車は、実は、さきほど上総一ノ宮で追い越して行ったはずの〝特急電車(わかしお7号)〟なのです。
特急「わかしお7号」は、上総一ノ宮で普通電車を追い越したあと、勝浦まで先行したところで「特急」としての役目を終え、勝浦に10分間停車したのち、
この先は各駅停車に変身して安房鴨川まで走る-、という珍しい車両運用になっています。
勝浦で10分停車しているうちに、さっき上総一ノ宮で追い越したはずの普通電車が再び追いつき、乗り継ぎも可能、というダイヤなのです。
↑勝浦を12時40分に発車。 安房鴨川まで、所要30分ほどです。
繰り返すけど、特急車両を使用した普通列車です。
普通列車なので、この区間は18きっぷで乗ることができます。
↑特急車両で移動できるこの区間が〝昼食〟に好都合だろうと読んで、さっき、大網の駅で途中下車したときに小さい弁当を仕入れておきました。
きょうは、このあとも乗り継ぎが続き、ゆっくり食事をする時間は無い予定
この特急車両でのひとときを有効活用して、お昼をいただきます。
↑なめがわあいらんど駅。 難しい読みやね。
↑13時12分、終点の安房鴨川に着きました。
特急車両のひとときは、ここまで。
千葉から蘇我、大網、上総一ノ宮、勝浦を経て、ここ安房鴨川までが「外房線」でした。これで、外房線の走破は完了です
安房鴨川では、もちろん途中下車は無し。3分の接続で、ここからは「内房線」に踏み入れていきます。
内房線
↑安房鴨川13時15分発。 ここからは再び209系。 しかも、ロングシート車両だった…。
車窓風景を見づらいし、写真も撮りづらいけれど、しゃーないです。
この電車で、木更津まで、約2時間の旅路です。(結構、忍耐)
↑線路はますます海沿いへ…。ほんまに、海はすぐ目の前
↑館山(たてやま)に到着。ここで8分間ほど停車。
座りっぱなしだとシンドイので、散歩を兼ねてホームに出てみました。
↑竹岡~上総湊 間にて。
内房線の車窓風景のうち、事前から私の〝関心事〟だったのが、この場所です。
映画『孤高のメス』のロケ地~です
↑もういっちょ。
そうそう、この風景ですわ。 ここがロケ地だったんやねー。(ちゃんと車窓を眺めていないと、電車はササーッと通り過ぎてしまいます)
↑安房鴨川から2時間…、209系のロングシート旅を満喫しました
15時12分に木更津へ到着しました。
ここで降りて、久留里線に乗り換えます。
↑途中下車して、木更津の駅前に出てみました。
↑駅建物のなか。 潮干狩りのご案内がユニークだと感じました。この土地ならでは、やね。
久留里線
↑久留里線は、木更津~上総亀山 間を結ぶ線。
全線電化されておらず、ディーゼルカーで運行されます。
運用車両は、新型、キハE130系。(←キハの形式にも〝E〟が入るんやね)
↑私が乗ったこの列車は、木更津15時41分発の上総亀山ゆき。(まだ、発車まで随分時間があるうちに撮影。行先表示が木更津やね)
↑そろそろ夕方になってきたことと、窓ガラスに少し〝色〟が付けられているみたいだったので、
車窓を写した画像の色合いが、やや暗い感じに見えます
↑終点、上総亀山駅。
木更津から1時間10分を要して、16時51分に到着しました。
↑上総亀山の駅前。
↑上総亀山。
列車は、約15分間の停留ののち、折り返します。
私も、それに乗って引き返すことにします。
↑車内はロングシート配置で、〝通勤型電車〟のよう。
↑久留里にて。
上総亀山からの〝帰り〟の列車は、夕方の時間帯だけ、木更津まで直通しないんやね。
久留里で乗り換えが必要です。
↑久留里のホームで待っていると、まもなく、木更津のほうからも列車がやって来ました。これは3両編成でした。
この列車が、ここで折り返し、木更津ゆきになりました。
↑木更津~上総亀山間を忍耐強く往復し、これにて、久留里線も走破完了です。
久留里から木更津へと戻る車内で、ついに日没…
空が、だんだん暗くなり始めました。 木更津には18時21分に到着。
内房線 (続き)
無事、久留里線にも乗り終えて、めでたし、めでたし。
日も沈んだことだし、これで本日の予定は完了ー、と言いたいところですが、まだ、〝内房線の続き〟が残っているというウワサが…
↑久留里線を終えて木更津に戻ってきた私は、引き続いて、内房線の蘇我・千葉方面ゆきに乗り継ぎました。
ちょうど、木更津18時31分発の総武・横須賀線直通の久里浜ゆきがあったので、乗りました。
( …っていうか、アンタ、またグリーン車に乗ったんかいな)( もう、これが楽しみやねん。缶ビール買って乗りましたわ)
↑で…、いつしか、列車は蘇我に着きました
木更津~蘇我 間の車窓は、正直、ちゃんと見てません! 完全に〝夜の車窓〟だったし。
でも、この区間に乗車したことに間違いはないので、内房線も「走破した」ということで、オッケーです
↑千葉駅に停車中。
↑夜の総武線を爆走中。 遠くにボンヤリ見える、縦長(背の高い)の白い光。
あれは、東京スカイツリー。(←でしょう?)
↑市川まで帰ってきました。
このあと、東京駅へは19時54分に到着。
朝は、品川駅で新幹線を降りたけれど、帰りは東京駅から新幹線に乗りました。
東京駅で一旦改札を出て、18きっぷの旅はここまで
みどりの窓口へ行き、今から乗る「のぞみ」の切符(指定席)を買い求めました。
直近の20時20分発「のぞみ261号」(新大阪ゆき)を頼んでみると、「もう、B席(三人掛けの真ん中)しか残っていませんが…」という返事だったので、これはパス。
次の20時30分発「のぞみ133号」(岡山ゆき)を尋ねると、これはまだ残席があるようでした。私はC席(三人掛けの通路側)にしました。
この日は、年度末の3月31日ということで、新幹線も混雑していたようです。
↑京都に帰り着きました。22時48分着です。
きょうもまた、長い一日でした
↑今回乗ってきた線区は、外房線・内房線・東金線・久留里線、の4本。
外房線から内房線へ連続して辿るので、房総半島をぐるっと一周してくる形になりました。
例によって、京都から「日帰り」で出掛けてきました
平成26年3月31日、月曜日。晴れ。
朝6時前に自宅を出発して、近鉄で京都駅へ出て、京都6時38分発「のぞみ100号」に乗りました。
「のぞみ」には、終点東京まで乗らずに、品川(8時46分着)で下車。
前回の『両毛線・日光線・烏山線』のときと同様に、品川駅で一旦改札口を出て、乗車券をチェンジして、すぐに在来線改札から入場しました。
今回も品川駅からは「青春18きっぷ」で乗り歩いていきます。
品川から横須賀線(総武快速線)に乗って、東京駅まで行きました。
↑東京駅の地下ホーム(総武ホーム)に着きました。午前9時を回ったところです。
品川から乗った列車が津田沼ゆきだったので、東京で一旦降りて、あとの千葉ゆき(9:11東京始発)に乗り換えました。
画像は、千葉方面からの、東京止まりの列車がすべりこんできたシーンです。 この列車が、折り返し千葉ゆきになりました。
外房線・東金線
東京9時11分発の総武快速線 千葉ゆきは、2分ほど遅れて東京駅を発車しました。
当駅折り返しによる〝東京始発〟なので、車内はガラガラで、ゆっくり座れました
なお、当日は、京浜東北線だか…どこだったかで運行支障があった影響で、この時間帯、各線とも数分程度、遅れ気味の運行でした。
この千葉ゆきも、結局、最後まで2分遅れを抱えたまま、終点の千葉に着きました。(回復運転は難しいのデス…)
千葉では、5分ちょっとの接続で、成東ゆき(大網回り)に乗り継ぎました。車両は209系でした。(6両編成だったと記憶)
4ドア・ロングシート、こてこての通勤型仕様の車内は、千葉発車時点で結構な混雑ぶりでした。
『ありゃ…、やっぱり、込んでいるな。この車内では、写真撮影はムリやな~』
列車は、千葉から外房線を走って大網(おおあみ)まで行き、大網から東金線(とうがねせん)に直通して、成東(なるとう)まで行きます。
各駅停車なので、全部の駅に止まるんだけど、意外にも途中駅での〝乗客の動き〟は小さく、なかなか車内は空きませんでした。
混雑したままの車内を見るにつけて、『この乗客たちは、いったい、どこまで乗るつもりなんだろう』と気になってきました。
外房線から東金線への分岐駅である大網に着いても、車内はさほど動かず…
多くの乗客を乗せたまま、列車は東金線へ進みました。
東金線(とうがねせん)は、大網~成東 間を結ぶ13.8kmの短い線です。
「地方交通線」に分類される線区であり、列車運行は、朝夕が概ね30分間隔、昼間は60分間隔、っていう感じです。
それだけを聞くと〝ローカル線〟の印象を受けるけれど、実際には、209系電車が乗客をたくさん乗せて走っているんだものなぁ
『もうちょっと、運転本数を増やしてみたらどうか…』と、意見したくなりますけど。
終点成東のひとつ手前の、求名(ぐみょう)駅で、どどどーっと降車があって、車内が一瞬にしてガラガラになりました。
ここでの降車客は、大半が〝若い人たち(ヤング)〟でした。
求名駅のすぐ近くに大学があって、この電車にも、そこへ通う学生さんたちが大勢に乗っていた、というわけですな。
↑東金線にて。
求名で学生さんたち(ヤング)が大勢下車して、車内はいっぺんにガラガラに…。次の駅が、終点の成東です。
↑東金線の車窓には、ひろ~い畑(田んぼ?)が随所に広がりました。
駅の周辺とかは街並みが広がっていたけれど、ひとたび電車が走り出すと、街並みは途切れ、結構広大な農地が展開していました。
↑終点の成東に着きました。 成東では、総武本線と接続します。
左に見えているのが、いま乗ってきた209系電車。
右の列車は、総武本線の特急「しおさい3号」銚子ゆき。
↑成東にて、いま乗ってきた209系電車。
しばし停留したのち、折り返し運用で、成東10時47分発の千葉ゆきになります。
私も、引き続き、この列車に乗り込んで、大網まで戻ることにします。
↑成東にて。
向こうに見えている電車は、総武本線の普通列車(…だと思う)。 これも209系電車やね。
↑折り返し発車して、東金線を逆戻りしていきます。
成東を発車してまもなく、総武本線の線路にわかれを告げます。
↑いい天気と、広々とした風景です。
↑東金にて。
↑大網へ11時05分に到着。 東金線を〝往復した〟ことになりますが、まずは1線区走破!の収穫です。
この駅で外房線に乗り換えて、これから房総半島をぐる~っと回ることにします。
外房線 (続き)
↑大網駅の前。 外房線への乗り換え(待ち合わせ)に半時間ほど余裕があったので、途中下車してみました。
左手に見えているのが外房線の大網駅で、右手に見えているのが東金線の大網駅。
ホームの配置が、独特やね。(双方のホームは連絡通路でつながっています)
↑大網にて。
外房線の上り、千葉ゆきです。
↑大網にて。
外房線の下り、普通 勝浦ゆきがやって来ました。私もこの列車に乗りました。
大網11時35分発、209系の8両編成でした。(結構長い編成やねー)
↑茂原に停車中。
この209系には、ボックス席の車両が連結されていました。
私は最初、戸袋部のミニ・ロングシートに座ったのだけれど、茂原で下車したお客さんがいて、偶然にも、私のそばでボックスが1つ〝空き〟になりました。
『おおっ、ボックス席が空いた チャ~ンス』と思って、すぐに引っ越し!
ロングシートとボックス席じゃ、車窓写真の撮りやすさが全然違うものな。 ボックス席に座れて、ラッキーでした。
↑自動車教習所が見えました。
敷地の周囲には、さくらがいっぱい咲いている様子も見えます。
↑駅のホーム越しに、車内から花見。
↑上総一ノ宮に着きました。
↑上総一ノ宮。
ホームの向かい側に、後から追い上げてきた特急「わかしお7号」が滑り込んできました。
わが普通列車は、ここで「わかしお7号」に道を譲ります。(お先にどうぞー)
あちらは特急列車なので、本日〝18きっぷ使用〟の私は乗り換えるわけにいきません。
ただし、実は…。 のちほど、私は、この特急車両に乗る予定なんです。(乞うご期待 ガハハハハ)
↑上総一ノ宮を出ると、車窓のはるか彼方に、海が見えてきました。(この画像では分かりづらい…)
帰宅後に改めて地図を見ると、この付近の海岸線は「九十九里浜」の南の端っこ辺りに該当するようです。
九十九里浜って、有名だものな。 車窓からは、その海岸線まで見ることはできません。
↑それにしても、いい天気です。
一部の田んぼには、もう、水が引き込まれているように見えました。田植えが近いのかな? 京都南部に比べると、めっちゃ早いですね。
↑進むにつれて、車内もだいぶん空いてきました。(長い、8両編成だったからな…。)
もともとは全部ロングシートだったはずの209系ですが、この車両は、改装によってボックス席も配置。
↑向こうのほうに、海が見えます。
↑だんだん、海がはっきりと見えるようになってきました。
↑12時37分、終点の勝浦に着きました。
途中下車をしているヒマは無く、引き続いて、先へ向かう列車に乗り継ぎます。
ホームの向かい側に、普通 安房鴨川ゆきが待っていたので、さっさと乗り換えます。
で…、今から乗り移るこの列車は、実は、さきほど上総一ノ宮で追い越して行ったはずの〝特急電車(わかしお7号)〟なのです。
特急「わかしお7号」は、上総一ノ宮で普通電車を追い越したあと、勝浦まで先行したところで「特急」としての役目を終え、勝浦に10分間停車したのち、
この先は各駅停車に変身して安房鴨川まで走る-、という珍しい車両運用になっています。
勝浦で10分停車しているうちに、さっき上総一ノ宮で追い越したはずの普通電車が再び追いつき、乗り継ぎも可能、というダイヤなのです。
↑勝浦を12時40分に発車。 安房鴨川まで、所要30分ほどです。
繰り返すけど、特急車両を使用した普通列車です。
普通列車なので、この区間は18きっぷで乗ることができます。
↑特急車両で移動できるこの区間が〝昼食〟に好都合だろうと読んで、さっき、大網の駅で途中下車したときに小さい弁当を仕入れておきました。
きょうは、このあとも乗り継ぎが続き、ゆっくり食事をする時間は無い予定
この特急車両でのひとときを有効活用して、お昼をいただきます。
↑なめがわあいらんど駅。 難しい読みやね。
↑13時12分、終点の安房鴨川に着きました。
特急車両のひとときは、ここまで。
千葉から蘇我、大網、上総一ノ宮、勝浦を経て、ここ安房鴨川までが「外房線」でした。これで、外房線の走破は完了です
安房鴨川では、もちろん途中下車は無し。3分の接続で、ここからは「内房線」に踏み入れていきます。
内房線
↑安房鴨川13時15分発。 ここからは再び209系。 しかも、ロングシート車両だった…。
車窓風景を見づらいし、写真も撮りづらいけれど、しゃーないです。
この電車で、木更津まで、約2時間の旅路です。(結構、忍耐)
↑線路はますます海沿いへ…。ほんまに、海はすぐ目の前
↑館山(たてやま)に到着。ここで8分間ほど停車。
座りっぱなしだとシンドイので、散歩を兼ねてホームに出てみました。
↑竹岡~上総湊 間にて。
内房線の車窓風景のうち、事前から私の〝関心事〟だったのが、この場所です。
映画『孤高のメス』のロケ地~です
↑もういっちょ。
そうそう、この風景ですわ。 ここがロケ地だったんやねー。(ちゃんと車窓を眺めていないと、電車はササーッと通り過ぎてしまいます)
↑安房鴨川から2時間…、209系のロングシート旅を満喫しました
15時12分に木更津へ到着しました。
ここで降りて、久留里線に乗り換えます。
↑途中下車して、木更津の駅前に出てみました。
↑駅建物のなか。 潮干狩りのご案内がユニークだと感じました。この土地ならでは、やね。
久留里線
↑久留里線は、木更津~上総亀山 間を結ぶ線。
全線電化されておらず、ディーゼルカーで運行されます。
運用車両は、新型、キハE130系。(←キハの形式にも〝E〟が入るんやね)
↑私が乗ったこの列車は、木更津15時41分発の上総亀山ゆき。(まだ、発車まで随分時間があるうちに撮影。行先表示が木更津やね)
↑そろそろ夕方になってきたことと、窓ガラスに少し〝色〟が付けられているみたいだったので、
車窓を写した画像の色合いが、やや暗い感じに見えます
↑終点、上総亀山駅。
木更津から1時間10分を要して、16時51分に到着しました。
↑上総亀山の駅前。
↑上総亀山。
列車は、約15分間の停留ののち、折り返します。
私も、それに乗って引き返すことにします。
↑車内はロングシート配置で、〝通勤型電車〟のよう。
↑久留里にて。
上総亀山からの〝帰り〟の列車は、夕方の時間帯だけ、木更津まで直通しないんやね。
久留里で乗り換えが必要です。
↑久留里のホームで待っていると、まもなく、木更津のほうからも列車がやって来ました。これは3両編成でした。
この列車が、ここで折り返し、木更津ゆきになりました。
↑木更津~上総亀山間を忍耐強く往復し、これにて、久留里線も走破完了です。
久留里から木更津へと戻る車内で、ついに日没…
空が、だんだん暗くなり始めました。 木更津には18時21分に到着。
内房線 (続き)
無事、久留里線にも乗り終えて、めでたし、めでたし。
日も沈んだことだし、これで本日の予定は完了ー、と言いたいところですが、まだ、〝内房線の続き〟が残っているというウワサが…
↑久留里線を終えて木更津に戻ってきた私は、引き続いて、内房線の蘇我・千葉方面ゆきに乗り継ぎました。
ちょうど、木更津18時31分発の総武・横須賀線直通の久里浜ゆきがあったので、乗りました。
( …っていうか、アンタ、またグリーン車に乗ったんかいな)( もう、これが楽しみやねん。缶ビール買って乗りましたわ)
↑で…、いつしか、列車は蘇我に着きました
木更津~蘇我 間の車窓は、正直、ちゃんと見てません! 完全に〝夜の車窓〟だったし。
でも、この区間に乗車したことに間違いはないので、内房線も「走破した」ということで、オッケーです
↑千葉駅に停車中。
↑夜の総武線を爆走中。 遠くにボンヤリ見える、縦長(背の高い)の白い光。
あれは、東京スカイツリー。(←でしょう?)
↑市川まで帰ってきました。
このあと、東京駅へは19時54分に到着。
朝は、品川駅で新幹線を降りたけれど、帰りは東京駅から新幹線に乗りました。
東京駅で一旦改札を出て、18きっぷの旅はここまで
みどりの窓口へ行き、今から乗る「のぞみ」の切符(指定席)を買い求めました。
直近の20時20分発「のぞみ261号」(新大阪ゆき)を頼んでみると、「もう、B席(三人掛けの真ん中)しか残っていませんが…」という返事だったので、これはパス。
次の20時30分発「のぞみ133号」(岡山ゆき)を尋ねると、これはまだ残席があるようでした。私はC席(三人掛けの通路側)にしました。
この日は、年度末の3月31日ということで、新幹線も混雑していたようです。
↑京都に帰り着きました。22時48分着です。
きょうもまた、長い一日でした
今ではほとんど見かけなくなった車両もあれば、最近でもあまり変わらないまま残っている景色もあり、感慨深いですね。
房総各線の209系は、先頭車がボックスシート付きに改装、中間車がロングシートのままとなっています。(8,10両編成は先頭車同士が連結されています。)
房総線区でも209系は一つの時代を作り上げましたね。
先頭車が、ボックス席改造なのですね。
確かに現地で、ボックスシート車両とロングシート車両が入り混じっているなぁと思った記憶があります。そういうことだったのですね。
コメントありがとうございます。