勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

118番、知ってますか?

2005-06-04 23:14:10 | Weblog
 「110番は警察、119番は消防。では118番は?」
ご存知でしたか? 僕、知りませんでした。

不法操業や密輸、密航など海上での犯罪の取り締まりや、海難救助、船の安全航行の確保などにあたる、いわば「海の警察、消防官」が所属する海上保安庁、つまり「海保」が118番なのだそうだ。
 
長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)で5月31日深夜、韓国漁船が立ち入り検査を忌避。乗り移った海上保安官2人を乗せたまま逃走する事態が起きた。
猛スピードで逃げ回る船に自船をぶつけて停止させる。海上保安官が操舵室まで乗り込んで、強引にブレーキをかける。
不審な船の取り締まりに当たる海上保安官たちが、最も緊張する場面の一つが、相手の船に乗り移る、この「強行接舷」だという。
今回、日本のEEZに入った韓国漁船に「ソンジャン、チョンソンハラ(船長、停泊せよ)」と対馬海上保安部の巡視艇は拡声器で呼びかけた。止まらない相手に強行接舷し、海上保安官3人が乗り込もうとした。しかし、うち一人は、深夜の真っ暗な海に転落。救助しているうちに韓国船は逃走し、両国の当局がにらみ合う事態となった。

               朝日新聞より抜粋

警察も消防も命がけの危険な仕事であることには変わりないが、この海上保安官の仕事も危険と隣り合わせの仕事である事には違いない。それにしてはこの「海保」の118番というのは、あまり身近でないだけに知らなかったので、覚えておこうと思いました。

ついでに最近中国との間でも問題になっている、排他的経済水域についても調べました。
排他的経済水域(EEZ)
 領海の基線からその外側200海里(約370キロメートル)の線までの海域(領海を除く)並びにその海底及びその下です。
 なお、排他的経済水域においては、以下の権利が認められています。
 1.天然資源の開発等に係る主権的権利
 2.人工島、設備、構築物の設置及び利用に係る管轄権
 3.海洋の科学的調査に係る管轄権
 4.海洋環境の保護及び保全に係る管轄権

2005.06.04